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2010年6月

2010年6月29日 (火)

ワールドカップ、サッカーのトレンド、岡田ジャパン、オシムジャパン、ドイツ、チリ①

ワールドカップ、おもろいですなぁ。。。

毎日サッカー三昧、

といっても元々普段からそういう生活を長年してきてる自分は、

特にワールドカップだからといって見る試合数が増えたとかは

ないですわ。

昨日はチリがブラジルに完敗でした。

3つ前のエントリー、チリのサッカーとスロベニアのサッカー

書いたとおり、中2日の連戦ではチリの常にエネルギーを大

量消費するプレッシングサッカーはやれません。

省エネ時代に相応しくない、非効率なサッカーに感じ、

疲れた体で相手がブラジル、やる前から結果が見えた試合

だったというのが自分の感想であります。

5-0や6-0もあるかなと思ってました。

試合後のオシムさんがエネルギーを大量に使うサッカーは、

連戦になればいつもと同じ事はできないと、

先のエントリーで自分が書いたのと同じ事を言ってたのが印

象的でありました。

プレッシングを前面に押し出したサッカーというのは前にも書

きましたが、やはり時代遅れに思うのです。

日本代表の次期監督にビエルサという声が上がってるらしい

ですが、自分はそれだけはやめて欲しい(笑)。

オシムさんやポポビッチさんのコメントからも伺えたのですが、

自分も深く同感で、彼らはオランダのトータルフットに起源する

プレッシングサッカーが相当嫌いなようで(笑)、

オシムさんとポポさんがちょっとあのサッカーを見下したよう

な態度にさえ感じた、それがさもありなんと見えた自分です。

ポポさんはチリのサッカーに何の美しさもないと切り捨ててま

したが、自分は以前書いた事がありますがポポビッチさんに

次の代表監督をやってもらいたいと思ってる人間で、

大分で見せた大きな全体布陣でトライアングルを作るやり方、

パスを基調にする美しいサッカーはまさに日本向きのサッカ

ーだとオシムの後継だと思ってるのですが、

話を戻して、自分もプレッシングサッカーは退屈で面白くない。

それは狭い布陣によりプレイエリアを限定する戦術であり、

人が密集するだけパスが綺麗に回らず美しさを感じないから

です。

かつてACミランがサッキ時代に強かった頃、FWからDFまで

30mほどしかない狭いエリアでひっきり無しにボールを奪い

合うゾーンプレスのグダグダした試合展開にうんざりした記憶

があります。

今のすぐ寝落ちする年寄りな自分なら爆睡必至(笑)のプレス

サッカーには何のカタルシスも感じず、

美しさや面白さが見えないのです。

でも他方でゾーンプレスの効果については確かに認めるもの

ですが、

でもエンターテイメントのサッカーで、

日本代表の試合で試合時間じゅう密集して相手ボールに群が

る昆虫のようなあれを見せられたらたまらんなぁと思う自分で

あります。

自分は守備サッカーも好きですけど、守備には守備のエレガ

ントさのようなものを求めたいと感じるのです。

スポナビのサイトを見渡すと、オシムさんが今も監督でチリの

ようなサッカーをして欲しいとか、時々そんな文章を目にする

のですが、オシムサッカーとチリのビエルササッカーは対極に

あるサッカーだと、オシムサッカーについてナンセンスな捉え

方をされてる方もいるようです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて日本代表です。

岡田さんもプレッシング大好きな監督さんだと自分は認識し

ており、

以前は前の高い位置でプレスをかけて高い位置でボールを

奪ってというサッカーを標榜されていたわけですが、

そのサッカーがグダグダで批判も多かったと、

実際自分も面白みのないサッカーで、岡田さんには辞めて欲

しいと思ってた人間であります。

ただ日本のレベルは以前からこのブログで書いてますが、

欧州10位相当のレベルにはあると、

自分はずっと日本代表のレベルを低く見積もったことはない

のです。

日本の選手は体こそ小さいものの、小さいがゆえに俊敏性と

長く走れる走力があります。

また、ほぼ同一民族ゆえに意思の疎通も図りやすく、連携の

取れたサッカーも出来るはずで、

だから上記の特徴を活かして良いシステム、良いサッカーが

表現できる指導者が必要だと、1対1などバラバラな戦いでは

体が小さい分、システムが悪いと欧州勢やアフリカ相手には

分が悪いと、日本の能力の発揮には指導者がとても大切だと

思う自分であります。

そんな日本に岡田さんはというと、ベスト16に進んだ今でも

日本サッカーの未来へのビジョンという意味で相応しいとは

思っていない監督なのであります。

ただし現在のやり方でベスト16という自信を得る結果を出せ

ているのは素直に素晴らしいと思っております。

では現在の代表のサッカーはどんなものかというと、

Photo

↑のように、以前の代表のサッカーは4-2-3-1という比

較的縦に長い布陣で、前からプレスという掛け声もあって、

ピッチ全体の広い面積で、色々な場所で様々な選手が相手

に対してプレスをかけまくり、走りまくりで守備をしていたと。

これではいくら走力のある日本の選手といえど最後までもつ

訳が無いのでして、昨年のオランダ戦のように後半には疲

れて終わってしまうのが当然で、プレスをかけるのにボール

を取るエリアを限定しないやり方はちょっとありえないと。

プレッシングするにしてもエリアを決めないと広範囲に選手が

いるので人的密度が薄く、守備力は上がらず無駄走りに終わ

る事も多いと。

それがワールドカップの大会に入ると現実的なやり方に変え、

Photo_2

↑の簡単な図のように一度自陣にリトリートして引いた状態で

守備でプレスをかけるエリアが青いラインの範囲内に限定され

たことにより、現在日本の守備は破綻しにくくなったと、

絵が下手で実際は図より低い自陣に密集する布陣となってお

り、短距離だけ走るプレスでよくなった事で、

試合の最後までプレスする体力がもつようになり、

守備が安定したのが日本のベスト16に繋がった大きな原動

力になってると思います。

以前に三角形とダイヤについて書きましたが、

中央では本田を頂点に遠藤と長谷部がブロックを作り、

さらにその後ろから阿部が掃除する、

あるいは阿部が相手と対峙すると、前から遠藤や長谷部が寄

せて奪う、あるいは阿部が突破されてもすぐに中澤やトゥーリ

オがカバーに入って奪う、

遠藤や長谷部を頂点にする後ろにもダイヤがあり、

遠藤が抜かれてもその後ろのカバーが充実、

ボールホルダーと対峙した時は阿部や大久保がプレスをか

けて奪う、

相手がサイドから来た時は、例えば日本の左サイドからの攻

撃には長友が応対し、大久保が下がってプレスをかけ、

中澤がドリブルコースを切り、中澤のCBの位置には阿部が

ポジションを埋め、遠藤はパスコースを切りながら詰めるとか、

人的密集度が高く非常に強固な守備でありました。

このあたりの守備組織は岡田さんは守備の人だけにしっかり

したものだと、

代わりにでは攻撃はどうするのかといえば、

結局両翼の松井と大久保の自分でドリブルで仕掛けられる2

人頼み、本田のポストから松井へとか、

松井から折り返して本田へとか、

3人で何とか攻撃して来いというやりようは、

例えば両翼の松井と大久保にマンマークを付けられたらどう

か?とか、攻撃の手段そのものがなくなりそうですが、

3人でなんとかしてこいというのも、あまりに攻撃放置なやりよ

うだと感じる自分です。

守備は確かに手堅いですが、これからこれが日本の継承す

べき戦い方のスタイルだ!

とかなったら、はっきり言って嫌ですなぁ。

グループリーグではいいですが、決勝トーナメントでこのやり

方では少々つまらん、と、

おっと書くのに時間がかかり、仕事で出かける時間になりまし

た。

この続きはまた後日にでも…。

ところで最後に大会を連日見て、

今のところモダンなサッカーをしてると感じるのはドイツです。

優勝はドイツとブラジル、

少し遅れてスペインが続くと予想しておきます。

ユーロの時からドイツのレーブ監督のやりようはモダンな現代

サッカーのトレンドに沿ってると、そう感じてた自分であります。

ユーロの時より内容が熟成されてきた感じがしており、

今のドイツは美しさと強さを感じるサッカーだと。

ではそのトレンドとは何ぞや?というのを書こうと思ったら、

時間が無いので次回にでも・・・。

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2010年6月26日 (土)

続・weedの挑戦!さらに1週間経過。

昨夜はワールドカップの日本の勝利!

グループリーグ突破!

本当に嬉しくて、嬉しくて、

思えばあのドイツのオージー戦、ブラジル戦…、

いや、やめておきましょう。

とにかく良かった、日本のサッカー、

これで本当に日本にサッカーが根付くのが完全に確定したよ

うな気がします。

自分達の日本のサッカーに誇りが出てくる、

そんな歴史が1つできた。

そんな意味のある突破だと感じます。

サッカーの無い時代に産まれ、

日本でもプロのサッカーの試合が見たい、

そう若い頃に願ってきただけに、

もっと日本のサッカーに関心が深まれば、

そしてその契機になる試合に勝ったという意味で、

とても嬉しいゲームでありました。

スカパーではオシムさんが、

あれはこみ上げるものを抑えてるように見え、

泣くのをぐっと我慢してるような感じに見え、

目が充血してて、

それでいて言う事はいう、そんな厳しいコメントをしながらも、

代表への愛情溢れる表情で、

自分はそれでウルウルきました。

ツンデレでやんすなぁ、オシムさん・・・。

さて、祝いじゃ祝い、祝杯じゃぁ~~~!

と・・いきたいところですが、自分は低カロリー食を摂っての

減量中だったのですな。

こんな日ぐらいぃぃ・・・すげー無念。

さて前のエントリーで書いた低カロリーな食事による減量です

が、さらに1週間経過で、6月24日の体重はついに91kg台

に突入、とりあえず100kgの大台は回避しました。

6月10日(木)97kg→17日(木)93.5kg

→24日(木)91.7kgの変遷です。

今回は1週間で-1.8kg。

数値的には小さな減り具合になってきましたが、これからは

こんなものかと。

まずは2週間で-5.3kg達成しました。

ここからは1ヶ月で2kgずつ程度しか減らないと思われ、

目標の74kgは9ヵ月後を予定してる自分です。

ところで昨日の献立は、

アサリと三つ葉と麹味噌の味噌汁。

イカとタイの刺身、

ロースハム、白菜、もやし、しいたけを、

中華風旨みダシのレイパーと塩、胡椒、醤油で味を整えた

野菜炒め、

卵豆腐などです。

そして今日の献立は冷奴、カニクリームコロッケ、辛子明太

子、いかなごの釘煮などでした。

ちなみに昨日スーパーへ買い物に行った際、

ケーキやカステラ、饅頭などが売ってる甘いものコーナーに

て、脂汗が出て甘いものへの禁断症状が発症するという、

はじめての体験をしました。

心の中で「あ~~~食いたい、く・食いてぇよぉ・・・」と思った

ので、心がストレスを感じてるようなので自分にチーズケーキ

1つだけ許して、久々にお砂糖入りのモノをいただきました。

あまり我慢して精神的に抑うつするとリバウンドや拒食症が

怖そうなので、

まぁそんなわけで、

とりあえず減量にまだ頑張ってる自分であります。

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2010年6月21日 (月)

weedの挑戦!!戦えメタボおやじ・・・

えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!

何がえらいことかというと、

た・た・体重が・・・

2週間ほど前、やたら唾液や口の中が甘い謎の味覚障害

に襲われた管理人です。

同時に下半身全体に神経痛のような症状も…。

口の中の甘さはちょっとクリーミーで、クリープをそのまま食

べたような味でした。

自分は大阪に住むのですが、大阪や神戸、京都などの近畿

は意外と昔からパンの消費が高い地域で、

自分も大阪人らしくパンが大好き!バターとか発酵バター大

好き!

自炊で生クリームも良く使うし、チーズも大好きの乳製品&乳

脂肪大好き人間なのであります。

自分は年齢が上がり運動能力はじめ体の機能の衰えを感じ

る昨今ですが、不思議と味覚だけは年々敏感になる、

舌がどんどん肥えていく感じで、旨い物が大好きな貧乏食通

化してきた自分を感じるこの頃です。

そのツケでしょうか、年々メタボがひどくなり、

体重は増加に次ぐ増加の一途!!!!

近年自分はついに醜いブタ野郎になってしまいました。

ブタ野郎なんですよ、ええ。

ジョージ・クルーニなんて嘘なんですよ、ええ。

うそつきの狼少年なんです、自分・・・。

(↑おっさんのクセに少年というのもどうか、書いてから気が

つくw)

さて最初に戻って自分が体調を悪くする目安としてた危険数

値93kgを大幅に超えだした最近、

一気に大台が近づいてきたのであります。

そうです百貫デブの世界です。

100kgという未知の世界へようこそ ( ̄▽ ̄)ニーハオ

さて話を最初に戻して、口の中が甘いのは、

もしや乳脂肪が脂肪肝で弱った肝臓にてきちんと代謝されず、

血管の中を血液とともに全身を回っているからでは?

という妄想なんですが、可能性の高い予想に行き着き、

冒頭の神経痛といい、このまま何もしないと本当に命が危

ない!

突然ですが身の危険を感じ出したのであります。

さて6月10日(木)、風呂屋にて入浴前に体重計に乗ると

100kg手前の97kgジャスト!

風呂上りの自分は厚くかぶった脂肪が体を火照ったままに

し、いつまでも熱気が抜けず顔が赤ら顔状態。

これを巷ではヒートアイランド現象とかいうらしいですが(嘘)、

いかん、急速に豚の世界へこんにちは、

ただ豚の割には昔取った杵柄、これでもディスコダンスが踊

れて、ジジーとは思えぬ、か~るいフットワークなのですよ、

な~んて言っても負け惜しみか・・・ orz

パパイヤ鈴木みたいなもんか・・・orz

とにかくこのままでは命が危ない!

とにかく体重を減らそう、

てなわけで現在本格的な低カロリー食によるダイエット実行中

なのであります。

自分は小学校1年生から火を使い自炊してきた人間です。

ぬぁんと自炊歴42年!

一人暮らしを始めてからの完全自炊で計算しても自炊歴

32年!

だから若い娘さんのように食べないで痩せるとか、そんな浅

はかな素人ではないのです、というと玄人なのかというツッコ

ミは置いといてw。

ちったぁ食に関する知識があるのですぜ。

しっかり食ってやせるぜ!

これですぜ、これが大人のダイエットメニューってもんで。

まず太る原因というか体の脂肪になりやすいのは、

文字通り食材では脂肪と砂糖です、コイツを何とかしたい。

でんぷんは摂っても案外脂肪に変わりにくい。

ただし動物性脂肪は免疫にかかわるのでゼロにするのは健

康に良くないのです。

で、まずコーヒーは普段ブラックで飲むのですが、インスタント

は不味いのでインスタントの時は今までクリープや砂糖を入

れていたのを、

クリープはやめて糖分はカロリー3分の1のスリムアップシュ

ガーに変更。

最近は人工甘味料を使った飲み物や甘味料が多く出てます

が、甘味料は体に良くないものが色々あるので取りすぎに注

意です。スリムアップシュガーはとりあえず砂糖が主原料と

いうので使ってますが、こいつもどれほど体に良くないのかは

自分はべつにオタクでないので謎なんですが…。

そして食材です、

限りなくゼロカロリーに近い食材といえば、

イカ、タコ、貝類。

これらは質の良いたんぱく源でありながら、カロリーが殆どな

く海のものゆえミネラルが豊富です。

(とはいえミネラルも摂りすぎちゃダメだぁ)

同じくキノコ類、キノコの仲間は0カロリーな食品ですが、

キノコとか植物には多いのですが、

日常食用とされてるものでも、全く無害という訳ではないの

で、いくらゼロカロリーでも集中して同じものを採ってはいけ

ないのです。

例えば火を通さないマッタケは中毒の可能性がありますし、

少し古くなったシイタケも良くない、シイタケは日持ちしないの

で色が少しでも変色し始めたら食べないのが良いです。

中毒の可能性があります。

(これは例えが悪いですね。失敬!)

キノコとか野菜とか、彼らは動物や昆虫に自分の体を食べら

れたくないので、何かしら有毒な成分が入っているものも多

いのです。

でも大きな人間が体を壊すのは相当量食べる必要があるし、

そこまで同じものを食べないし、

アク抜きや毒抜きで食べられる状態にして食べる物も多い

わけで、ようするに同じ食材ばかり食べるのが体には良くない

のだと、

でも食べながら痩せるには、キノコや野菜にかかる比重が大

きくなりそうなので、同じ食材を繰り返さない事を念頭におい

て使います。

そんなこんなで献立色々、

動物性のものも摂らないと体に悪い、という訳で一番低脂肪

な鶏を使っての水炊き、自家製ポンズでいただくとか、

ささみを使っての蒸し鶏、自家製ゴマダレでいただくとか、

魚はやはり白身や川魚がカロリーが低いので、

ハモの吸い物、アユの塩焼き、タイご飯、タイの潮汁、

海草もほとんどゼロカロリーですが、ヨードが多いのでこれも

摂り過ぎ注意で、味噌汁の具や、タコやワカメとキュウリなん

かと一緒に酢の物にして、それから高たんぱくの豆腐も、

大豆系もあまり大量に摂ると体に良くないのは色々あるので

すが、

ここでは省略して、白菜、キノコ類、春菊などと湯豆腐にて、

魚介類は比較的低カロリーなのでエビや三つ葉、鶏肉の切れ

端に貝類を使っての茶碗蒸し、

余談ですが貝類と春菊の味の相性は絶妙ですな(はあと)

他にもカロリーの低い山芋やワサビとともにザルソバやソ

ーメンをお昼にいただくとか、

少しだけカロリーを許して豚肉少々にウズラ卵、チンゲン菜、

白菜、キヌサヤ、人参などと八宝菜作るとか、

他にもご飯のお供にジャコ系の垂水名物イカナゴ煮やキム

チなど、

タコはタコシャブや刺身で、刺身といえばイカ刺しとホタテ貝

柱とか、こんにゃくも0カロリーゆえ刺身でいただくとか・・・・、

そんな頭ひねって献立を作り、

ご飯は1日茶碗2杯までという自分との約束を決め、

もともと晩酌の習慣はないのですが酒も当然飲まないと、

そんな事をやりながら・・・・、

1週間後の6月17日(木)、

前回と同じ風呂屋で同じ条件で体重測定、

前回の97kgから1週間での変化はというと、

なんと93.5kgまで-3.5kg落ちました。

そして今日現在92.5kgで順調に落ちてる状況です。

とりあえず目標は74kg、そこまでは落としたい。

甘い味がする味覚障害と神経痛は治まりました。

今日4.5kg減量した分を実感する、車道と歩道の間の柵を

足をひょいと上げてまたいだ時、

軸足のつま先が軽々宙に浮くようになり体重減少を実感。

小走りすると勝手にボクサーのような膝下のフットワークが利

いた感じになりだしました。

リバウンドしないよう頑張らなければ、

ここから体重減少速度は少しずつ鈍化してくると思われるの

で、ある程度体重が減って、膝に負担がかからなくなったら

次は運動にて減量しようと、

醜いおっさんですが、強い決意みなぎるこの頃なのでした。

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2010年6月19日 (土)

チリのサッカーとスロベニアのサッカー

ワールドカップの録画を見るのが、

時間なく、最近遅れ気味な管理人です。

やっとスロベニアの試合を見ました。

キーパーを除くと選手個々のレベルが低いなぁ。

でもスロベニアのサッカー、オシムさんがお薦めとか。

ベンゲルさんもスロベニアを過小評価しすぎだとコメントしたの

を見た事があります。

ちなみにユーロ2008の前にもオシムさんがスロベニアのサ

ッカーを押していたのを覚えています。

オシムさんが何を見せたかったのか、何がお薦めなのか?

自分はスロベニアの試合を見てすぐに解りました。

オシムさんの考え方に近いサッカーだと、

オシムサッカーの特徴を前に書いた時、

自分は大変重要な事を書き忘れておりました。

日本代表でのオシムさんのサッカーの大きな特徴は選手間

の距離が大きく、ピッチをとても大きくワイドに使う!

選手間の距離が通常より3~4mは遠かったでしょうか。

そしてベンゲルさんのアーセナルでのサッカーも、バルサの

サッカーも、それに少しですが近い印象があります。

選手間の距離が遠いから強めのパスをビシビシ通しやすい。

なぜなら受け手が距離がある分、パスが来るまでの時間の余

裕があり反応しやすく、トラップしやすい為で、

逆に相手側にしてみればパスを回されれば守備での移動が

大きい。人的密集を維持しにくく、

これにサイドからサイドへのチェンンジやスペースへのフリー

ランニング、3人目の動き、裏への飛び出しなどを混ぜられれ

ば、選手間の距離があるだけに、守備でついていくのが大変

だと。

スロベニアの守備を見て、オシムさん時代の代表の試合を見

てもそうですが、大きくワイドな布陣ゆえ、

守備ではまず奪われた直後のディレイが肝心で、

それから中盤でボールのある所でだけ、素早くコンパクトで小

さなブロックを作り、

その小さなブロックとその後ろのカバーリングを徹底重視した

守り方が大きな肝になっているのが特徴で、

一見守備は脆そうですが、実はカバーがしっかりしていれば

充分守備は堅い。

しかも選手がワイドに拡散してるので、相手守備から離れた

フリーの選手も出やすく、奪えばすぐに攻撃に移れる。

自分はこの守備スタイルを実にモダンだと感じてたのです。

反対にチリのサッカー、すなわちパサレラのサッカーです。

実はチリ戦はまだ見ていないのだけれど、

見なくても大よそは見当がつきます。

3-4-3を基調とした、前後がコンパクトな布陣だろうと、

前の選手はボール狩り(フォアチェック)にいそしみ、高い位置

で奪ってそのまま攻撃する。後ろは人的密集を高める為に高

いライン設定を引く。ボールを失えば、その瞬間すぐに相手ボ

ールホルダーにプレスをかけまくり、隙を与えず奪う。

3-4-3から連想されるように昔のオランダのトータルフット

ボールの流れを汲むやり方だろうと。

ポジションよりスペースの概念で、3-4-3の4の両サイドウ

イングが果敢にサイドを攻め上がり、サイドをケアするため、

相手の守備がサイドに寄ると中や逆サイドにスペースが生ま

れ、そのスペースを突くという考え方もオランダ流だと。

これは今の4-2-3-1に変わったオランダ代表でも得意と

してるピッチをワイドに使う攻撃と源流は同じです。

そして両ウイングはワイドに張る事で、相手の守備もワイドに

分断させる狙いもあります。

このやり方、1つの試合においてはとても強いと自分は思う

のです。調子の良いときには何もさせないぐらいチェックが

速く、攻撃への転換も速い!

後のゾーンプレスにつながる系統の考え方だと。

しかしオランダはワールドカップで優勝できてません。

ビエルサ監督も名将と言われる割に、めぼしき結果を残せて

ないのが結果です。

オランダに関しては結束力とか、ここ一番に弱いとか、

色々言われてきましたが、

自分の感想ではこのトータルフットの系譜のサッカーは、

連戦になってくると、選手が消耗してくる。

連戦が続き、ピッチの誰かがいつものように動けず、

そして穴が出来て、ギャップを突かれていつものように敗れ去

る。

自分がこれまでサッカーを見てて、コンパクトな布陣のサッカ

ーは確かに効果的なのだけど、

人のスタミナというヒューマンファクターを無視したサッカーだ

と、

1つの試合には強いけど、

規律を重んじ、自由を制限し、連動して動き続け、プレッシャ

ーをかけ続けるサッカーは、自分にはとても古いクラシカルな

ものだと、そんな風に映るのです。

だからといってあのスロベニアの個人能力の低さでは、

あのモダンなサッカーが泣くわと。

昨日のアメリカ戦、あれは勝たないといけない試合でした。

そしてチリは初戦良かったようですが、

チリの本当の戦いはこれからだろうと考えています。

敵は相手ではなく人ではなく、スタミナだと。

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ワールドカップ、アンチ・フットボール、5バック

本来ならワクワクして全部の試合を見るワールドカップ!

しかし今は私生活がうまくいってない。

経済的にカツカツ、仕事がギリギリ、

泣く泣く見られない試合も多い。

初めてのアフリカ開催ワールドカップ、

欧州でも南米でもない第三のセントラルな地域でやるワールド

カップは楽しみです。

なぜなら欧州や南米などのホームもしくは近隣国有利がない、

本当に強い国が解るからで。

本来なら日韓大会も第三のセントラル地域大会になるはず

だったのに、韓国&審判問題で何かぶち壊しになった気が。

欧州は内弁慶というか、欧州開催でしか優勝できてない、

ブラジルやアルゼンチンが南米以外の大会で優勝してるのを

考えれば、欧州の強さはホームの空気や笛により、

幾分実力が過大評価され、かさ上げされてる気がする。

欧州中堅国レベルなら、今のサッカー勢力図ではいつでもア

ジアや北米、アフリカに負けて取って代わられてもおかしくな

いほど、最近のサッカーでは実力差が拮抗してると感じます。

さて最近見た中で印象に残った試合では、

スペイン対スイス

ブラジル対北朝鮮

日本対カメルーン

アルゼンチン対韓国など。

上の2つスイスと北朝鮮は5バックでした。

5バックは以前1月にこのブログで理想の日本代表のフォーメ

ーションを書いた事があって、

希望のA案と現実的なB案の2つのフォーメーション図を書い

た時にB案で自分も対オランダや現実性をみて5バックを推し

てます。

スイスの5バックは

守備時に5-3-2に見え、

北朝鮮の5バックは

守備時に5-4-1に見えたが、どちらも同じような思想の5バ

ックだったように思う。

例えば北朝鮮の守備時はこんな形に見えました。

        FW

   MF MF MF MF

  DF DF DF DF DF

例えば左サイド(ブラジル右サイド)からサイド攻撃された時、

左側2人のDFがサイドに出て相手サイドアタッカーの蓋をし、

左のMFとの3人での連携で数的優位で囲んで奪う。

その時残り3人のDFが中央にスライドしてきて普通の3バッ

クで中央を固め、その前には3人のMFラインで守備ブロック

をつくり、2列のラインブロックが中央をかためるという強固な

もの。サイドも中も何重にも人垣があり、これは本当に堅い

守備陣形になります。

勿論左でなく右サイドからでも同様で、右側2人のDFがサイ

ドに蓋をし、残り3人が中央で3バック、MFは右の選手がサ

イドでボール奪取にアタックし、残り3人のMFが中央を固め

るというもので、センターサークルより前ではプレスはかけず、

相手のボールホルダーが自陣10mぐらいに入って来てから

そこから先にはいかさないぞとばかりに激しいプレスをかけ、

奪えればすばやく前のFWへ、FWチョン・テセのポストに

2列目選手が1人、2人、猛然と前へ走り出しカウンターをか

ける。

繰り返しますが、これはかなり堅くリスクの少ない守備陣形で

す。

スイスもスペイン相手に同様のやり方でした。

この5バックは2年ほど前、スペインのどこかの下位チーム

がリーグ戦のある試合でやってるのを見て、自分はその実効

性に目を見張り、印象に残っているのであります。

さすがのブラジルも、もしマイコンの角度の無い厳しいコース

のシュートが決まらなかったら、

あの試合はどうなっていたか?

あせりも出てきて、引き分けや、もしやの大金星もありえたと

思ってます。

北朝鮮は見逃がされがちですが個人個人の技術がかなり

高く基礎技術が正確なチームです。過去の東アジア大会な

どを見てもそれは解るはずで。

ただ、それでも勝つのがさすがブラジルたるところ。

でもスイスは優勝候補スペインを撃破!

そして韓国はアルゼンチンと戦い点数こそ4-1で負けたもの

の、この試合で興味深かったのは技術ではアルゼンチンが上

だったものの、走力では韓国が上だった事と、さらに高さでも

韓国が多くの場合競り勝っていたという事実。

前半あまりにアルゼンチンをリスペクトしすぎてというか怖がっ

て引きすぎて、

スローでテクニカルなアルゼンチンのペースに付き合いすぎ

のまま2失点だったのが敗因だと。

もし前半からフォアチェックをかけ速い展開に持ち込めていた

ら、相手の足が止まる試合展開だったら、

試合の結果が逆であった可能性のあるゲームに思いまし

た。実際後半のハイプレスとサイドからの韓国の走力いかし

た仕掛けにアルゼンチンの足は止まり、最終ラインが混乱し

てるシーンも見られたわけで。

ただ興味深いのがその後のアルゼンチンのやりようで、

韓国に押し込まれ分が悪いと感じると、一気に引いた守備的

布陣にチェンジし、カウンター一閃を狙っているのがミエミエで

した。韓国が1点を返したあと、調子に乗って攻勢に出たあと

に見事にカウンターが2発炸裂!

カウンターに備えた守備が充分でない韓国の経験不足や守

備選手の戦術眼と全員の意思が一致し、引いて守ってカウ

ンターを狙う意思統一がすぐに出来たアルゼンチンのインテ

リジェンスの差、これこそ経験の差とか、したたかさというも

のかと。

しかしガチンコでやれば充分互角以上にやりあえるものは韓

国の選手には実感できたはずだと。

実はそれほど実力差はないのだなと。

アルゼンチンの試合を見て、自分はアルゼンチンの優勝は無

いな!とも思ったのでした。

走力と比較的身長のないアルゼンチンだから高さでも韓国が

勝っていたぐらいだから…。

そしてやはりアジアのチームの強みは走力だと、

そんな事を自分は再認識したのであります。

さて我が日本代表も攻撃を殆ど放棄した守備一辺倒に近い

やり方で、わずかなチャンスで得点をあげ、カメルーンに勝利

しました。

しかし冷静になって後で考えると全く攻撃の形は出来てなか

った。

今までの走力をいかしポゼッションにこだわるサッカーを完全

に捨て去った形です。

試合後のオシムさんは嬉しそうでなかった。

苦虫を噛み潰したような表情が自分には印象的でした。

そしてスペインにスイスが勝った時には八つ当たりのような言

動で試合とは無関係のコンディションの話やただ守備を固め

るサッカーへの苦言が続き…。

スポーツライターの二宮清純さんは

コラムにてプロアクティヴ型のサッカーを捨て、リアクティヴ(現

実対応型)のサッカーを取ったと、これは日本代表の勝利で

はなく岡田監督の勝利だと苦言を呈し、

同じく金子達仁さんもこれはアンチフットボールだと、

繋げるところを繋がず、ひたすらクリアしたのみだったと同様

な苦言を書いてるのを見ました。

自分も同様の考えであります。

オシムさんの不機嫌の理由は自分が思うに多分次のような事

ではないかと。

現実に対応して、ひたすら守りを固めるサッカーは先に述べた

5バックのように数日前からトレーニングすればすぐに使える

付け焼刃の戦術サッカーだと。

次の相手、その次の相手にも同じ事をするのかと。

いったい日本のサッカーのスタイル、あるいはスイスのサッカ

ーのスタイル、あるいは北朝鮮のサッカーのスタイルとはなん

ぞや?と。

一方敗れたカメルーンもスペインも、あるいは勝ったけど苦戦

したブラジルも、全部自分達のスタイルがあります。

それは長年にわたって根付いたサッカー文化を背景に、時間

をかけてチーム作りしながら多くの指導者たる監督と選手とで

作りあげ練り上げてきたその国の伝統スタイルだったり、

何年もかけてチーム立ち上げから掲げて作りあげてきた、

そのチームが持つ個性やインテリジェンスに富むサッカーだっ

たり、いずれにせよ時間と年月をかけたサッカースタイルが、

わずか数日付け焼刃で練習した穴倉に閉じこもってひたす

ら攻撃を跳ね返すだけのサッカーに負けてしまうと、

皆が皆、全てのチームがそれをやってしまえばサッカーなど

全く面白くないスポーツになってしまう。

今年はチャンピオンズリーグで守備的なインテルが勝ちまし

た。守備的なチームが勝つ傾向を感じます。

そして日本代表です。

オシムさんが言いたいのは、そんな付け焼刃の守備サッカー

しか出来ないようでは日本の代表に、日本という国に、

自分は何もスタイルを残せなかったと。

日本戦のあとのオシムさんはきっと寂しかったのだろうと、

残念だったのだろうと、そんな事を想像する自分です。

日本はワールドカップに出るのが今回で4回目です。

世間の声を聞くとまだまだ日本サッカーは初心者、

ヨチヨチ歩きのようにみなす声の多いこと。

ではポルトガルは?彼らは今回で5回目です。

カメルーンは確か2回目か3回目ぐらいか。

出場回数の多い国でも10回ちょっと程度が多いの現実です。

ブラジルは最初からブラジルのサッカーであったと、

メキシコも最初からメキシコのサッカーであり、

過去3回も出てるのだから、いつまでも初心者の顔はもういい

かと、アウェイで初勝利もあげたし、またそれは自分にはとて

も嬉しかったけど、

でもそろそろ日本のサッカー、日本のスタイルが出来始めても

いいはずだと、そんな事を自分は思うのです。

5バックの守備とその実効性は自分は凄いと思うのですが、

もし自分がオランダ戦の日本代表監督だったら、

ワイドに開いて攻撃してくるオランダのサイド攻撃に、

対ロッベン対策に有効だと、

自分は5バックを躊躇なく使うでしょうけど、矛盾してますが、

皆が皆5バックだったら、確かにきっとつまらん事に。

初心者扱いではなくそろそろ日本スタイルのサッカーが出来、

そいつで勝負できれば、もっともっと爽快じゃないかとかも思

う別の理想主義の自分もいます。

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2010年6月15日 (火)

どぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

勝っちまったぜーーー!!!!!

なんてこった!!!!

うぉぉぉぉおおおおおお!!!!

前情報で4-3-2-1でもう守るのみ

見たから勝つのを放棄して不様な

戦いだけしないようとかの消極的なや

り方にするのかと悲観しておりました。

違うやん情報・・・・、

前エントリーではかなり悲観的に。

前半の中盤ブロックは悪くない、

本田ぁぁ、今までこんな運動量一度も見

せた事ないやんけ!

エエ意味で驚いた、

新発見、見直した!!!

今までスマソ!!m(_ _)m

ぶっさいくやけど運動量で戦った日本

らしい戦いでしたよ、

よっしゃあ!!!!

今少し落ち着いたとこです。

カメルーンの攻撃の組み立てはひどかったし、

勝ったのはカメルーンの出来の要素が大きかった。

正直試合としては低レベルでした。

予想外に日本が勝てたのは嬉しいが、内容は…、

実際日本のシュートは殆ど無かったし、

運の要素の強いゲームだったかな。

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2010年6月14日 (月)

あと数時間で日本代表戦!

最近のスカパーでオシムさんに日本代表の事を聞くと、

大きく溜息をつく。

それから話し出す。

そしてトゥルシエがその様子を見て苦笑いしながら話を聞く。

オシムさんじゃないが、自分も最近の代表の親善試合を見

ると溜息しかでない。

ワントップ本田ぁ?トリプルボランチ?

本田は北京の時にも攻撃力があるといわれながら何ができた

というのか?

トリプルボランチ?

98年のフランス大会と同じですか、そうですか。

守って守って、それでも負けるので

すね。

日本の守備じゃ失点するでしょう、

なのに攻め手を極限まで限定して

まで、ただひたすら守るのですね。

3バック3ボランチのあの時よりも

守備的な4バック3ボランチとは・・・、

何も進歩しなかった、この12年も。

韓国は進歩しているのに…。

これから始まるのに残念な気持ち

しかない。

さんざんあの時は守った、

だから次は日本らしい攻撃を、日本

らしいサッカーを構築するのではな

かったのか。

今までなんだったのか?

たとえ運よく引き分けに持ち込めて

も、

何が進歩した、何が変わった、

何が残るんだろう。

やる前からこんなにワクワクしない

なんて・・・。

運動量のない本田や松井あたりに攻撃はおまかせ、

なんとか君たちでミドルを打ってこい、シュートに持ち込んで

来い。それにあとは大久保あたりでしょうか、

みんなで守ろう日本代表、

守って守って、次はオランダとデンマーク相手にもっと守ろう

とか。

自分はMじゃないから、真っ平な気分であります。

あ~あ、溜息が今日は何度も…。

だから岡田なんて嫌だったんだよ…

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2010年6月11日 (金)

日本代表の目指すべきサッカー その2 対カメルーン戦

前回のエントリーの続きです。

もうすぐワールドカップ開幕なので中田・中村あたりの記述は

端折って次いきます。

前回のエントリーで動き出しの多さ、運動量、スピード、小さ

いからこそ有利なそういった要素で勝負していくのが肝要だ

と書いたのですが、では最近の岡田ジャパンの攻撃が機能

しない理由はなんなのか?についてです。

例えばイングランド戦の前3人は、

          岡崎

 大久保             本田

4-1-2-3での3トップでした。

ジボワール戦は4-2-3-1で、前の4人は、

           岡崎

大久保      長谷部      本田

このよう形でありました。

この形が機能しない理由はとても明白です。

このような形を岡田さんが取るのは岡崎が相手CBの裏を取る

姿勢を見せることで、おそらく相手のCBを中に寄せ、ラインを

下げさせて、そのギャップを両サイドウインガーで攻撃を仕掛

けようと↓

1

 あるいは岡崎が下がることで、その空いたスペースを両サ

イドウインガーに突かせようという意図だと思われるのです

が、↓

2

 今までの戦いぶりからすれば2つ目のパターンはあまり見え

ず、最初の岡崎が相手CBの裏を突いてCBを引き付けた上

でラインを下げさせ、両ウインガーが仕掛けるという意図の方

を自分は感じてます。

しかし、その攻撃は機能しない。

なぜ機能しないのかといえば、大久保は運動量こそあるもの

の彼も前のエントリーで書いた中田・中村・本田と同系統の

足元で貰ってから動き出すのを好むスタイルの選手であり、

足元で受けてからドリブル始動のシーンも多い。

しかし大きな相手との大久保には体を寄せられた時何も出

来ないシーンが多く見受けられ、ファール狙いで倒れるシーン

を良く見ます。そして本田は大久保以上に運動量の少ない足

元から始動の選手です。岡崎がいくら裏狙いに走っても彼ら

2人の動きが鈍重すぎる印象であり、

特に大久保は岡崎へパスを出すシーンがこれまでの代表戦

の殆どで見られないのも気になり、自分が仕掛けて自分が点

を取る野心のようなものも感じられる印象が…。

岡崎が裏を狙うのは2列目の攻撃を狙ってのものなのに、

大久保・本田の動き出しがサイドに張ったままで鈍い為、

その後ろの中盤も連動していかない、そんな印象を自分は

持っております。ちなみにジボワール戦のトップ下長谷部です

が、自分はトップ下にはある程度相手の寄せに耐えられるフ

ィジカルが必要だと思っており、長谷部もそういった意図での

起用ではないかと思うのですが、長谷部は運動量こそあれ、

ミドルのパスはまずまずながら、繊細なショートパスの精度、

スペースの無いところでのドリブル力、トラップ処理の速度、

相手に近い位置で囲まれた際の視野の狭さがウィークポイン

トに見え、残念ながらスペースの無いトップ下では効果が薄

い選手だと感じざるを得ないかと思います。

そして中盤以下が押され放題ゆえ、実際トップの岡崎を狙う

ボールが数回、数えるほどしかない。

ゆえに岡崎が孤立したように見える訳で…。

さて、ここでちょっと脇に逸れ、

岡崎という選手を擁護しておきます。

自分が岡崎に注目を始めたのは2007年でありました。

以後の彼の出場試合はナビスコ以外全部見ており、

欧州サッカーをたくさん見てきた自分のイメージで、一番欧州

FWに印象が近いのが岡崎という選手であります。

彼の何がいいのか?理解できない人は多いと思います。

なにせ良さが一瞬だけ見えるプレイが多いわけで。

彼の最大の良さは頭の良さ、クレーバーだという事。

どこにいれば点を取れるのか、攻撃の時どこにいないといけ

ないのか、アシストを含めて点に関係しない位置にはいない

割り切り、運動量が多いといいますが、実際はそうでもないの

です。攻撃でも守備でもエネルギーを使う場面で使う、決して

無駄走りはしない、ただし追いかけないと印象の悪くなる所で

は空気を見て追う姿勢は見せ、相手との駆け引きの為にDF

やキーパーに猛然と詰めたりもする、しかしそれはやりにくい

相手だと思わせる駆け引きでしかないのです。

得点するために必要なポジショニングとその準備を欠かさない

部分に反応するための心の準備がセットになった選手だと。

能力的に見ても、頭は普通の選手の足並みの精度があり、

胸トラップ精度は相当高く失敗したシーンを私は今まで100

試合ほど岡崎の試合を見たものの、失敗を見た事がない。

そしてノープレッシャーで蹴れた場合は高確率でワクへ飛ぶ

キックの正確さ、しかも両足とも同様に蹴れるという武器も

あります。そのシュートですが、いざシュートの時慌てすぎとか

ネットでそういった文章はたくさん見られますが、

私に言わせればそれもちょっと違うと、

なぜなら足でのシュートの際、岡崎は追いつかれるのを恐れ

て早く蹴るが、足でフェイントをかけたりはしないものの、

シュートモーションにいつもフェイントを入れている選手です。

Photo_2

ダメだ~、上手く描けない、絵が下手!

立ち足の位置や向き、左肩の開き具合、目線など、

ニアに蹴ると見せかけてファーへ、たまにファーに蹴ると見せ

かけてニアへ、インステップと見せかけてトゥキックだったり、

色々瞬間に細かい事をやってる選手だと、

そしてそれでワクに高確率に飛ばす訳で、シュート数が案外

少ない割に決める数が多いのはダテではない訳で、

野球のピッチャーの経験者や、テニスの経験者、卓球の経験

者なら右利きの場合、左肩を右方向入れたり開いたりしての

クロスファイヤーや立ち足をクロス方向に入れての対角線クロ

スファイヤーとかの例えだと理解できるかと。

すなわちシュートの球筋が蹴る瞬間まで解り難い選手だという

事で、しかも時々タイミングも外したり、彼は結構したたかな

選手だというのがこれまでの自分の印象なのです。

このブログで2年前のオリンピックの時に、

「岡崎は必ず頭角を現す選手だ!」と書きましたが、

その時の記事はバックアップミスで既に無くなってしまったの

ですが、その通り予想どおり代表に選ばれ、実績を上げてる

のはご存知の通り。

彼の練習シーンを見た事がありますが、巷ではボロクソで

ありますが、彼はまだまだ伸びる選手だと自分は確信してお

り、彼はシュートの打てるボールさえくれば、ボールさえくれば

ですが、面白い選手です。

彼の技術を甘く見てる方面には意外と大した選手なんだ

よ、これがと擁護しておきます(笑)。

さて前置きでかなり脱線気味ですが、

岡田監督の選んだメンバーで私が最善と思える前の組み合

わせは4-2-3-1では次の通りです。

        森本

憲剛     岡崎    矢野

この組み合わせの意図ですが、

ワイドの選手は持てばそのまま攻められるのが理想です。

なぜなら後ろのサイドバックの選手を前に出すような、

中村俊輔起用なら攻撃のパターンはそれがメインになる訳で

すが、中村が中に入り、サイドバックの選手を上げる、

これすなわち守備のバランスを崩しての攻撃であり、

サイドバックの上がったスペースが弱点にもなる訳で、

過去オランダ戦はじめ、そこから何度も失点してきており、

そもそもサイドバックの選手が上がってくる時間は相手の守

備ブロックが出来てしまう時間を与える訳で、

そのような攻撃では効果が薄いのは今年に入っての戦いで

も明らかだと。

だから右サイド矢野のように持てば間髪おかずに一人で仕掛

けられる選手、しかも矢野は大柄ながら足が速い、Jリーグで

は相手守備陣を引きずるようなフィジカルを生かした機動力の

シーンも見られ、矢野がそのまま仕掛けられれば相手がブロ

ックを作る時間の猶予も少なく、前の矢野・森本・岡崎・憲剛

で1つの攻撃を完遂する事が可能だと!

守備の弱い日本の中盤以降はそのまま守備の形態を維持

したまま、バランスを保ったまま攻撃も出来るメリットがありま

す、また中盤が疲れてガス欠&間延びして失点という消耗に

おいてもそれは効果が高いだろうと予想できます。

現代サッカーではワイドの選手が攻撃の鍵を握る最重要ポ

ジションだと自分は思っており、ワイドの選手の機動力、

スピード、運動量はチームの明暗を分けるとさえ自分は思っ

ているのです。ワイドすなわち4-2-3-1のウインガーに

矢野を置けば、手数をかけずに攻められる、スペースがあれ

ばどんどん仕掛けてくれる上、いざ守備になれば相手のサイ

ド攻撃に持ち前のスピードで付いていけ、しかも戦術眼も高い

守備力のある選手であり、ギリギリの場面では中に入ってCB

を補佐する守備力もある。

右サイド矢野が一番使い勝手がいいだろうと、

なぜ使わないのか、秘密兵器にするつもりか、これまでのとこ

ろ謎であります。

そしてトップは森本が適任だろうと、

なぜなら彼は普段ぶつかりの激しいセリエで1トップ、

相手を背負う事には慣れており、反転シュートが代表で最も早

いモーションで打てる選手でもあります。相手CBを背負いな

がら虎視眈々とゴールを狙う、しかも彼の最大の武器はスピ

ードと反応速度であります。

そのスピードには相手CBが用心し、裏を取られないようライ

ンを高く設定しにくく、ボールがペナルティ付近でルーズにな

った時は、そのスピードを生かして先に追いつきシュートのチ

ャンスだと、しかも足の速い森本が相手ゴールに一番近い

位置にいる事で、日本代表が長らく得意でなかったカウンタ

ー攻撃も出来るメリットがあります。

相手にラインを上げさせにくい、カウンターもある森本は

守備的な戦いを考えてもトップが適任だと思える訳です。

そして2列目岡崎は、前へ出て行くプレイが得意であり、

2列目からペナルテイに飛び込みシュート、森本が空けたスペ

ースへの飛び込み、前述の得点力が高い岡崎がそこは適任

に思え、しかも岡崎は98年の後半、ヨンセンが来る前の年の

清水が連勝街道ばく進で絶好調の頃、矢島と岡崎、西澤と岡

崎、原と岡崎、さらにはトップ下の枝村との関係でけっこうアシ

ストしたプレイも多く見られ、パスがあまり得意でない森本より

岡崎トップ下の方が組み立てを考えても良いのではないかと。

そして岡崎の体ごとぶつかるチェイスのスタイルは、ロングボ

ールによる攻撃を苦手とする日本代表にとって、岡崎トップ下

の方が相手ボランチあたりの選手からのロングボール攻撃に

対し、蹴るのを阻止するための守備に使えるメリットもあり、

自分は岡崎トップ下が良いと思うのですが…。

ここまで攻撃について前の部分中心に書いてますが、

そもそも日本の守備では引いて受けて守るのでは自分は持た

ないと考えており、ラインを下げてバイタルエリアを密にして、

ブロックを作って守ろうにも、日本代表の体格ではロングボー

ルを使った高さ攻撃への耐性では一溜まりも無いのは前回ド

イツのオーストラリア戦を見れば解る通りで、

ラインを引いて相手の攻撃を受けてというのは体格に劣る日

本向きではないと自分は考えます。

やはりある程度試合の主導権は握っていないと。

97年キリンカップサッカーでカメルーン相手に勝った試合を

最近見ましたが、やはりラインは高く設定し中盤で守備のブロ

ックを作って守るやり方でありました。

さて左のワイド、ウインガーには中村憲剛が適任かと自分は

思うのであります。

なぜならさすがに先にあげた矢野、森本、岡崎はそれぞれス

ピードのある攻撃手ではありますがパス出しには難点がある

選手でもあります。

一方憲剛は早いモーションからの精度ある縦パスが得意で

あり、間髪おかずに動き出した選手にパスを入れる選手であ

るので大久保と違い、岡崎や森本との相性も良く、中へ入れ

ば逆サイド矢野も使える選手であります。

憲剛の利き足は右、そして彼はスペースで貰う動きも出来、

素早くポジションを移動していく機動力がある選手ではあり

ますが、縦にラインを走力で突破するタイプの選手ではなく、

やはりパサーだと。ただしフリーランニングも多いので、

パスさえ来ればそれなりにサイド攻撃も出来る選手だと、

で、話を戻して森本、岡崎、矢野を使うパスを送るには中に

蹴りやすい右足の使える左サイドが適任だと、自身でサイドを

突破しない代わり憲剛は左SBの長友を前に出す選択もあり、

その場合、代わりにサイドに蓋する守備も出来る選手だと。

そこが俊輔とは違うところだと、

また憲剛が中に入った時には長友のマイナスクロスにミドル

シュートを打ったり、縦にFWへのスルーパスとかの武器も活

かせる訳で、何よりトップ下だと憲剛の場合は機能しないゲ

ームが多々ありました。オシム時代にもあり、岡田ジャパン

では憲剛システムといわれ岡崎と相性が良かったものの、

やはりフィジカル面でトップ下だとどうしても相手の厳しいマー

クに合うと、縦パスを入れられないという場面も多くなるからで、

トップ下よりは相手プレスの弱い左サイドの方が良いだろうと

自分は思う訳です。

そして憲剛といえばオシム時代はボランチ付近からのパス出

しが良く水を運ぶ人とも言われ、守備の要アンカーの鈴木啓

太を補助する形で中盤で相手ボーラーに対峙し、守備ブロック

を作るプレイも多かった選手であります。

守備力が格段高い訳ではないものの、しっかり相手の前に入

り味方と連携しての守備はオシム時代によく見られた訳で、

瞬間的な加速力のある素早い動きは中盤でルーズボールを

拾うのにも最適だと。

憲剛が左に入れば、少し下がって中盤の選手と守備ブロック

も作れます。相手のロングボール対策のセカンドボールを取る

のにも味方中盤との協力で対応できると私は思うのです。

さてその後ろの選手の配置でありますが、

自分ならこれが良いと思います。↓

        森本

憲剛     岡崎     矢野       

       阿部(遠藤)

長友      中澤     駒野

     今野   トゥーリオ

まず中澤は中盤アンカーで使いたい選手です。

中澤の場合、普段Jの中では自分が大きいという意識がある

為か、どうしても自分が見てきて、

低く引いたラインを取りたがる傾向が見えます。

しかし世界とやるには前述の通り低いライン設定でロングボ

ール攻撃を誘発するのは得策ではないという事と、

中澤の場合、何度もスピードのあるFWに振り切られて失点

してきたシーンの多い選手です。だから前に置き、

対ロングボールという意味で1つ前で跳ね返す意味でも、

先に述べたように中盤の底で使い、

できればブロックを作りボール奪取にいきたいという意味でも、

中澤こそ自分はアンカーが適任だとずっと思ってきた選手で

あります。しかし中澤がアンカーだとビルドアップ面での不安、

パス精度の不安もあり、そこで阿部を中澤の近くに置くと、

阿部の場合、精度の良いパスが蹴れ、フィードも良い選手で

す。

オフ・ザ・ボールの動きで味方のボールを引き出す事もでき

ビルドアップしていくのに大事な選手だと。

対人守備力も日本の中ではあり、今年の浦和の試合を見れ

ば解るように、チャンス時には一気に前線に駆け上がって攻

撃参加やシュートも期待できる選手です。運動量も多い阿部

が相手ボーラーと対峙し中澤が奪う、あるいはその逆も、

そして憲剛・矢野が降りてきて中盤ブロックを作る事も可能だ

と、

特にカメルーン戦は開幕戦であり、前半はなんとか0で抑え

たい、守備のバランスをおろそかに出来ない、負けるにしても

最小失点で、なんとか引き分けそんなゲームであります。

それを考えた時、守備的な中澤と阿部の中盤は効いてくる

はずだと、彼らはオシム時代にCBで組んだ事が何度もあり、

コンビネーションは悪くないはずだと。

さてCBは今野がいいと、昨年から何度も書いてきましたが、

CBでの今野はFC東京でのプレイを見れば解るように、

昨年殆どノーミスであります。

ボランチよりCBの方が特性があるとここで書いてきた通りで、

カバー能力が高い、中澤のところで速いFWに振り切られる

の部分も今野がCBだとある程度スピードについていけるは

ず。

前に出たがるトゥーリオのカバーを考えても今野をCB向に

入れたいと思うのです。

そしてトゥーリオですが、彼のロングフィードは素晴らしい、

しかしいい意味でも悪い意味でも攻撃したがる選手です。

トゥーリオが上がるなら、オシムさんの時代にCBのポジション

を埋める仕事を大いにして馴れのある駒野を右に置きたいと。

駒野の場合は上がる回数はそれほど多くないものの、

上がった時は効果的に相手を抜いてクロスを入れるシーンが

過去多くあり、攻守のバランスが取れたSBだと。

一方長友選手はスタミナがあり試合の時間、ずっと戦える選

手であるのですが、右サイドバックに入った時はFC東京でも

代表でも良かったことが無い(笑)。

機能してるのを一度も見た事がない、

慣れてる左SBで使うのが良いだろうと、しかも左の場合はシ

ュートが打て、中へ入ってきて相手ペナルティの角付近に侵

入して決めるシーンを何度も見ており、縦一辺倒になりがちな

右SBより、左の方が良いと、そんな印象であります。

長くなって仕事がやばくなってきました、

守備でもう少し色々書きたいのですがこの辺にしておきます。

代表頑張れ!そう願ってます!             

       

  

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2010年6月 9日 (水)

日本代表の目指すべきサッカー その1 中田英寿 中村俊輔 中盤

自分は前回ドイツワールドカップの頃はまだブログをやってお

らず、せっかくブログというものに手を染めたのだから、

今回はワールドカップの前には色々思う事を、最近更新が少

なく過疎化させていたものの、これから少々こまめに書いてい

こうかと思っています。

とはいえ自分の仕事が不調で、生活が苦しくカツカツ状態なの

で、どこまでブログに時間をかけられるか??

できるだけ頑張ってみたいです。

ymhanoiさんのブログへ最近お邪魔した際、今の代表のメンツ

で4-2-3-1前提で前の選手を選ぶなら、

私ならこういう選手の組み合わせになるとコメントしたのでし

た。

           森本

中村憲剛     岡崎       矢野

なぜこのフォーメーションが良いと思うのか?

それを書く前に先に触れておく必要がある事柄で、

今日は日本サッカーが世界に比べて一番“弱い”部分である

と、個人的に思っている中盤、MF、ミッドフィルダーについて

のエントリーを最初に書いておきたいのです。

マスコミによるPRとかスターを仕立て上げる記事により、

日本のサッカーは中盤がいいとか、世界と戦えるとか、

華麗なプレイとか、指令塔がどうしたとか、

間違った認識が世の中に蔓延してる気がする自分です。

例えば中盤の選手がパスを受け、パスを出す。

当たり前のプレイでありますが、その選手がボールをトラップ

し、違う選手へパスを出す、そんなトラップからキックまでを見

て、「球扱いがうまい」「パスの精度が高い」「寄せられてもバ

ランスを崩さず良いパスを出したぞ→某選手はフィジカルが強

い」とか、それで日本の観客はもう良い選手だとかの印象を持

ち、マスコミにあおられ良い選手という評価が刷り込まれ…。

でも本当にそれだけで良い選手なのでしょうか?

中田や中村、本田は本当に良い選手なのでしょうか(だったの

でしょうか?)

パスを受けてパスを出す。

単純なプレイです。ですがパスを受けてからのオン・ザ・ボール

のプレイは目に見えるけど、もらう前のオフ・ザ・ボールのプレ

イは目に見えない。

最初はパスをもらう立場です。パスをもらう立場になった時、

どこでパスをもらうか(ポジション)、?

止まってもらうのか、走りながらボールをもらうのか?

走り出すタイミングは?

止まっている状態なら精度の高いトラップを見せられる選手も

走りながら、特に全力で走っている状態でどんなトラップが出

来るのか?そして走りながら高精度のパスを出せるのか?等

上に書いたのはオフ・ザ・ボールからの一連の話で、

では今度は止まった状態でいいからパスを受けて、どれだけビ

シッ!と速いパスを出したり、その速いパスを受けるのに正確

なトラップや素早い処理が出来るのか、その速いパスを出せ

るキック力があるのか?

一瞬で届くような30m、40m級のパス、隣や前のポジション

の選手を1人飛ばしたミドルなパスを相手に寄せられる前の

短いモーションで、しかも高精度でハイスピードに出せるの

か?

欧州の各リーグを見て、セリエがそうです、プレミアもそうです、

ブンデスでもそう、スペインも当然そうですが、

中盤のスローなプレイを見れば日本のサッカーは別のスポー

ツにさえ、自分には見えます。

ブログを始めた頃は荒れるのも嫌なんで、あまり踏み込んで

は書かなかったものの、

欧州の選手はどこでパスを貰ってどのゾーンを狙う、たぶんあ

の選手があそこへ出てくるはずだから、自分はあの位置でパス

をもらってあそこへ出そうとか、パスを貰う前の動き出しからト

ラップ、出す、一連の判断の速度、プレイ速度、処理速度、ボ

ール速度、残念ながらすべてでテンポが違う。

欧州の各リーグのサッカー、チャンピオンズリーグ、欧州各国

の代表戦、いや欧州でなく南米でもいい、コッパアメリカやリ

ベルタドーレスならCSで放送があります。

たくさん見てみましょう、その後Jリーグを見る。

すると今回言わんとする事がある程度理解してもらえると思う。

スカパーでオシムさんが「スカパー!はJリーグ全試合を放送

してます、それには敬意を表しますが、それには責任もともな

います。Jリーグと欧州サッカー、両方を見た人に『これは同じ

スポーツか』と問われた時に正しく答える必要があります、

そしてそれが視聴者や選手への教育になるのです」。

とコメントされた時、まさに我が意を得たりと感じたのです。

ボディコンタクトに迫力が無く、キック力でも劣る、なのにテンポ

まで遅いのはありえない。

ゲームのテンポを演出する一番大きな要因になるエリアは中

盤です。日本代表は高さや体の大きさで欧州の多くのチーム

にかなわなくとも、スピード勝負ならば互角以上に戦える分野

のはず、ヘビー級にはヘビー級のハードなボクシングがあり、

フェザーにはフェザーのスピードを重視したボクシングがあり

ます。

さて日本代表の中盤です、

一部の選手はうまいからといって、なぜボールを貰う前に走ら

ないのでしょうか?なぜボールを貰う前に動き出さないのか?

走りながらパスを受ければ、そのまま自然にドリブルという選

択肢にもなり、パスコースを切られていても動いているのでパ

スコースが新たに生まれ、走りながらプレイするからこそ、

相手のマークをひきつけたり、受け手のマークを外しながら次

の選手へと繋げていける。

リトリートし、強固な守備ブロックを作ってくる相手に運動量無

しでそのブロックを崩せるのでしょうか?

かつてオシムさんがビルドアップの場面で良くなかった中村俊

輔への言葉で、それは俊輔がオシムジャパンに初合流のペル

ー戦でありました。味方の複数の選手がフリーランニングしな

がらシンプルにワンタッチに近いテンポでパスを繋ぎなら組み

立てようとしてる多くのシーンで、俊輔だけは相手のマークを

引きつけ引きつけ、ボールを保持して、

それから味方へのパスを通すシーンが多かったものの、パス

がカットされるシーンも多く、低い位置ゆえピンチに繋がる場

面が何度か、その試合後の会見で俊輔へ向けたオシムさん

のセリフが「1本1本のパスすべてが、ナイスパスとな

ることを狙っていたのかもしれない。だが、世界中探してもそ

んな選手はいない。彼がやるべきは単純なプレーであり、天才

ぶりを発揮する場面というのは何回かに1回だ。いつも天才で

あろうとすると、結果は無残なものになる」と言いいました。

私の感想も全く同じでした。

俊輔の引きつけてのプレイは他の国内組選手がフリーランニ

ングを繰り返し、ワンタッチに近いパス交換で欧州サッカー並

のスピード感を見せるなか、一人オフ・ザ・ボールの動きも無く、

味方の攻め上がる速度にブレーキをかける結果になっていた

ように見えました。

しかも自陣近い危険なエリアで選択したプレイです…。

どういう戦術眼なんだろう…。

おっと、そろそろ時間が無い。中田のところまで話が進まな

い。自分は有名でなくても、球扱いが多少下手でも、オフ・ザ・

ボールで動ける選手、動きながらプレイできる選手、判断が速

い選手の方が絶対使えます。

ワールドカップは体で勝てない、キック力で勝てない、

そんな相手ばかり。

動き出しの多さ、運動量、スピード、小さいからこそ有利なそう

いった要素で勝負していくのが肝要だと。

動きながらパスを貰おうとしない中田、中村、本田、

オフ・ザ・ボールでの初歩的なやりとりさえ見られない彼ら“ス

ター選手”の高評価や絶賛は私の考えではおかしく感じる。

パスを出す能力パスを貰う能力、どちらも同じぐらい大

事なんだと!

小さいとか貧弱なら大事なのは機動力、スピードなんだと!

サッカーのスターといえば“スターにしきの”と同種の「張子の

虎」みたいな称号なんでは?

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2010年6月 7日 (月)

思い出に残る曲、アフリカンシンフォニー、回想録

今日は久しぶりにか~るい音楽の内容でやろうかと。

自分はもうたいがいのオッサンなんで、

高校時代といえば70年代になるのです。

もう振り返ると太古な頃の印象で…、

高校は野球で少し有名な上宮高校でしたが、

野球部の応援とかで球場へ行くと、応援の吹奏楽部がよく

奏でてた曲がありました、しかし曲名は解らないままでした。

当時の高校生といえばやはりラジオ世代、

FM大阪を聴いてると、吹奏楽部が奏でてたその曲がCM

でも良く流れており・・・、確かTDKのCMかトリオ(現ケン

ウッド)だったか?

とにかく高校時代良く聴いた曲が今頃になって何なのかつい

最近解ったのです。ちょっと嬉しくも懐かしい。

①アフリカン・シンフォニー

なにやら智弁学園の応援で最近有名な曲らしいのですが、

野球はご無沙汰で知らなかったです。

というか色々な学校で応援に使われてるらしく、

私は母校上宮の応援か、女性コーラスの入るFMのCMバー

ジョンが懐かしいのです。

そしてこの曲の作者があのヴァン・マッコイだとは!!

ディスコ好きな自分が今まで判らないとは灯台元暗しのオドロ

キであります。

ヴァン・マッコイ 「ドゥ・ザ・ハッスル」

ハッスルというのはディスコでジルバを踊るために作られた

男女踊りのディスコジルバ形の1つだったと思います。(←最

近記憶が薄れて…)

雄大なアフリカン・シンフォニーはあのヴァン・マッコイさんだっ

たとは、いい曲ですね。

そこから何気にYoutubeめぐりを開始した自分であります。

76年の春、当時中学3年の自分。

陸上部でケガして4ヶ月も走れず自宅療養の頃、治るのか不

安だった時に頻繁に流れてた想い出の資生堂CMです。

色気づいた少年の自分はCMモデルのパトリシア・タムソンさ

んというらしいこの人に当時はぞっこんで(←死語←その言葉

も死・・・)。

CMソングはリリィさんで、

リリィといえば「私は泣いています」の暗~い雰囲気の曲の方

が有名ですが、自分はこの「オレンジ村から春へ」がケガで塞

ぎ込む自分を勇気づけてくれた曲として、想い出の1曲なので

す。

「オレンジ村から春へ」のフルバージョンです↓

資生堂のCMには好きな曲が多くて、

資生堂のCMソングだけを集めたCDも出ており買った事があ

るのですが…。

1980年の自分は大学1回生、関東の方では1年生というらし

いのを最近知ったのですが、自分のいた神戸では1回生とい

う呼称でありました。

その時に好きだったのがこれです↓

メアリー岩本、竹内まりあ「不思議なピーチパイ」

自分は目の大きなパッチリ顔が当時は好きで(最近女性なら

誰でもよくなってるのは内緒の方向で…w)、

化粧品屋に行ってメアリーのポスターをもらって部屋に貼って

おった自分です。代わりにタクティクスのコロンを買うという被

弾もしました…w。

まさか後に離婚・慰謝料で大騒ぎになるとは、きれいな女はコ

ワイと、

ひっそり学んだ自分なのでありますなのだわ(ピー・パー)。

学生時分、よく聴いたアルバムにナイヤガラ・トライアングル

がありました。

大瀧詠一 「ハートじかけのオレンジ」

今聴いても古さを感じないですな好きだなぁ~。

私ら世代の人間には大瀧詠一はテレビCMでもなじみが深い

人で、

毎年毎年、長年に渡って三ツ矢サイダーのCMソングを手がけ

続けた人であり、(これ聴くと夏だなぁと思う人がいると思う)

日清の即席麺「出前一丁」の「♪あ~らよ、出前いっちょ~」

のCMソングが大瀧詠一でありまして、

多数のCMソングを手がけ、西のキダ・タローか東の大瀧詠

一か?そんな我々世代の巨匠なのであります。

80年代の学生は高度経済成長期ゆえ、

意外にもヨロンやアマミ、オキナワへ普通にバカンスへ行く学

生も多く、もちろんバイトしてとか現地で住み込みバイトとかも

多かったのですが、ダンジョでがやっぱり…、

海とかスキーとかの歌は結構流行った印

象が残っており、

夏といえば大瀧詠一の「君は天然色」が印象深いです。

懐かしいですな、

そういえば当時よく聴いていたのが大貫妙子でして、

欧州風なアンニュイの世界。

大好きだったアルバム「アヴァンチュール」から特に好きだっ

た2曲を久々に今日の1曲(←2曲やんw)という事で締めたい

です(はあと)。

samba de mar

最後の日付

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2010年6月 2日 (水)

臨時エントリー、オシムジャパンの守備システム考察!

今回のエントリーはスポナビブログのymhanoiさんとのやり取り

がきっかけで、急にオシムさん時代の守備について、

ymhanoiさんのブログでのツッコミ質問に回答する場の意味も

あって、自分の考察を書く急なエントリーです。

まだ書きかけのエントリー「オシムさんと関塚さんの対談を見

てて」のシリーズが時間無く中途半端なのですが、

いきなりですが、オシムさんの守備について自分なりの考察

を書いてみようと思います。

あ、それからymhanoiさんのブログはスポナビの中で最もハイ

レベルですごく丁寧なサッカー考察を見せる面白いブログだと

思え、お薦めなのであります。

さて、オシムさんのサッカーで守備といえば、基本はマンツー

マンと3バックから始まるのだと思います。

後藤健生さんの話しによればオシムさんがSKシュトゥルムグ

ラーツの監督時代も多くは3バックを採用していたと、

ちなみにその時は2人のストッパー+リベロの形で、そのリベ

ロの選手の1人が大分を昨年率いたあのランコ・ポポビッチさ

んだったとか。日本代表の監督に就任したオシムさんは代表

でも当初は3バックを採用していました。

それは↓

Photo

青の守備選手のうちストッパーの選手が相手FWにマンツー

マンで付き、ストッパーの選手は積極果敢に前に出てパスを

カットし、あるいはトラップするタイミングでアタックしてボール

奪取を狙わせるCBの守備であったと、代表の試合を見ても

それが見て取れたし、後藤さんの記事でも同様の事が書か

れており、ストッパーが裏を取られてもリベロの選手がすぐに

カバーに入り、抜かれたストッパーの選手が再び協力してボ

ール奪取する守り方であったと、しかも守備だけでなく、奪っ

た直後は素早いカウンターを狙うやり方で、

CBの選手でさえそのまま果敢に攻め上がる事も多く、

相手の守備が整わないうちに中盤を経由し、素早く相手陣内

に攻め上がるカウンター攻撃も兼ね備えたやり方が頻発する

のが自分の目には何度も留まりました。

やがて日本代表は3バックから4バックに移行し、さらには

実質2バックへと変遷していくのが見てとれ、

これはポポビッチさんが大分で監督を始めた頃、全く同じよ

うな変遷をしており、オシムサッカーとポポビッチさんが同じ

考え方のサッカーなんだと自分には思え、昨年このブログの

エントリーにも書きました。

そして2人のCBは下がり過ぎないで積極的に奪いにいく姿勢

とラインを下げすぎない事を後ろにリベロを置くことでまず3バッ

クで慣れさせたのかと、

そこから次の段階4バックへ移行していく訳ですが、

4バック、2バックへとなぜ変遷していったのか?

さらには2トップから1トップへトップも減らしてどんどん中盤を

厚くするサッカーへ変遷していったのですが、

その変化の理由は世界と戦う日本サッカーを模索する上で、

きっとオシムさんが日本の選手の場合、

サイズの問題で最終ラインで跳ね返して守るのは得策ではな

いと考え、中盤を厚くする事で中盤での守備ブロック構成と

CBのマンツーマンの併用で守り、相手の攻撃回数を減らすポ

ゼッションサッカーを考えていたからではないかと自分は見て

て感じたのですが、

そのあたりは時間があれば後述します。

さて、オシムさんが関塚さんとの会話でメモに書いていたの

を参考に4バックでの守備について自分なりに考察したのが

次の基本フォーメーションです。

Photo_2

ymhanoiさんのブログでのコメントでここまでは書いたと思いま

すが、鈴木啓太選手を中心に置く多角形がオシムの基本フォ

ーメーションであったのではと私は考察しました。

そして最終ラインが下がり過ぎないよう、あるいはラインの上

げ下げも啓太を基準にしてCBの2人が約10m少しの距離感

で保ち、啓太が全部の選手にとってランドマークになっていた

と、

そう考えたのは鈴木啓太だけはオシムジャパンでは不動の

ポジションであった事、しかも全部の試合で同じ位置で出場

しており、啓太が負傷などで試合から離れた数少ないシー

ンにおいて最終ラインの位置取りがおかしくなって守備の形が

崩壊しているシーンを目撃したからが大きな理由なのですが、

さらにもう1つ、

オシムサッカーは人もボールも動くがキャッチフレーズみたい

に言われ、実際後ろの選手がボールホルダーをどんどん追い

越していくプレイが多く、反面代わりの選手が次々とポジショ

ンやスペースを埋めるシーンも多く見られ、

トータルフットボールの要素満載でポリバレントという言葉が

オシム時代に多く聞かれたように、選手それぞれが複数の

ポジションの役割ができるよう要求されたサッカーでありま

した。

しかし鈴木啓太だけはピッチの左右には運動量豊富に大きく

移動するのですが、ピッチを上下に、特に攻め上がるシーン

が殆ど無く、彼だけが異質なものを要求されてた印象で、

鈴木啓太ランドマーク説の考察になったのでありました。

次の図を見て欲しいのですが、

Photo_3

白丸が鈴木啓太として、啓太のプレイエリアはセンターサーク

ルより下でピッチを左右に動くものが殆どで、

しかも動いたところで3人による数的有利で囲い込み奪う守備

が多く見られた事から、CBだけでなくサイドの選手にとっても

鈴木啓太が守備のポジション取りにおけるランドマークになっ

ていたのではないかというのが自分の考察です。

ただ実際のリトリート時は2ラインに近いラインディフェンスに見

える事が多く下のような感じでした。

Photo_7

では選手全体を通してオシムジャパンがどのように守っていた

かといえば、

①リトリートの状態で守る場合

まずFWの選手が相手の最終ラインに前からチェックにいき、

中央へのパスコースを消して、サイド経由のビルドアップに限

定させ、さらにサイドハーフの選手も中へのパスコースを消し

て、サイドのタッチライン際に相手の組み立てを限定誘導する

シーンが多く見られました。

実際オシムさんが監督になっての日本代表の試合はあまり

中から攻められるシーンを見る事がなく、

そしてサイドに追い込んでから鈴木啓太が猛然と詰め、

しかしむやみに飛び込まず、SBの選手や相手ボールホル

ダーの背後からSHあたりの選手が果敢に奪う、

俗に言うワンサイドカットの方法でサイドで相手の侵攻を中盤

のサイドの局面で断ち切って奪い、すぐさま逆サイドに振って、

それを逆サイド側のSBが味方ボールホルダーを追い越して

前へ運ぶというお約束が出来ているように見え、

そんな守備&逆襲が多く見られました。

②カウンター時の守備

オシムさんのサッカーではCBはマンマークが基本で、

マンマークとゾーンを併用していたのは前述の通りで、

それを前提に、ではどのように対応していたのかというと、

私の考察では以下の通りです。

Photo_4

まずCBの選手ですが、相手FWをマンマーク、

ただし最終ラインと啓太の間のバイタルスペースを使わせな

い事の方によりタスクの重点を置き、

バイタルが空きそうな時は相手FWを後ろのオフサイドエリア

に置きざりにしてでも啓太との距離間を保ち高いライン設定

で、三角の守備ブロックを形成して守ります。

ちなみに相手FWがサイドに開いてポジションを取る場合は、

あえてついていかず、真ん中重視でトライアングルを構成。

相手の逆襲でラストパスが通りそうなやばい状況の時だけ、

相手FWがシュート可能なポジションにいる場合は今度はその

相手FWにしっかり付きマンマーク重視。

上の図はカウンターを仕掛ける相手選手に対応する啓太で、

あくまでリレイが目的の対応になります。

自陣ゴール方向と相手ボールホルダーの間に入って、

パスコース、シュートコース、ドリブルのコースを切って、

距離を5mほど取ってあえて飛び込まず、前がかりの味方帰

陣を待ちとにかくプレイを遅らせ極力サイドへ追い込むます。

そして戻ってきた味方選手たちとで2人、3人と囲い込んで奪

うというやり方で、

相手ボールホルダーがそのままサイドへ開いてドリブルする

場合は自陣ゴール方向を切りながら1対1でついていく対応

となります。

その場合は充分時間を稼げたので帰陣した味方は中央ゴー

ル前を固める形に。

そして早い段階で相手の侵攻をストップできた場合は、

あるいはリトリート時もそうですが帰陣した味方の中盤、

SHの選手らとギャップを作りながらの中盤ラインの守備ブロッ

クを形成、ここで相手の背後からくる味方と連携、

あるいは敵味方対面状態以外の両脇横の選手による奪取を

仕掛ける形で守ります。

Photo_5

↑それでもラストパスが通された時、相手ボールホルダーが

中盤の守備ブロックをスリ抜けられた時は、躊躇なくCBが前

に出てボールをカット、あるいはボールホルダーへ体を張って

アタックを仕掛ける、それには中盤と最終ラインの距離が大切

で、その為の啓太ランドマークだったのではと思っており、

CBが啓太と適切な距離を維持する形が多く、

その場合マークしている相手FWを放棄しても前に出て守備、

2列目をすり抜けた相手攻撃が正面からゴール前に来ている

場面ゆえSBは既に中に絞っている状態なので、

CBがポジションを空けた時、SBの選手が代わりにポジショ

ンを埋めマークを引き継ぐという約束事も出来ていたように

私には感じられました。

他にスペースへの走りこみでダイヤゴナルなパスでスルー

パスを狙うような相手には↓、

Photo_6

走ってくる選手側のCBが主導でオフサイドトラップを仕掛ける

場面はしばしば目撃したのですが、

普段ラインの主導を主にどちらのCBがやっていたのか、

多くは中澤とトゥーリオで組んでたのですが、

そこまでは自分には良く解っておりません。

しかしオフサイドトラップのシーンはチームの熟成が進んだあ

たりから急に増えだしたのは確かで、

でもそのあたりの解明については残念ながらテレビ画像では

良く解りませんでした。

以上まとめるとオシムさんの時の守備の肝は最終ラインに相

手が来る前に中盤ブロックで防ぐという事、

通常はサイドに誘導し相手の攻撃を摘み取るのを狙っていた

という事、

啓太をランドマークにCBとの適切距離を維持し、バイタルを使

わせないようにしていたという事、

さらにCBのマンマークが1つの保険として機能していた事、

などが私から見た考察なのですが、

試合ごとにやり方を少しずつ変えてくることも多く、

たぶん大まかには当たってると思うのですが…。

あと奪ってから以後、敵からプレッシャーのかからない位置に

フリーマンの選手を常に用意し、その選手を使う事で容易にビ

ルドアップをし、無駄なパスミスを避けて相手の攻撃を完全に

断ち切るという方法論もとっていたと。

それは面白い方法でという考察もあるのですが、

そこまで書くのにはちょいと時間とスペースがまだまだ必要な

ので、いずれ機会があればまた。

たぶん上の文章にymhanoiさんからのツッコミ(笑)、失敬、

ご質問の回答にあたる部分があると思うのですが…、

ちなみにオシム監督時代カメルーンとの親善試合は2-0で

勝っており、Youtubeにその頃の動画がいくらか残っている

のでスポナビを書かれる時の何か参考になるかもしれません

ね。

岡田さんが監督になって「自分はマンマークをつけるような守

備は今までやっていない」というオシムサッカーに対して会見

で言ったセリフがあり、マンマークをしないのはいいとして、

その割にゾーンの構築もラインの上げ下げや設定も指導でき

てないなぁと思えています、岡田さんは守備的サッカーの人

だと言われる割には・・・。

ではこのへんで!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

追加です。

上の本文でフリーマンについて若干記載したのに内容には触

れていないので、自分の考察をもう少し書こうかと思います。

フリーマンの概念はスカパーの番組でオシムさんと関塚さん

の攻撃に関する対談シーンで出てきました。

それを書く前にオシムさんが多色ビブスを使ってゲーム形式

でのトレーニングを多く取り入れていた事をご存知の方も多い

と思います。

具体的にそのやり方ですが、

例えば赤・緑・青・黄・白の5色を使うビブスで試合形式でやる

場合、

赤ビブスと緑ビブスの選手が同じチーム、青ビブスと黄色ビブ

スが相手チーム、そして白ビブスの選手が1人ないし2人で、

白の選手は敵味方攻守入れ替わるごとにどちらのチームも

使えるフリーマンとなります。

そして赤ビブスの選手は同じ赤ビブスの選手にはパスを出

せない、使えるのは緑ビブスの味方かフリーマンの選手で、

緑ビブスの選手も同様に味方であっても同じビブスの選手

には直接パスを出せず、使えるのは赤ビブスの選手か白ビ

ブスのフリーマンとなり、

相手方の青・黄色ビブスチームも同様の縛りでゲームを行う

訳です。

このトレーニングの効果や狙いですが?

あくまで私の想像なのですが、例えば攻撃にまわった赤の選

手が同じ赤の選手にパスを出せない状況というのはその赤

の選手は実戦において、

マークを受けている、あるいは体勢が悪いなどの実戦状況を

想定、また赤の選手同士が同じ局面にいればパス交換でき

ない縛りゆえ、ボールを受ける前にどこに展開できるかを先に

ピッチを見回し確認する訓練になり、

赤と緑がやりとりできるようなポジションを見つけ互いに移動

することで、パスを受けられるポジションへのフリーランニング、

ポジション取り、実戦における隣の選手でない1人飛ばしてた

パスを増やす訓練などになっているのでは、

他にも効果があるかもしれませんが、そういった意図の訓練

なんだろうと考察したのです。

逆にこの場合の守備方である青ビブスと黄色ビブスの選手に

とっては守っていてマイボールになっても同じ青どうし、

黄色どうしではパスを出せない訳で、マイボールにした直後の

ビルドアップをあらかじめ想定してポジションをとり守備をしない

とダメであり、他にもボールホルダーを追い込んで誘って、

ボールを持つ赤ビブスの選手を同じ赤ビブスの選手のいるエ

リアへ誘導してから追い込む守備をしたりとか、

そういった訓練なのだろうと想像しました。

さて、その中で白ビブスの選手は赤・緑チームからも青・黄チ

ームからも両方のチームが使えるパスの中継所であり、

リンク先となる選手であります。

ということは白ビブスの選手はどちらのチームからも、

どの局面からでもパスを受けられる状態に常にいないといけ

ない訳で、それは赤・緑&青・黄のどちらのチームの選手から

もプレッシャーを受けない空いたスペースを常に見つけて移動

し、そこにポジションを取る必要があり、

そして選手敵味方関係なく選手全員がマイボールになった瞬

間、その選手を見る癖がつくわけで、

これは現実の実戦においては相手に攻められ守りきった後、

マイボールにした瞬間の最初に見る選手がこのフリーマンの

選手となるわけです。

フリーマンの選手はビブスの練習で敵味方いずれからも離れ

たプレッシャーを受けないポジションを守備時にも常に取って

おり、実戦においても味方が最初に見る選手でしかも敵のプ

レッシャーを受けないポジションにいるようにしてる選手だとい

うことになり、その選手を使えば余裕をもってビルドアップや

カウンターができる、無駄なボールロストがなくなる、

その為の多色ビブスの練習ではないかと想像しております。

そしてオシムさんが関塚さんに語った話からすると、

このフリーマンの選手が攻撃時における啓太の役割、

他選手全員を結ぶリンクマンの役割なんだと思うのですが。

そのフリーマン役の選手2トップでは1人、1トップで戦うように

なってからは2人かなと、そしてそれが憲剛であり、遠藤なん

だと、2人いれば1人が守備に関与してる時は、

もう1人が逆側サイドでフリーマンになるような感じでしょうか。

そしてオシムの呼ぶエレガントな選手という事なんだと

自分はそんな解釈と考察をしております。

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