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2010年1月29日 (金)

今度こそ、自分のサッカー観

昨日は久々に録画してたサッカーを流し見でなく、

じっくり見た。

リバプールとウルヴス戦だったか。

冒頭からずっとリバプールは点を取れ無い気配が感じられ、

つまんない試合に当たっちゃったかなとすぐ感じた。

自分は元々プレミアのやたら速いだけのサッカーが好きでな

い。その上、自分自身が多忙・金欠で心に余裕がなく、

じっくりプレミアの試合を見るのは実は今シーズン初めてだっ

たりする。どこが強いのか、順位がどうなってるのか、

正直何にも解ってない。全く知らない。

ただこの試合を見てリバプールは大した事なさそうだと思っ

た。

ジェラードがトップ下に見えたが、窮屈そう。

4-2-3-1かな?1トップ&2アタッカーはプレイに入る直

前のポジション取りが全くなってない。

前半のあるシーンでボランチにボールがある瞬間、

前4人が横一列に並んでボールを待ってるシーンが見える。

それでどうやってギャップが作れるのか?

サッカーって結局はどうやってギャップを作って中にパスを送る

かのスポーツだと思う。

時間を作る概念・スペースを作る概念は結局最後にシュートを

撃つ場所と時間を作るためのものだと思う。

その為には絶えずギャップを作る必要があるかと。

トップ下の選手がボールをもらって引いたら、前の選手はその

タイミングで押す、すなわち前に出る。

右サイドの選手が縦に突破プッシュするなら左サイドは中に絞

るとか、あるいはサイドで引いてそこへFWの選手を送りだすと

か、右・左のサイドアタッカーが両翼になって仕掛けるなら、

FWは少し低い位置へ引いてギャップを作るとか、

引けば押す、押せば引く。

それは仕掛ける前の、そのプレイが始まる前のポジショニング

が大事でもあると思う。

まぁ何を書いてるのか読み返してみても解らんです。

相変わらず文作能力が低くて…。

でも右サイドが高ければ左サイドが低い、逆もしかり。

中が高ければ両サイドが低く、トップ下も低く。

両サイドが高ければ中央が低く、

ポジショニングのギャップが攻撃を作ると単純に思えば、

前が4人横イチ並ぶなんて考えられない、形なんかできっこな

い。リバプールの攻撃陣にベニテスの目が届いていないか、

ほったらかしなのか、いずれにせよ大した事ないと感じた。

退屈なのでそのまま寝落ちして後半になって目を覚ますと、

リバプールの攻撃が大した事なかったのか、やたらウルヴス

が元気に攻めてる状態に…、結局スコアレスドローで終わる。

日本代表の攻撃にも同じ問題が見える。

中盤でボールを回す間、前の攻撃選手の配列にギャップが無

い。これではいい攻撃の形は作れないなぁと思う。

4-2-3-1でワイドの選手が自分で前に出ないと右上がり

で左下がりや左上がりで右下がりの最初の形が作れない。

俊輔など自分が縦に突破できないから、カウンターのチャンス

でさえワザワザ後ろの内田に追い越してもらうのを待ってる。

内田の追い越しを待たないと攻撃の形が作れない、

時間かけるとカウンターにすらならない。

石川ナオに出番あるなと感じる。

前へ進むパワーが無くなった俊輔、

数年前なら動きが少なくとも、FWの欲しいタイミングでなくて

も、

それでも何とかラストパスは送れたので日本の誇る立派なファ

ンタジスタであったと思う。今の衰えた俊輔が残念でならない。

いずれにせよ日本代表の攻撃は人の配置が平坦でギャップ

が出来にくく、形を作るのが難しく見えてしまうのである。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

オシムさんの発言で「うまい選手が良い選手が走れば、

動けばさらに良いゲームが出来る」というのがあったのですが、

敬愛するオシムさんでありますが、自分は必ずしもそうだとは

思わないのであります。

むやみに動きまわる、ポジションチェンジを繰り返す、

次々後ろの選手が追い越して前に出て仕掛ける。

2人の選手がパス交換する間に、3人目の選手がスペースへ

飛び出す。

人もボールも動くサッカーは最高だと。

当然見る分にはエレガントで面白いのです。

弱いチームが工夫して強い相手と互角以上にやり合う為に、

集団がグループがそういったコレクティヴなサッカーを構築す

るのは大事だと思うのです。

しかし自分が今までのサッカー観戦経験から最強かといえば、

最強は集団のサッカーというより、

やはり個人・個人のサッカーだなぁと残念ながら思うのです。

すなわち相手チームの対峙する選手に競り勝てる、技術で上

回れる、体格で上回る、フィジカルで圧倒できる、

そんな相手より確実に個で上回れる能力が高い選手を、

11人揃えて、あまりポジションチェンジなどせず、

自分のエリアを責任もって受け持たせる解りやすいサッカー

こそが最強のそれだと思うのであります。

このサッカーは選手の質が大事です。

金がかかります。いい選手が多いんだから最強なのかもしれ

ません。しかし過去負ける要素が見えないような強いチーム

は必ずしも運動量の多いチームで無かったと感じるのです。

イメージでいうならJなら、

強いところでは鹿島が近いイメージで、それにミラーのジェフ

もそんな戦い方(戦い方だけですが・・・)でした。

他に山形が近いかと(山形はポジションがむやみに動かない

代わり、ずるずる下がってリトリートが多いです。

個人能力も高くないのでイメージはだいぶ違いますが、

自分のエリアに責任持たせるサッカーの形は継承してます)

プレミアなら一昨年のマンUなんか典型かと、

コレクティヴなサッカーの場合は追い越したりポジションを変え

たり、走る事で体力が失われ、

ある選手が前の選手を追い越しても必ずその元いたポジショ

ンを埋める替わりの選手が必要だと、

システマチックゆえにカバーが遅れたり、不慣れさで定期的

に守備に穴ができたり、

どうしても墓穴を掘りやすいのがコレクティヴなサッカー、

1人が走ると周りの選手も連動・呼応して走らなければならず、

×2人、×3人分スタミナを早く消費するのがコレクティヴなサ

ッカーだと。

美しく・エレガントなサッカーには儚さや脆さがつきまとう訳で、

必ずしも動きが多いのがどうしても強いとは思えない。

最高の個が揃ったビッグクラブのどっしり根の張ったツマラナ

イサッカーが実は強いんじゃないかと、

サッカー観戦では何度も感じてきたのであります。

仮面ライダー本郷たけしが、「ライダー・変身!」とかけ声を発

し、ライダーベルトのマークが開いて風車が見えた瞬間、

そのコンマ・何秒かは人間でも仮面ライダーでもない、

その瞬間がライダーの弱点だとそこを突かれ窮地に陥った事

が…、最終回の1回前での話であります。

ポジションチェンジをするという事は、チェンジ中の一瞬だけス

ペースが相手に丸見えで、私には隙だらけに見えます。

積極的には人が動かない超人たちの最強サッカーには、

そんな隙は大いにチャンスになるんでしょう。

ただそういう強者があまり動かず、1瞬の隙を狙うような一部

のビッグクラブが見せるサッカーは、

見るのが退屈だーという弱点があって、

こっちの弱点は観客にはかなり痛いですが…。

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コメント

こんにちは♪

>最強は集団のサッカーというより、
>やはり個人・個人のサッカーだなぁと残念ながら思うのです。

基本的には同感です。

最近では、うーさんも書いていらっしゃるように、Jでは鹿島、そしてプレミアではマンU以上にチェルシーがそんな感じです。


ただ、これはあくまで「強者」のサッカー。
ビッククラブしかできません。

弱いクラブで同じ戦術だと、退屈なだけでなく、「個」の力で負けた時点で終わりです。

逆にオシムさんのいう「人もボールも動くサッカー」は弱者の戦略です。
「うまい選手が走れば…」以降の真意も、日本の「うまい選手」は世界的に見たらまだ「弱者」という観点もあるのではないかと斟酌しています。

アーセナルなんて、まさにこのオシムさんのサッカーの具現化に見えます。
体格的にはそこまででもない「弱者」のスペインが世界一なのも、やはり「個」の弱点を補うためだと思います。


そういえば、光文社新書の「4-2-3-1」という本にありました。
欧州で戦術が発達したのは、南米に比べて「個」の力で劣るからだと。
「弱者」のサッカーこそが、戦術が発達する要因なのだと。

ある意味、「最強」でなくても他の方法でカバーできること、弱点があってもスペクタクルなサッカーを展開させられること、よーかい的にはそのあたりにサッカーのすばらしさを見てしまいます。

このあたりは、まさに人それぞれの「サッカー観」で、いろいろあって然るべきなんでしょうね。

違う価値観同士の戦術等のぶつかり合いこそが見ていて楽しいように感じます♪

投稿: よーかい | 2010年1月29日 (金) 11時21分

こんにちは。

オシムさんは全体の走る量も少ないということもおっしゃっていたようですが、それよりも日本の選手に注目してほしい発言が「パスを送ったら、バイタルエリアにスプリントすること」という発言ですね。

どうも、オシムさんは「パスを出した選手は、ボールの行方を見ながら、ゆっくり走るだけだ」とおっしゃっているようです。

「走る」っていうテーマは何が重要なのか難しいですが、日本選手には「・・・スプリント・・・」のほうに注目してほしいです。

あとはそのタイミングの見定めと、その前のポジション取りとかが重要なんですかね。

スプリントをタイミング良く繰り返せば、走行距離も増えるだろうし、重要なのは得点機が増えるのではないでしょうかね。

当然スプリントする前というのは、「緩急」の「緩」であって、「1試合平行線で走り続ける」のではないんでしょう。

ペース配分を意識しつつ、ボールを動かして「緩」から「急」へ、「人」が加速するタイミングを見定めることに、日本の選手は着目してほしいです。

投稿: うらら | 2010年1月29日 (金) 13時09分

こんにちは、よーかいさん。

コメント有難うございます。
よーかいさんの仰る通りなのです。
仰る通り自分も思ってきたところであります。

ただ、今回のエントリーは、どれだけ弱点を補う戦術が発展してこようと、
どれだけ時間が過ぎようと、
結局最強の個をバランスよく配置した強さには、
やはり敵わないのか、
勝てないのか、
そんな自分の無情観を綴ったものなのです。
90年代以降、大きく戦術は発展し、それを見てきましたけど、
今でも、やはり最強の個の集団は戦術を跳ね返してしまう。
戦術を使って戦う→動く→だから隙もできる→それが新たな弱点になる。
一昨年~昨年のマンUなんか、自分が見てきた歴代でも最強の1つのモデルでした。
勝てる要素が何一つ見つからない、
たとえバルサであってもイニエスタやチャビやメッシであろうが、アーセナルであろうが、チェルシーであろうが、
昨年、一昨年のマンUは勝てる要素が全く見えない決定的強さだと自分は感じてきたのです。
自分の人生振り返ってもそんな最強チームがいくつかありました。
そのどれもが複雑な戦術を使わない、
バランスよく選手を配置しただけの個のチームでありました。
戦術が発展することで術が個を超えられるか、
サッカーでそれを見るのが私の見たいテーマでもあります。
しかし、今なお術で個は超えられない、
そこに無情観みたいなものを感じてあげたエントリーなのですわ。

もっともあれほどの強さのチームって自分の中ではめったに出ないのでして、
チェルシーであろうと、バルサであろうと、アーセナルであろうとミランであろうと、その年に強いというチームであっても、
自分には何かしら穴というか弱点が見えていて、
ビッグクラブであってもそこまで無敵な感じがしないのが普通なのです。
あくまで穴の無い最強の個が集まったチームに戦術で勝てるか?
それが自分の見たいサッカーにおける永遠のテーマなんですわ。
諸葛孔明の策に乗らない、質・量で上、しかもバランスの良い陣立ての司馬懿仲達、それでも勝てるのかをみたい。
でも、やはり勝てないようだ。
そんな自分の無情観なのであります。
では!

投稿: weed | 2010年1月29日 (金) 18時23分

うららさん、こんばんは!
もしかして初めましてでしょうか!
なんだか初めての方が久しぶりなんで、
緊張しておりますよ。(←手に汗)

>それよりも日本の選手に注目してほしい発言が「パスを送ったら、バイタルエリアにスプリントすること」という発言ですね。

自分もパス&ゴーが日本選手に足りない部分だと前から感じております。
バイタルでなくてもパス&ゴーは必須。
例えば低い位置からビルドアップするのに、
ロングボールで中盤省略する以外は、
ショートパスを繋がないといけない訳で、
パスをして即走り出さないと、しかも出し手と受け手以外の第三者含めですが、
走らないパス廻しは選択肢が少ない、
特定選手の足許から足許にしかならずで、
リードしてる場面は足許から足許でまったり落ちつかせればいいものの、
それ以外ではパス&ゴーしないと形が作れないのですが、
Jでもパス&ゴーが習慣として身に付いてない選手が多いと感じて、
最初の組み立てから全くうまくいかないチームも時々散見されるのが残念です。
ましてバイタルではパスを出す人、受ける人で区別するようなプレイは単調そのもの、
やはりワン・ツーでリターンもらってシュートが基本であり、
ワン・ツーのあとシュートに行けない時に3人目にパスしてシュートもやはり基本だと、
ワンのあとツー・スリーを逆サイド経由でラストパス受けてシュートもやはり基本だと思うのですが、
いずれにせよパス出し後のダッシュは必須だと私も思います。
ご指摘の通り、ダッシュしない選手が確かに日本で多いと感じてきました。
当たり前のプレイなのに出来てない、
ナカタにせよナカムラにせよ狙いすましたパスを出して行方を見てるだけ、
それについて疑問に思わない観衆、
オシムさんの指摘は仰るように当たり前だと私は思うのですわ。

>あとはそのタイミングの見定めと、その前のポジション取りとかが重要なんですかね。

仰る通りです。
どこからそのプレイを始めるかでプレイの効果がだいぶ変わって来ると思うのですが、
プレイを始める前に次の展開を予測して、自分の最初のポジションをイメージして修正しないといけないと思うのですが、
その時間を合間の休憩タイムにして考える事が、思考が止まってる選手もやはり多いなぁと思います。
これもオシムさんが指摘してる部分だと私は解釈してるのですが。

>ペース配分を意識しつつ、ボールを動かして「緩」から「急」へ、「人」が加速するタイミングを見定めることに、日本の選手は着目してほしいです。

そうですね、そういうサッカーであってほしいです。

コメント有難うございました。
どうかよろしく願います。
では!

投稿: weed | 2010年1月29日 (金) 21時25分

返信ありがとうございます。
とても勉強になりました。
また、blog見に来ますね。

投稿: うらら | 2010年1月29日 (金) 22時14分

おー、うららさん、再訪有難うございます。
>とても勉強になりました。

とんでもない、うららさんはサッカーに詳しいご様子、
自分はちょっとオタク的かもしれませんし、
文作能力が決定的にアレorz なんで、
面白くないかもしれませんが、
いつでもお越し下さいませ、歓迎します。
本日は有難うございました。
では!

投稿: weed | 2010年1月30日 (土) 00時26分

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