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2010年6月29日 (火)

ワールドカップ、サッカーのトレンド、岡田ジャパン、オシムジャパン、ドイツ、チリ①

ワールドカップ、おもろいですなぁ。。。

毎日サッカー三昧、

といっても元々普段からそういう生活を長年してきてる自分は、

特にワールドカップだからといって見る試合数が増えたとかは

ないですわ。

昨日はチリがブラジルに完敗でした。

3つ前のエントリー、チリのサッカーとスロベニアのサッカー

書いたとおり、中2日の連戦ではチリの常にエネルギーを大

量消費するプレッシングサッカーはやれません。

省エネ時代に相応しくない、非効率なサッカーに感じ、

疲れた体で相手がブラジル、やる前から結果が見えた試合

だったというのが自分の感想であります。

5-0や6-0もあるかなと思ってました。

試合後のオシムさんがエネルギーを大量に使うサッカーは、

連戦になればいつもと同じ事はできないと、

先のエントリーで自分が書いたのと同じ事を言ってたのが印

象的でありました。

プレッシングを前面に押し出したサッカーというのは前にも書

きましたが、やはり時代遅れに思うのです。

日本代表の次期監督にビエルサという声が上がってるらしい

ですが、自分はそれだけはやめて欲しい(笑)。

オシムさんやポポビッチさんのコメントからも伺えたのですが、

自分も深く同感で、彼らはオランダのトータルフットに起源する

プレッシングサッカーが相当嫌いなようで(笑)、

オシムさんとポポさんがちょっとあのサッカーを見下したよう

な態度にさえ感じた、それがさもありなんと見えた自分です。

ポポさんはチリのサッカーに何の美しさもないと切り捨ててま

したが、自分は以前書いた事がありますがポポビッチさんに

次の代表監督をやってもらいたいと思ってる人間で、

大分で見せた大きな全体布陣でトライアングルを作るやり方、

パスを基調にする美しいサッカーはまさに日本向きのサッカ

ーだとオシムの後継だと思ってるのですが、

話を戻して、自分もプレッシングサッカーは退屈で面白くない。

それは狭い布陣によりプレイエリアを限定する戦術であり、

人が密集するだけパスが綺麗に回らず美しさを感じないから

です。

かつてACミランがサッキ時代に強かった頃、FWからDFまで

30mほどしかない狭いエリアでひっきり無しにボールを奪い

合うゾーンプレスのグダグダした試合展開にうんざりした記憶

があります。

今のすぐ寝落ちする年寄りな自分なら爆睡必至(笑)のプレス

サッカーには何のカタルシスも感じず、

美しさや面白さが見えないのです。

でも他方でゾーンプレスの効果については確かに認めるもの

ですが、

でもエンターテイメントのサッカーで、

日本代表の試合で試合時間じゅう密集して相手ボールに群が

る昆虫のようなあれを見せられたらたまらんなぁと思う自分で

あります。

自分は守備サッカーも好きですけど、守備には守備のエレガ

ントさのようなものを求めたいと感じるのです。

スポナビのサイトを見渡すと、オシムさんが今も監督でチリの

ようなサッカーをして欲しいとか、時々そんな文章を目にする

のですが、オシムサッカーとチリのビエルササッカーは対極に

あるサッカーだと、オシムサッカーについてナンセンスな捉え

方をされてる方もいるようです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて日本代表です。

岡田さんもプレッシング大好きな監督さんだと自分は認識し

ており、

以前は前の高い位置でプレスをかけて高い位置でボールを

奪ってというサッカーを標榜されていたわけですが、

そのサッカーがグダグダで批判も多かったと、

実際自分も面白みのないサッカーで、岡田さんには辞めて欲

しいと思ってた人間であります。

ただ日本のレベルは以前からこのブログで書いてますが、

欧州10位相当のレベルにはあると、

自分はずっと日本代表のレベルを低く見積もったことはない

のです。

日本の選手は体こそ小さいものの、小さいがゆえに俊敏性と

長く走れる走力があります。

また、ほぼ同一民族ゆえに意思の疎通も図りやすく、連携の

取れたサッカーも出来るはずで、

だから上記の特徴を活かして良いシステム、良いサッカーが

表現できる指導者が必要だと、1対1などバラバラな戦いでは

体が小さい分、システムが悪いと欧州勢やアフリカ相手には

分が悪いと、日本の能力の発揮には指導者がとても大切だと

思う自分であります。

そんな日本に岡田さんはというと、ベスト16に進んだ今でも

日本サッカーの未来へのビジョンという意味で相応しいとは

思っていない監督なのであります。

ただし現在のやり方でベスト16という自信を得る結果を出せ

ているのは素直に素晴らしいと思っております。

では現在の代表のサッカーはどんなものかというと、

Photo

↑のように、以前の代表のサッカーは4-2-3-1という比

較的縦に長い布陣で、前からプレスという掛け声もあって、

ピッチ全体の広い面積で、色々な場所で様々な選手が相手

に対してプレスをかけまくり、走りまくりで守備をしていたと。

これではいくら走力のある日本の選手といえど最後までもつ

訳が無いのでして、昨年のオランダ戦のように後半には疲

れて終わってしまうのが当然で、プレスをかけるのにボール

を取るエリアを限定しないやり方はちょっとありえないと。

プレッシングするにしてもエリアを決めないと広範囲に選手が

いるので人的密度が薄く、守備力は上がらず無駄走りに終わ

る事も多いと。

それがワールドカップの大会に入ると現実的なやり方に変え、

Photo_2

↑の簡単な図のように一度自陣にリトリートして引いた状態で

守備でプレスをかけるエリアが青いラインの範囲内に限定され

たことにより、現在日本の守備は破綻しにくくなったと、

絵が下手で実際は図より低い自陣に密集する布陣となってお

り、短距離だけ走るプレスでよくなった事で、

試合の最後までプレスする体力がもつようになり、

守備が安定したのが日本のベスト16に繋がった大きな原動

力になってると思います。

以前に三角形とダイヤについて書きましたが、

中央では本田を頂点に遠藤と長谷部がブロックを作り、

さらにその後ろから阿部が掃除する、

あるいは阿部が相手と対峙すると、前から遠藤や長谷部が寄

せて奪う、あるいは阿部が突破されてもすぐに中澤やトゥーリ

オがカバーに入って奪う、

遠藤や長谷部を頂点にする後ろにもダイヤがあり、

遠藤が抜かれてもその後ろのカバーが充実、

ボールホルダーと対峙した時は阿部や大久保がプレスをか

けて奪う、

相手がサイドから来た時は、例えば日本の左サイドからの攻

撃には長友が応対し、大久保が下がってプレスをかけ、

中澤がドリブルコースを切り、中澤のCBの位置には阿部が

ポジションを埋め、遠藤はパスコースを切りながら詰めるとか、

人的密集度が高く非常に強固な守備でありました。

このあたりの守備組織は岡田さんは守備の人だけにしっかり

したものだと、

代わりにでは攻撃はどうするのかといえば、

結局両翼の松井と大久保の自分でドリブルで仕掛けられる2

人頼み、本田のポストから松井へとか、

松井から折り返して本田へとか、

3人で何とか攻撃して来いというやりようは、

例えば両翼の松井と大久保にマンマークを付けられたらどう

か?とか、攻撃の手段そのものがなくなりそうですが、

3人でなんとかしてこいというのも、あまりに攻撃放置なやりよ

うだと感じる自分です。

守備は確かに手堅いですが、これからこれが日本の継承す

べき戦い方のスタイルだ!

とかなったら、はっきり言って嫌ですなぁ。

グループリーグではいいですが、決勝トーナメントでこのやり

方では少々つまらん、と、

おっと書くのに時間がかかり、仕事で出かける時間になりまし

た。

この続きはまた後日にでも…。

ところで最後に大会を連日見て、

今のところモダンなサッカーをしてると感じるのはドイツです。

優勝はドイツとブラジル、

少し遅れてスペインが続くと予想しておきます。

ユーロの時からドイツのレーブ監督のやりようはモダンな現代

サッカーのトレンドに沿ってると、そう感じてた自分であります。

ユーロの時より内容が熟成されてきた感じがしており、

今のドイツは美しさと強さを感じるサッカーだと。

ではそのトレンドとは何ぞや?というのを書こうと思ったら、

時間が無いので次回にでも・・・。

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コメント

ドイツの場合、一昔前からの不安定さを克服すべく若手育成大計画
これが成果を表すようになってきてるんでしょ

南アフリカでのいまの所の好成績って
バラックには気の毒ながら、彼が絶妙なタイミングでいなくなったおかげかと
若手が否応なしに責任持って頑張らずを得ず効果というか

世代交代しても、真価はこれからやと思いますわ

ほなね

投稿: マティヒェン | 2010年7月 1日 (木) 18時55分

こんにちは、マティヒェンさん!
おこしやす。

私のドイツ優勝予想の根拠ですけど、レーブ監督がなかなかやり手だというのが大きいです。
選手間の距離を大きくして、難しい事をあまり書きませんけど、ようするにスペインのようなパスサッカーをやろうとしていると、私にはスペインよりオシムサッカーにより近い印象なんですけど、とにかくあの個が強いデカイ選手が華麗なパスサッカーをやろうとしているというのが、大きな理由です。
スペインは体があまり大きくない強くなくてもあの強さです。だからドイツがそれをやれれば相当強いはずだと!
ユーロの頃からそれが見えてましたが、あの頃はまだつたないレベルだったのが、今はかなり洗練されてきてると見えます。
きっと強いはず!
バラックは個人で何かできる選手ですけど、ボールを持ち過ぎるので今の次々パスを通すサッカーには合わないので、
いない方が彼には残念ですけど強そうだと…。

>ドイツの場合、一昔前からの不安定さを克服すべく若手育成大計画
これが成果を表すようになってきてるんでしょ

若手の中にトルコ系など移民選手も多くなってきてますね。
ドイツ人のようにクソ真面目で規律正しい感じではないですけど、その代わりアイデアが豊富だと、これはレーブ監督もコメントしているところ。
ドイツが美しいサッカーで勝負しようとしている!
凄いですよ、これは。
では!

投稿: weed | 2010年7月 2日 (金) 11時27分

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