温泉

2013年4月23日 (火)

深夜2時~5時も営業の風呂屋 大阪府貝塚市 清児の湯 がんばれ! 

私は96年~98年に貝塚市で暮らしてた事があります。

貝塚といえばちょっと古いバレーボールファンには

“ユニチカ貝塚、いやニチボー貝塚”でしょうか。

そう、東洋の魔女!

なんとニチボー単独チームで世界選手権優勝をはじめ、

東京五輪も殆ど日紡出身のしめる代表チーム、

輝かしい1959年~1966年まで無敗の258連勝!

その後ユニチカ貝塚に改名し、たくさんの全日本選手

を輩出したあのユニチカでありんす!

阪和線で当時の児島監督みました。

ユニチカすごいですよ、アイドル輩出でも!紺野美沙子

でしょ、

手塚理美は小学館の中2コースを定期愛読してた時代

から私は長いお付き合いでユニチカガールさん、

さらに風吹ジュンは昭和48年当時のドリフ全員集合で

信じられない程オンチな歌を聴かせてくれたプロの歌

手さん、お世辞の言いようもない凄い下手。

なのにむちゃくちゃ凄い人気と歓声受ける人でした。

おまえら可愛かったら何でもいいんかい?

そんな思いがひしひしと。

彼女もユニチカマスコットガール出身!

ん~と、話が脱線気味ですが深夜にやってる風呂屋で

したな。

私が知る限り今大阪で深夜に入れる風呂屋は殆どあ

りません、ほんとうに減りました。

特に厳しい時間帯が深夜2時~5時に営業してるお風

呂屋さんでこの時間帯はめったにない、

そんな中思いつくのは、

1つは大阪北部、名神豊中インター近く、

年中無休24時間営業の五色湯さん。

あくまで銭湯なんで風呂道具持参!

うどんそば屋あり。

もう1つは昨年リニューアルされた大阪南部、

貝塚市の清児の湯さん。

こちらは昼12時~翌朝9時まで深夜帯をまるまるカバー

する営業時間です。

形態はスーパー銭湯、同じく410円の料金、

シャンプーやボディソープありです。

こちらも軽食食事どころありです。

上2つは駐車場も充実。

他に思いつくところでは、

堺市の南宗の湯 コバーナさん。

24時間営業ですが、ただし料金が1200円のうえ、

深夜0時以降は深夜料金として1000円加算でやや割

高!

しかし知る人ぞ知る天然温泉なんです、ココ!

なんと日本温泉協会の温泉利用証明書で、

6つの項目全部が五つ星、これはすごいんです!

めちゃ凄いのです。

かなり厳正な審査でして、

オール5獲得した温泉施設は日本全部の温泉でまだ

20もないのです。

源泉かけ流しは当然で、源泉湧出量、1時間あたりの

源泉投入量、源泉からの距離、源泉質、源泉移動中

に空気と触れないような源泉取り扱い方法など多岐

にわたる項目があり、

日本の超有名温泉達が悉く挑戦し5つ星獲得に失敗し

てます、あの自称日本一の温泉地もこの日本一の

自称温泉地も、ハイソなあそこも、奥座敷のあそこも、

誰もが知るあそこも全部審査でオール5つ星ならず、

惜しい!

そんな中です、

よりによって堺の古ぼけたサウナ屋さんの温泉がです

、それを獲得してしまったわけです。

古くからある施設で堺市内で飲んだくれて、終電なく

なった人が泊まる仮眠利用が多いそんな施設です。

それがオール星5つ!温泉目当てで入る価値あり

ですぞ。

あとは大阪市中央区の玉造温泉、ここも銭湯ですが、

残念ながら深夜3時まで、ただし土曜日オールナイト、

さらに私がもっとも利用するユーバス堺浜寺店

ここも深夜3時(受付2時まで)まで、

以上こんな感じで条件付き24時間営業や深夜3時

までが殆どなんです。

手軽な料金&無条件で深夜に入れる風呂屋となれば

大阪では実質上2つの五色湯と清児の湯のみとなりま

す、ご記憶あれ。

清児の湯は私が貝塚に住んでた97年に誕生、

一応天然温泉!ですが、温泉好きの私はもちろん、

一般客からもどうも天然温泉としては泉質面で評価され

なかったような実に平凡な単純泉でして、

それでもご近所の風呂屋なんでよく利用してました。

しかしその後、

すぐ近所に超豪華な和泉橋本温泉 美笹のゆが新規

開店し、こちらは温泉を名乗ってますが全部入浴剤風

呂と炭酸発生装置による人工温泉なのですが、

設備がキレイでとにかく豪華なんであります。

しかも低料金設定。

この強力ライバルの誕生により清児さんはなにやら迷

走の感じで、

料金を一気に値下げしたり、営業時間を色々変えたり、

あれやこれやでなんとか踏みとどまってきて今年で誕

生から16年。

昨年リニューアルし、少しコギレイになりました。

そして深夜時間帯オールの営業に変更。

最近深夜営業を知って行ってみたら見事に盛り返して

きはじめた様子、深夜なのにお客もまずまずの入り!

サービスも色々な営業努力も見て取れました、

これは応援したい!今では遠い距離となりましたが、

これから何度も行きます。

お近くの方はぜひ立ち寄ってみては。

貝塚の清児の湯です。

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2011年2月27日 (日)

たまには何か書いてみるか、温泉でも #1

なんだかブログを書く余ったエネルギーが無いこの頃。

すっかり髪に白いもんが増えました。

面白いことも出来事もありませんわ。

サッカーは相変わらず見てますが、FC東京は昨年残念

でした。

なんやかんやでずっと応援してたんですが…。

そういやバルサが1レグですけどやられました。

前半途中左サイドでナスリ、ボランチでソングのキープ

からバルサ有利から流れ変わってきたなぁと、

こりゃアーセナル勝ちそうだと思ってたら案の定な結

果。

美しかったフラミニのいた3年程前のアーセナルより

今の方がオイラ的には強さ感じます。

さてとくに書くことないので久しぶりに温泉のことでも

書こうかと。

そもそも自分がどれだけの温泉に過去入ったのかよく

解らんので記憶に残ってる範囲で落書きのように書き

だして、入った温泉について整理してみようかと。

てなわけで今回から過去入った温泉についての徒然で

す。

A北海道(自身最も温泉に入った都道府県です)

(1)湯の川温泉海羊亭

屋上赤湯は湯の川でここだけ。

鉱物系の酸化物湯の華が舞う温泉の記憶。

湯質に記憶少ないが見晴らし良い露天。

(2)湯の川温泉 湯の川プリンスホテル渚亭

砂浜に面した大浴場露天は最高の景観。遠くにイカ釣り

漁船の漁火が多数見え、夜の入浴最高。

湯は純粋に近い単純食塩泉で透明、さまし湯のおかげ

で長湯しやすいが、新鮮さ薄れ湯の個性はあまりない。

(3)湯の川温泉 大盛湯

早朝からやっている源泉掛け流しの新鮮な湯。

新鮮な良い源泉の匂い、無色透明な塩の湯は、

熱めと温めの浴槽があったが、早朝はどちらも超熱い!

泉温は体感で50度オーバー、新鮮な湯が嬉しいが厳

しすぎる悲鳴温度、早朝でなくもう少し遅い時間に行っ

て47度以下にぬる浴槽が落ち着けばしっかり入れた

のにと残念。

(4)恵山温泉 恵山温泉旅館

立ち寄り湯で3度訪問。記憶では300円くらいだったか。

PH2の強酸性、日本一アルミイオンが多く、北海道一

鉄イオンが多い酸性明礬緑礬泉をかけ流し。

抜群に存在感あるスースーさわやかな明礬泉特有の

湯ざわりと、虹色に輝く火山物質豊富な浴槽付着の湯

の華。温泉好きにはお薦めの異色温泉。

同じ恵山温泉でも海側の別源泉の施設は泉質が全く違

うらしい。

(5)水無浜海浜温泉

海岸の岩場にある浴槽、満ち潮では沈んで入浴不可。

自分が入った時は海水がなだれこんでイソギンチャク

やヒトデと相風呂。ただ海水多すぎて冷たすぎ、本当の

泉質解らず。塩化物泉らしいので海水に近い源泉と予

想。

(6)二股ラヂウム温泉

かつて北海道の秘湯として有名で一度は行ってみたか

った温泉ながら、経営者が代わり自分が行った時は単

なる平凡温泉施設になってた。

石灰華の上にある温泉で豊富な炭酸カルシューム含む

お湯でラドン系放射能泉でもあるが、湯の個性を特に感

じず。北キツネが寄ってくる入り口、男性大浴場と前のプ

ールが実は女性も入浴OKの混浴だったのにはびっくり。

おばちゃんが次々来るので落ち着けない。

女性は女性のみの女性浴場があるだけに女性優位の

温泉館だったなぁ。

(7)蟠渓温泉 蟠渓温泉健康センター

無色透明な含石膏食塩硫化水素泉。川沿いにある浴

槽だけの野天風呂「おさるの湯」が有名。

高温で豊富な源泉を冷まして(加水あるかも)浴槽に

入れているので白湯のようで湯の個性感じず。

(8)伊藤温泉 秘湯の宿いとう旅館

支笏湖にある1件宿の温泉。露天風呂が完全に湖岸

に面していて風光明媚。

ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

の源泉が内湯・露天ともかけ流しで。

しっとりした感触が肌に残った記憶があり、支笏湖で一

番気に入った柔らかいお湯。

朝の9時というチェックアウト時にお邪魔したのに旅館の

店主が外見から雰囲気怖いものの実に親切な応対で、

大感謝。

(9)丸駒温泉 丸駒温泉旅館

日本秘湯を守る会の会員旅館。電話応対の愛想は最

悪に悪いがその人のしゃべり方が悪いだけで、

現地では丁寧に応対してもらった。

泉質は上の伊藤温泉とほぼ同じ。湖から湧く源泉は悪

くないものの、もう1つ個人的に浴感に乏しかった。

勘違いかと思い2度目、3度目と訪問するもやはり個性

は感じ取れず。露天風呂は伊藤温泉同様湖面に面し、

湖の水位にあわせて露天風呂水位も変わると聞く。

ロケーションは最高、秘湯のわりに北海道でも屈指の上

質旅館。

(10)支笏湖温泉

支笏湖の東岸、日帰り入浴でどこの施設に立ち寄った

か失念。

北海道では珍しい純度高い重曹泉の覚えが。

ぬるぬるした湯ざわりがとても気持ち良かった。

まだまだ何百とあるので今日はこのへんで終えて、

気長に続き書きます。

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2010年3月 1日 (月)

国道168号線、秘湯温泉街道!湯泉地温泉、湯の峰温泉、ゆりの山温泉。

2月27日(土)

この2ヶ月ゴタゴタして追い込まれ、いい加減溜まりに溜まった

ストレスを発散したいと思い、この日温泉行きを決意する。

今シーズン(やっぱり温泉は冬がシーズン?)初めての温泉行

脚になる。

行き先は自分のホームというべき国道168号線沿いの温泉で

す。168号線は奈良の十津川温泉郷・和歌山の湯の峰など本

宮温泉郷、さらに南下すると南紀勝浦温泉郷と繋がる源泉か

け流しばかりの秘湯温泉郷を通る私のお気に入りコースなの

です。

実は私のブログ、コメントくださる方々以外は実は訪問者の殆

どが温泉を検索して来られる方ばかり。多い日は100人以上も

温泉を検索して来られる訪問者ばかりだったりするのです。

先週など某テレビで炭酸泉の特集をやったら、さっそくこのブロ

グに「炭酸泉・和歌山」のキーワード検索で来られる方急増!

以前書いた、

続々、温泉色々!和歌山シュワシュワ炭酸泉!!の巻に訪

問者が集中する現象が管理画面で見られ・・・、

やっぱり温泉は人気なんですなぁ・・・。

話戻って温泉に行く前に、

最初に奈良・十津川温泉神湯荘さんに問い合わせのTELを

する。「雨降りの今日、川原の露天風呂に入れますか?」

ここの立ち寄り入浴客用露天風呂は川原そのものにあって、

自然に囲まれた素晴らしさなのです、お薦めであります。

(※画像はクリックで拡大します)

Photo_3

残念な事に川の増水で今日は入れないとの回答をいただき、

計画を練り直し。

余談ですが神湯荘さんは日本秘湯の会の会員さんで、

既に15回を越える訪問をしてお世話になっており、

リンク先のページで料理を見てもらえれば解りますが、

いのししのボタン鍋、川魚のあまごやヤマメの刺身、焼き魚、

鹿肉のユッケ、きのこ料理、そして自家製源泉を使って炊き上

げたご飯やおかゆ、同じく温泉コーヒーゼリーなど地のものだ

けを使った料理が抜群に旨いうえ、宿泊12,000円からとリーズ

ナブルで温泉の良さと併せ満足度抜群なのであります。

長期湯治客用の低価格な保養館もあり、重曹泉の温泉は1級

品であります。お薦めです!

話戻って、続いて川湯温泉の仙人風呂に問い合わせする。

仙人風呂とは川底から温泉が湧く川湯温泉の名物で、

重機で川を掘って、川をせきとめ、誰でも入れる無料の野天風

呂を毎年冬に作って開放してるのです。

Photo_4

問い合わせに対し、川が増水し危険との事。

今日になって、増水した川に押し流され、川原の仙人風呂が

決壊、今シーズンは終了しましたという情報が、

熊野本宮観光協会さんのサイトで出ております。

残念なのであります。

紀伊半島南部は日本国中を車で旅した私が、

自信を持って徳島山間部とあわせて日本の秘境と呼べる地域

であります。これほど素晴らしい温泉たちも、熊野古道が世界

遺産になれたのも、あまりにも道路状況が悪かったからで、

容易に京阪神や名古屋から行ける場所ではなかったのです。

紀ノ川以南、高野山以南、伊勢以南の紀伊半島には本当に平

野が無く、満足な国道も無かったのです。

日本アルプスのような抜きん出た高山地帯でないものの、

北・南アルプスの場合は山を下れば長野や松本、あるいは甲

府や静岡の平野地帯があるのですが、

南紀や前述の徳島は本当に山と谷ばかりが広い面性でずっと

集中しており、人の住める場所、集落も殆どありません。

十津川村など日本一の面積を誇る村なのに、人口はたった

の3986人(ウィキペディアより)しかいないのです。

殆どが携帯電話圏外の地域であり、大台ケ原をはじめ日本で

一番雨が降る地域なので、鬱蒼とした森林で覆われており、

それゆえ、これまで秘境として存在してきた地域であったので

す。話戻して雨で仙人風呂が流されたの情報、南紀の国道で

は毎年国道のどこかが、がけ崩れで崩落、通れない状態で、

復旧工事はどこかでやってる、そんな地域なので驚くには値

しないニュースなのです。

そんな所だからこそ、手付かずの秘湯揃いにもなる訳で・・・。

温泉以外に酷道、険道のマニアであり、峠道マニアでもある私

が北海道や東北、中部地方や北陸に行ってみたら案外開けて

おり、道もしっかりしており、

あまり田舎という感じがしなかったのですが、

いまだ紀伊半島はリアルで険しい田舎そのものなのです。

なんだか脱線しておりますが、さすがにこの数年、世界遺産

認定で急に人が来るようになりました。

それに伴い、国道168号線は急ピッチで良くなっており、

初めてこの地域の温泉めぐりをした14年前は国道168号線は

殆どが行き違い、離合で手間のかかる1.5車線道路で立派な

酷道だったのに、最近は整備がどんどん進み片側1車線ずつ

の計2車線化が半分くらいまで達成できてます。

バイパスもどんどん出来てます。

かなり走りやすくなったので、十津川温泉郷までは以前の半分

の時間で行けるようになりました。その分観光客が増えて、世

界遺産の熊野古道は荒らされ、それがいいのかどうなのかは

良く解りません。

↓立派になり走りやすくなった国道168号線はこんな感じです。

旧区間と新区間の混在状態です。

休む間もなく右カーブ左カーブのつづら折りが最初から最後

まで全区間だったのに、今じゃバイパスのおかげで余裕の行

程となりました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて話が逸れっぱなしなので、いよいよ温泉中心で。

午後1時半、近所のガソリンスタンドで給油と空気圧チェクなど

出発前点検。

午後2時いよいよ大阪南部の高速道路、南阪和道美原ICから

出発。十津川方面に行く最速道路は葛城ICで高速を降り、

降りた最初の交差点を右折します。

道の名前は県道30号、そのまま道なりに南下し、

勝手に県道261号線に名前は変わるのですが道なりに約30

分で五條市手前の中之町交差点に出ます。

この県道は信号が少なく、交通量の少ない夜間など高速道路

に近い速さで走れます。

中之町交差点を左折してまたも道なりで、五條の本陣交差点

に着くので、そこを真っ直ぐ(といっても斜め道)南下すれば、

国道168号線になります。あとは道なりで南下していけば、

十津川村であります。

この日は2時45分に五條の本陣交差点を通過。

ここから168号線を約70kmで最初の温泉、十津川村の湯泉

地温泉滝の湯に到着であります。

この日の到着は早くも夕方の4時でした。

Photo_5

①湯泉地温泉滝の湯(16回目の入湯)

上は駐車場からの全景です。

元々は旅館から公衆浴場に転身されたところで、

昨年までは小さな内湯と、傾斜にある長い庭の階段を下りた

ところにある露天風呂と、両浴槽が離れており、内湯の脱衣所

で服を脱いで温泉に浸かり、服を着て移動、

露天の脱衣所でまた脱いで湯に浸かる。

そんな形式だったのですが、服を着たり脱いだり面倒だと苦情

でも言われたのか、昨年改修され建物が新しくなり、小さかっ

た内湯浴槽が少し広くなり、

さらに露天風呂と渡り廊下で繋がりました。

Photo_6

Photo_7

Photo_8

私個人は昔の方が風情あって好きでした。

内湯に浸かって、庭園の灰皿で涼みながら一服、涼んだら露

天風呂に行くという流れが、内湯と露天が繋がり灰皿は撤去、

裸で移動できるのはいいとして、

風呂に上がって火照った体で100段以上ある階段の移動は

苦痛であります。

Photo_9

木の階段の後、以前の庭園の階段を降り露天風呂へ移動。

Photo_10

滝の湯の名前通りすぐ横が滝であり、絶好のロケーションなの

ですが、もともと山間の谷にある露天なので開放感はそれほ

ど無く、女湯との境が斜面の庭園を真っ二つにした新設の大き

く長い塀のせいで以前にも増し開放感が無くなったのが残念

であります。滝の湯のユーザーレビューを見ても私同様、改装

があまり好評でなかったりするユーザーも多いようで。

そして露天風呂の素晴らしい湯に浸かり堪能したあとが悲劇

で、先の長い100段以上の階段を今度は内湯や脱衣所に戻

る為、上らなければいけない訳で、風呂上りの階段上がりは、

本当にしんどい!!これなら無理に繋げる必要はないのに、

何度行っても息が切れて、そう感じてしまいます。

さて、肝心のお湯ですが、十津川村は日本初の村内源泉かけ

流し宣言をしたのは有名で、当然かけ流しです。

泉質は60度の高温性、弱アルカリ単純硫黄泉です。

火山のない近畿で最も硫黄臭の強い温泉であり、甘い硫黄の

香りが格別。お湯がとにかくまろやかで肌に優しいです。

アレルギー体質の敏感肌の私が絶対に後で痒くならないお湯

であり、しかも湯上りの肌がすべすべ。

とにかく浴感が柔らかなので、気持ちがよく長湯もできます。

昔はぶっきらぼうにドバーッ!と源泉が注がれ、

それで湯が熱すぎる時は横の水栓開けてヌルメテ入るやり方

だったのですが、改装後に入った2回では湯温の設定もやっ

てくれてるのか、内湯・露天とも絶妙の適温でありました。

場所は十津川村役場前信号を南向きで右折、道なりで着きま

す。

※滝の湯様、サイトから写真及び地図をお借りいたしました。

すいません。

Tousenji_map

なお湯泉地温泉にはもう1つの公衆浴場「泉湯」さんがあり、

こちらは昨日は立ち寄ってませんが、やや狭いが風情ある

良い公衆浴場で、どちらもお気に入りで、お薦めであります!

湯温が泉湯さんの方がやや熱めの事が多いです。

こちらは過去5回入湯。

「泉湯」さんはYoutubeに動画見つけたので貼っておきます。

滝の湯を午後5時に出発、約40分168号線南下し、次の目

的地である湯の峰温泉に到着です。

②湯の峰温泉(12回目の入湯)

湯の峰温泉の開湯は約1800年前、日本最古の温泉として

有名で、しかもその泉質・効能の高さから名湯として誉れ高い

温泉でもあります。

江戸時代から現代まで東西の温泉を温泉番付として格付けす

るのが流行ったりしてきたのですが、

どの番付でも東の横綱(大関)が草津なら、西の横綱(大関)は

有馬であり、そして別格の勧進元や行事役がこの湯の峰とな

ってます。熊野詣をする人にとっての清めの湯でもあり、

神聖なる温泉として扱われてきた側面もあります。

川沿いの本当に静かな、派手なものは何も無い厳粛な温泉で

あり、質素と古めかしさゆえ格式とか風格も感じてしまう。

その湯の峰のシンボルがつぼ湯です。

Photo_11

小さな小屋の中、石の湯船の底から源泉が湧き、

入るには1人でも複数でもカップルでも、とにかく1組20分貸

切の形。公衆浴場のおいちゃんに申し込み、

整理券の番号札を貰って待つ。

1組終了ごとにスピーカーで番号が呼ばれ、交替で入っていく

形式。

待ち人が多いと、1時間、2時間待ちはザラです。

世界で唯一の公衆浴場の世界遺産登録です!

その温泉は1日に7回色が変わるという、

ちなみに以前入った事がありますが、その時は朝一でトップゆ

え、源泉温度92度、水で薄めて入るのになかなか温くならず、

制限20分の最後ぎりぎりの時間、入れる温度もぎりぎりで、

我慢の入湯でした。

湯の峰には高温の温泉が沸いている湯筒があります。

Photo_12

野沢温泉にも野沢菜を茹でる麻釜(おがま)と呼ばれる湯釜が

ありますが、この湯筒も麻釜同様ゆで卵をゆでたり、さつまい

もを茹でるのに使われており、私もこの日、売店でうどんを食っ

て卵とさつまいもを購入。92度の源泉につけて、ゆで卵とゆで

でいもを作りました。ゆで卵は10分弱で、さつまいもは35分

程で出来上がり。湯泉地や十津川上湯温泉、そして湯の峰温

泉と、このあたりの温泉は湯に何かしらの甘みがあり、

ゆで卵もゆでいもも、普通のお湯で茹でるよりずっとうまくなる

のです。ここで作ったゆで卵やゆでいもは私の大好物なんであ

ります。うまくなる特性を持った源泉、

前述の温泉たちはおかゆや炊飯など料理使われる事も多い

のです。

さて湯の峰温泉の雰囲気とか光景の動画をYoutubeで見つ

けたので貼っておきます。

話を戻して私がこの日入ったのは公衆浴場の湯でした。

Photo_13

公衆浴場には高温源泉を水でぬるめて薄めた、

シャンプー石鹸使用OKの一般の浴槽と、

源泉をそのまま薄めず冷まして、浴槽に注いでる薬湯とがあ

ります。

薬湯は浸かるのみで、石鹸・シャンプーは使えません。

私はこの日は薬湯に入湯。

冷ましてるとはいえ熱いです。小さな湯屋は草津温泉白旗の

湯にどこか似た風情、熱さを我慢して浸かると、ここの湯は、

あまり熱さを感じなくなってくる、いやそれどころかいい湯、いい

湯加減だとさえ思える不思議な温泉です。

含硫黄・重曹泉のお湯はこの日は灰色に見えて濃く白濁して

おり、つぼ湯同様薬湯も入る日や時間で毎回色が違うのです。

硫黄の香りも少々あり、白い糸生地のような湯の華が舞い、

濃さや効能の高さは、逆に長湯で湯あたりする人も多いので

す。

柔らかな湯の気持ち良さは名湯と呼ぶに相応しく、

最高の部類であります!

ちなみに薬湯の動画もYoutubeで見つけたので貼っておきま

す。

うどん、温泉、ゆで卵、ゆでいもを堪能してるうちに時間は夜の

7時50分。ちなみにうどんを食べてた売店でチリで地震があっ

たのを知る。

チリ地震といえば、昔、三陸で津波被害があったはず。

そして今から海岸沿いを走り南紀勝浦に行くのに、

津波は大丈夫だろうか?とそれが頭にあり、いつチリ地震が

起きたのかニュースを食い入るように見た。

その日の午後3時と解り、津波がどんなに早くても今日は来

ないはずと勝浦行きを決める。

あたりは雨がかなり強くなり始めていました。

168号線を本宮から新宮市へ。

新宮から海岸沿いを走る国道42号線で南西方面の南紀勝浦

温泉方面に向かう。

勝浦にもいい温泉が多いが、今日最後の目的地はそこから

更に西、ゆかし潟の湖畔西から少し北に行ったところにある

知る人ぞ知る名湯「ゆりの山温泉」であります。

③ゆりの山温泉(3回目の入湯)

源泉温度38.5度、弱硫黄の単純泉でぬる湯です!

家族経営の温泉公衆浴場で、

自家製の源泉から豊富な湯が!!

ここもYoutubeに動画ありました。

透明の温泉がドッパドッパのかけ流し。

溢れまくるお湯!贅沢です。カランのお湯も温泉です。

38.5度のぬるい源泉ですが、大量に浴槽へ注がれるせいで、

あまり湯温は下がっておらず、浴槽で37度ぐらいか。

シンプルに浴槽1つ、味気ないほどさっぱりした浴室。

きれいに透明なお湯は温泉らしさも薄い。

されど熱い湯が多かったこの日、仕上げはやはりぬるい温泉、

入ってみないと解らないのが温泉で、この体温よりちょっとだ

け暖かいお湯は、いつまでもいつまでも浸かっていられるので

す。のぼせるとか全く無い。されど浴後になってからジワジワ

効いてくる温泉で、体がポカポカして湯冷めしない。

そして浸かってる間、熱くも寒くもないので、何も考えず頭をカ

ラッポにできるので、気がつくと無心の状態で時間だけが過ぎ

ている!約1時間、自分の心は自分を離れ、このお湯に委ね

ている感じで、ストレスの発散にも素晴らしい。

お薦めです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さぁ帰り道です。新宮市の巨大スーパーオオクワの敷地にある

「トマト&オニオン」というファミレスで期間限定のアメリカ牛巨

大ステーキを注文。

オージービーフは肉に臭みあって嫌いです。

アメリカ牛ならまずまず食えると思い、サービス期間安くなって

るメニューを貪り食う。

さぁ帰ろうと来た道を戻るも、大雨!!

そして私の愛車406クーペは既に老体の車であり、

ヘッドライトがとにかく暗いのです。フォグランプを併せて灯火し

てても、いよいよライトの暗さが尋常ではなくなってきており、

老化がさらに進んでる。

ハイビームも併せて点灯してもまだまだ暗い。。

大雨で車線が全く見えずで、これは困りました。

自分は酷道マニアであり、峠マニアでもあるので、それなりに

運転には自信あるのですが、この状態で真っ暗な山道、

しかも右左と飽きる事無く連続でカーブが繰り返される道。

ところが車線が見えないうえ、見通しが悪いので、

目の前の道がどっちへどれだけのRでカーブしているのか、

ギリギリまで解らない状態で走らねばならず、時々目の前に

突然のガードレール出現が起こり、何度も反射的にハンドル

操作するハメに。やがてやっと後ろから地元の車が来たので

ヘッドライト借りますとばかり譲り、後ろを付いて行くと、

地元の車らしく、なかなか速い100kmペースで168号を飛

ばします。でもそれぐらいなら付いていける、

これは助かったと20kmほど付いていったのもつかの間、

本宮から北は完全に単独走行にもどり最後まで悪条件の独

走でした。しかも十津川村からは濃霧も発生!

10m先すら見えない orz

濃霧区間の約1時間、神経と視神経をめいいっぱいすり減ら

し、目と脳が疲れた温泉行脚になってしまった。

夜11時に新宮市を出発、帰ってきたのは深夜2時15分でし

た。

道が良くなった分、初めて十津川方面に来た16年前に比べた

ら、それでもかなり早い。

これから国道の高規格化が進み、

容易に来られるようになれば、たくさんの人が来て、自分のお

気に入りの秘湯も秘湯ではなくなるんだろうなぁと、

ちょっと寂しい気分を感じたんであります。

※訂正 田辺×→新宮市へ修正

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2009年11月 5日 (木)

続続々、温泉色々!和歌山トロトロ アルカリ温泉!!の巻

先週末、久々にレンタルビデオ屋さんに行く。

アニメ「鷹の爪」が最近のお気に入りで、

劇場公開「鷹の爪・ザ・ムービー」も見たくなったからだ。

レンタルビデオ屋さんはGEO(ゲオ)へ、

GEOといえば、

90年頃のF1で鈴木亜久里の乗るラルース・ランボルギーニ

のスポンサーだったのが記憶にある。

GEOの社長赤木なんとかはシャンデリアが落ちた東京のディ

スコなんとか(失念!)の経営者でもあって、

バブル崩壊とともにレンタルビデオの雄としてチェーン店が多

かったGEOの各店舗が一気に大阪から姿を消していったの

に、最近は復活してきてよく見るようになった。

ツタヤ対GEOな感じでしょうか。

なんだか脱線気味ですが、

「鷹の爪・ザ・ムービーⅡ・私の愛した黒烏龍茶」とついでに、

東宝の誇る怪獣映画「空の大怪獣ラドン」も借りたのでありま

す。

ラドンのストーリー冒頭興味深い会話が!!

2人の炭鉱技師が挨拶をかわすところで、

「暑いね~最近」

「確かに暑いですね、温暖化というやつですかね」

「あぁ~、あの地球温暖化説というやつかね」

「南極や北極の氷がとけるような、そんな世の中は嫌だね」

という短い会話なんですが、昭和30年製作の映画「空の大

怪獣ラドン」になんと!

地球温暖化説が早くも登場であります。

自分の少年時代である昭和40年代は真夏でも30度超える

日があまり無く、この頃は地球寒冷化!氷河期が来る!と騒

がれた時代であり、気候なんて安定しないのが当たり前、

今の世の中マスコミに乗せられ大騒ぎし過ぎだと常々思うの

であります。

もっとも縄文時代なんか、そうとう暑かったようで、

そのせいか極地の氷でも溶けていたのか、

大阪では難波あたりまで海岸線が来ていたとか、

難波の由来はそこが海だったからで、

暑くなれば海が迫ってくるし、寒くなれば海岸線は遠のくし、

極地の氷が増えたり減ったり、

それも自然なんじゃないかな、

そんな風に私は思っておるわけで・・、

ところでラドンですが、阿蘇近くの炭鉱で、

高温の異常気象で昔の巨大トンボ「メガニューラ」の幼虫「メガ

ヌドン」が突然発生し、炭鉱夫が構内で襲われたり、突然民家

に入り込んできたり、

子供の頃見た家に突然ゴキブリのように現れたメガヌドンが本

当に怖くて、メガヌドンは私のトラウマになったのであります。

メガヌドンはこんなやつです↓

750bb8dfd0175fcd

ネットで拾った画像なのですが、

どなたか解らない元ページの方、

すいませんが拝借いたします。

この巨大なヤゴの発生に大騒ぎしていると、

実はもっと恐ろしいプテラノドンが変異した大怪獣ラドンが地下

で発生しており、

巨大ヤゴの「メガヌドン」が実はラドンの餌であったと・・・、

2000年に劇場公開された「ゴジラ対メガギラス」では、

メガヌドンが再登場し群れで人間を食って成長、

成虫になったメガニューラがエネルギーを集め、女王というべ

き1匹にエネルギーを与えると巨大メガニューラのメガギラスが

誕生!ゴジラを倒す寸前まで追い詰め・・・、

おっと!そういえば、

温泉の話を書こうと思ってたのに、

オレは何の話をしているのかw

えっと今日はアルカリ性の和歌山の温泉について書こうかと、

本当はそれが主題のエントリーであります。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

前に書いたエントリー、

続々、温泉色々!和歌山シュワシュワ炭酸泉!!の巻

で全国的に珍しい炭酸温泉が和歌山にはたくさんあると、ご

紹介したのですが、同じく全国的に珍しい強アルカリ性温泉

も温泉天国和歌山なら楽しめるのです!!

アルカリはある意味酸性より有毒で強烈な性質で、

PH1の強酸性、秋田の玉川温泉やPH2の群馬草津温泉に

は酸で体が溶けそうとかいいながらも入れるのです。

ところが強アルカリのPH14の物質は確か自然界には存在し

ないので、当然温泉にもPH14のものはありませんが、

もしPH14の水酸化ナトリウムやカリウム溶液に人間が手を

入れれば手が火傷のようにただれると聞いた事があります。

従って真の強アルカリであるPH14やPH13の温泉だと健康

になるどころか、まず命が危ないのでw、

温泉で楽しめる強アルカリ泉はPH10ぐらいになるのです。

で、PH10の温泉って、実はあまり多くないのであります。

アルカリ温泉の特徴は入浴後すぐではなく、

2,3時間ぐらい経ったぐらいから体が火照ってくる保温効果の

高さと、石鹸のように体の毛穴から浸透し、ヨゴレを落とす美

肌効果の高さ(脂の抜けすぎ注意!)、

さらには溶け込む成分によってトロトロヌルヌルの柔らかな入

浴感になりやすい、気持ちの良い湯になりやすいのでありま

す。

そんな訳で11月3日の祭日、愛車406クーペに例のごとく風

呂道具とデジカメだけ載せ和歌山へ出発したのでありました。

※私の撮った写真はクリックで拡大されます※

Imgp0184

昼の2時出発、南紀白浜温泉通過は午後3時半で、

紀伊半島を周回する国道42号線(しにごうせん)で南下、

白浜から約10kmの至近距離にある椿温泉到着が、

午後4時前で、そこが最初の目的地でありました。

①椿温泉 冨貴

外見は和風旅館とはちょっと違うラテンな雰囲気!

♪あ、メキシカ~ン・ロック、ゴ~ゴ~、ゴ~ゴ~

と思わず口ずさんでしまいましたとさ。

Imgp0170

まぁ外見は置いといて、

さっそく建物に入ると受付のおねいさんが宿泊ではなく入浴だ

けなのに、親切丁寧で、好感を抱きましたわ。

これはあまり厳しい事書けないなぁと・・・、

入浴料は700円であります。

で、早速殿方浴室へ向かい、

Imgp0172

浴室には3つの浴槽があり、それぞれに源泉が・・、

源泉温度が36度ぐらいなので、

1つだけ加温されていますが、残りは源泉かけ流しなのが嬉

しいところ!!!

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海に面したオーシャンビューに左に加温浴槽、右に源泉浴槽

が、さらに入って右側手前にも源泉浴槽があり、

飲泉蛇口もありました。

飲むと甘みあるゆで卵硫黄臭がするまろやかなお味で、

36度の低温な源泉も加熱した温泉も、どちらも柔らかなトロト

ロ感で肌にやわらかく素晴らしいですわ!!

厳しい事書くどころか、お湯は満点の部類ですぜ!

泉質はPH10に近いアルカリ性単純硫黄泉で、

鼻腔をくすぐる硫黄の香りと海を見下ろす景色とで、

素晴らしいロケーションでありました。

実に気持ちが良いお湯で、最初先客で5人グループがいたも

のの、彼らが上がってからは独り占め状態で写真取り放題!

Imgp0177

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成分分析表からは硫黄分とメタケイ酸イオンがやや多め、

他に炭酸ガスと炭酸水素も適度に入っており、

特筆して何かが多いスペックではないものの、

入ってみないと解らないスペックでないのが温泉の不思議、

素晴らしい温泉に出会えましたよ!!

ここお薦めですわ。

そして帰る時も、受付のおねいさんが外には出なかったもの

の、見えなくなるまで見送ってくださり、いい印象ばかり残った

温泉でありました。

機会があれば留まってみたい旅館であります。

②リヴァージュ日置川

椿温泉から15分ほどで到着したのが日置川町の公営温泉施

設リヴァージュさんであります。

欧風のしゃれた建物で、なんだか今風だわ。

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建物の裏にまわると海岸線で、抜群の眺望なんであります。

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右手にある磯には釣り人たちがいて、

渡し船なしで行ける磯のようで、

釣りも楽しんでみたい、そんな場所なんであります。

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海岸線の左手には南国を思わせるソテツの木が並び、

Imgp0188

白浜以南の海岸ではソテツやフェニックスの木を良く見かける

のですが、本州最南端で近い南国と呼ぶにふさわしく、

この後風呂に入っている時の夕焼け空が!!!、

写真が無くて本当に残念なのですが、

もう真っ赤!空が燃えるような夕焼け空が見られ、

沖縄で何度も見た南国特有の真紅の真っ赤な夕焼け空が、

ここ南紀日置川で見られるなんて、

本当に芸術的なほどの美しさでありましたよ。

リヴァージュ日置川の肝心な温泉ですが、入浴料500円で、

PH10.3のアルカリ性単純泉でありました。

強いアルカリ以外特に特徴的浴感は無く、

今風の入浴施設だけに、

大浴場、源泉風呂、露天風呂、2つの薬草風呂、ジャグジー、

サウナ、水風呂など豊富な湯船があるものの、

源泉浴槽以外は循環泉で次亜塩素酸ナトリウムで消毒された

お湯のせいか、アルカリ泉質まで感じられなかったのが残念な

ところであります。

しかし露天風呂は海を見渡せるオーシャンビューで、

押し寄せる外海の波がジャリ石の海岸を叩き洗っていく、

「ザァ~っ」と繰り返す波音が実に心地良く、

前述の太陽が水平線に落ちた直後の真紅の夕焼けショウが

素晴らしく上等で!

湯は印象に残らなかったけど、それ以外が良かった。

そんな温泉でありました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2つの温泉に入った後は餌の時間であります。

南紀白浜に戻って、

海鮮バイキングのあるとれとれ亭さんで餌をついばんだので

あります。

料金は2、625円で高いと取るか安いと取るか、

90分食べ放題で、オイラはこれでもかと食材を食い散らす!

クエの刺身、タイの刺身、クエとタイの握り寿司、新鮮なタコの

カルパッチョ、サーモンとイクラの和え物、有頭エビの塩焼き、

えびふりゃ~、クエの煮付け、ローストビーフ、ズワイや鶏やホ

タテに白菜などが入った寄せ鍋、茶碗蒸し、パエリヤに白飯、

ケーキ各種にコーヒなど、

伊勢エビ漁獲高日本一で、最近幻の魚クエの養殖にも成功し

たらしく、地魚のうまい南紀に来た以上やはり食は堪能せね

ばと食い散らすのでして、

それにしても南紀白浜っていつも思うんですが凄いとこですわ。

良質温泉があって、水族館があって、さんご礁があるのでスキ

ューバーが楽しめ、もちろん海水浴も出来るし、良磯が多いの

で釣りもいける、水中を見るグラスボートや水中展望塔もあり、

パンダもいればサファリもある、イルカやオルカのショウもある

し、子供向けのテーマパークのエネルギーランドもあると、

海水浴では白砂が本当に真っ白できれいな白良浜があり、

Tit_sirara

ここの砂は珪素90%含有でガラス製造の原料の為、

昔は掘ってよそへ運ばれていたのだとか。

しかも高速道路開通で大阪から2時間かからずで、

南紀白浜空港が開港してから遠くから観光客も増えたのだと

か。

日帰りで来ても、とれとれ亭さんのような海鮮料理を手軽に食

べられる施設もあるし、日帰り温泉施設も多いしで、

白浜町は頑張ってるなぁと、私はいつも感心するのです・・。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

最後に白浜に来た以上、

アルカリ泉ではなく、ほぼ中性ですが、

なじみの白浜温泉にも入って帰らねば・・・。

牟婁の湯

南紀白浜温泉の名前は比較的最近に付いた名前で、

はるか昔、このあたりは牟婁の湯と呼ばれていたのです。

牟婁の湯は万葉の頃から開湯していた湯崎地区の湯崎七湯

の事で、崎の湯・浜の湯・元湯・砿湯(まぶゆ)・粟湯・疝気湯

(せんきゆ)・屋形湯の源泉からなり、

万葉集や日本書紀にも登場する古湯であります。

日本三古泉の1つに数えられるのが南紀白浜温泉(牟婁の湯)

なのであります。

現在は6つの町営公衆入浴施設であります「崎の湯」「牟婁の

湯」「しらすな」「白良湯」「松乃湯」「綱の湯」の中に、

牟婁の湯の名が残されており、

Imgp0199

最も古い公衆浴場である牟婁の湯では由緒ある源泉の行幸

(みゆきゆ)←<崎の湯と同一源泉>と砿湯(まぶゆ)の2

つの源泉が引湯されており、楽しめるのであります。

崎の湯は大化の改心で有名な中大兄皇子(なかのおおえの

おうじ)後に滋賀の大津に遷都し即位した天智天皇や斉明(さ

いめい)天皇、持統(じとう)天皇ら歴代の天皇や、

徳川吉宗ら多くの歴史上の人物も入った源泉であり、

そういった英雄たちに思い馳せながら入るのもまた趣向かと、

入浴料は確か300円で、シャワーが3つぐらいしかない、

施設はボロボロなのですが、それがまた味があって良いので

あります。

砿湯源泉の方は含硫黄・ナトリウム-塩化物泉の黒っぽいお

湯で硫黄とともにどういうわけかエビの焼いたような匂いがす

る温泉で、本来源泉温度が低い方の砿湯の方がこの施設で

は熱いお湯になっており、行幸(みゆきゆ)の方は透明な

ナトリウム-塩化物泉のさっぱりした食塩泉と、

どちらも温まりやすい温泉であります。

私が行った時も白人系の外人が大挙して来ており、

たくさんの白人や中国系の方らと過去出会った事があるので、

日本の温泉に興味のある外人にも人気が高いと感じるのであ

ります。

そんな1日が終わり白浜を夜遅くに出発、

飛び石連休の最終日のせいか高速はガラガラ・・・、

約160kmの白浜ー大阪間が大きな声では言えませんが、

なぜか?1時間少々で帰ってきてしまいw、

近いなぁと改めて感じたのでありました。

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2009年10月26日 (月)

秋です、そう秋なのです。

Imgp0110

ああ、秋だ、心が洗われなんだか清らかな自分になりそうな

季節でもあり、

祭りの後の静粛のようなものを感じる季節でもあり、

例え無粋なオイラのようなおっさんでも、

とにかく寂しい気分がするのが秋なのです。

Imgp0108

てなわけでどこかに行きたい気分になり、紅葉を見に鳥取の

大山(だいせん)に思いつきでふら~っと行ってきました。

なにせ私は貧乏で暇と金が無いのです。

土曜日の仕事が済んだ深夜2時、急にふら~っとカメラと風呂

道具を片手に車で出発、

この時点で土曜日の起床から18時間か19時間か経過してお

り、体力勝負のお出かけでありました。

高速代も極力ケチる為、中国道は岡山県に入った作用インタ

ーで降り、あとは下道でゆっくり深夜走行。

岡山県を作用→勝山→津山→落合と走って北上、

途中、夜明け後すぐに湯原温泉で休憩、

写真撮影なのであります。

Imgp0101

Imgp0102

湯原名物の大露天風呂にはまだ朝6時だというのに、

おいちゃん、おばちゃんが混浴で湯浴みを楽しんでいるので

ありました。

Imgp0105

Imgp0104

温泉好きの私ですが、寝むらずの旅ゆえ、

今風呂に入れば、早くも出来上がってしまい眠くなると、

ここでは自重し、目的地大山に向かうのでした。

大山はなぜか中国地方にある異色の霊峰で、

西から見ると富士山を思わせる雄大なたたずまい、

東や南から見ると断崖絶壁で半分崩れた山で角度により見た

目が全然違う、

でも雄大な大きさは私の印象では東北の岩手山のようなイメー

ジで、

冬の雪化粧した大山は、オーラを感じ西の霊峰と呼ぶに相応

しい山なのです。

↓(この2枚はウィキ先生から拝借!)

800pxmtdaisenw

Mt_daisen_in_spring_bs1500

さて、湯原を後にし、まだ早朝に蒜山高原のある八束に到着。

八束(やつか)は横溝正史の「八墓村」ネーミングの素になった

岡山県の村(だったか、町?だったか)なのであります。

なぜ大山の麓なのに岡山県なのか、いずれにせよ岡山最北

端の地域なのです。

ここ蒜山や大山は芝や牧草が広がり、牧畜が盛んで、

近畿や中国地方では小岩井みたいに有名な牧場&乳製品産

地なのであります。

早朝であたりは霧がたちこめ…。

Imgp0106

山陰や中国地方は季節風の影響が少なく、河川に沿った平地

や盆地ではやたら霧がでやすいのです。

私がよく知る兵庫県の豊岡地方なんか、円山川に沿って、

早朝のないだ時間は年中霧がたちこめるのであります。

それを山から見ると雲海になるわけで…。

話戻して、蒜山高原から、元有料道路だった大山ハイウェイに

入り、いよいよ紅葉を楽しむ為、早朝の大山に車は登っていき

ました。

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ススキの原っぱの向こうには遠く下界に雲海が広がり…、

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富士山風でない断崖絶壁側の大山の山頂も雲間に現れ、

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国民宿舎のある大山鏡が成では、

草原と丘陵の紅葉とが美しいコントラストで…、

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なんだか爽やかで目の保養なのであります。

(↑ちなみに普段の目の保養はネットやグラビアのおねいさ…

略)ですけどねw。

今度は大山周回道路を西に移動、

職場に住む謎の白い人の邪気を払ってもらい、

金運上昇をもくろむオイラ、

その為にも大山寺へ向かいました。

その頃には大山もすっかり姿を現し、

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石段を登るのにヒーヒーいいながら大山寺へ…。

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鐘をついてまず邪気払い

Imgp0159

本堂にて「お金がもうかりますように、

お金がもうかりますように、

お金がもうかりますように!!!」

一生懸命お祈りを捧げましたとさ。

Imgp0160

その頃にはめしや兼みやげ物の店も開きだし、

美味しい大山ソバを賞味、原木ナメコが実に美味でありまし

た。また別オーダーのザル豆腐が旨過ぎ~!

2個も頼んで食ったのであります。

まだ朝だった枡水高原は、ススキの群生がキレイで…、

Imgp0164

Imgp0168

キレイな景色を堪能したオイラは大山を下山、温泉へ向かった

のであります。

この時点で前の日の起床から24時間を超え、

そろそろ体にガタが…、

足が筋肉痛で痛くなり、腰も痛くなってヘルニアの症状少し、

てなわけで温泉に行こうと、

大山周辺の温泉といえば、

私は自称温泉好きなので家から半径300km以内の温泉ぐ

らいは地元ですから当然過去に全部行って押さえてる訳で、

大山の東側には関金、三朝、奥津、岩井、東郷、

羽合(はわい)、上斎原、鹿野、吉岡、鳥取などの温泉があり、

南には湯原、郷緑、足、真賀、といった素晴らしい温泉も、

西には皆生、湯の川、出雲玉造といった温泉も、

もちろん全部に入湯済みであり、

中国地方の温泉の特徴は硫黄泉がなく、

日本唯一の人形峠のウラン鉱山でもわかる通り、

鳥取や広島中心に放射能泉(ラドン温泉)が多く、

海側にはアルカリ泉、石膏泉、重曹泉、塩化物泉といった、

あっさり系の透明系温泉が多いのが特徴なのであります。

でも今回は体力的に西に離れるのはしんどいので、

東側の関金温泉と三朝温泉という放射能泉に立ち寄りました。

①関金温泉 湯命館

いきなり温泉エントリーになってるw

透明感の高い湯で、特徴的な浴感無し。

さらりとして入りやすい。

温泉は循環でかけ流しでない為か、放射能泉としての特徴が

感じられなかったものの、足と腰が痛かったので、

暖まるだけで体が楽になり、睡眠不足もあって“ぼぉ~っ”と、

これは気持ちいい、出たくないぞ状態で堪能しました。

関金源泉に比べて湯命館さんは成分の薄さが気になるところ、

あと露天風呂から露骨に塩素臭が…。

②国民宿舎 ブランナール三朝

以前知らずに外の離れた露天風呂に勝手に入ってしまいまし

た。ゴメンなさいm(_ _)m

三朝温泉はラジウムやラドン含有量が日本屈指の温泉なので

あります。

ラドンについてはWHOが発がん性があると、最近警告を出し

ているのですが、三朝温泉周辺の住民がガンにかかりにくい

というデータも出ており、

WHOに提言した科学者は発ガン性を警告する事で研究費を

貰ってるんだろうし、三朝温泉の地元もラドン温泉の効能を謳

う事で町おこしになるんだろうし、

こういった健康に関する警告やデータは話半分で聞くのがいい

とオイラは思ってます。

なにせタバコも猛毒だという割には、今世界一長寿の日本の

お年寄りの半分以上が昔は喫煙者でしたしね、

健康ブームとかヘビースモーカーの私には笑止です、

神経質になるのはイクナイのです。

さて話戻って、三朝温泉の町営国民宿舎ブランナールさんに

お風呂を所望しに行きました。

町営ですが、建物は欧風建築で結婚式なんかもやってる所。

その日も入り口ロビーでは結婚式に出席の礼服を着た一味

がいるところへ、風呂道具さげたおっさん(オレ!)が、

「すいませ~ん、日帰り入浴お願いしま~す」(笑)

全くの場違い気にせず、風呂へ突入。

外の露天は源泉かけ流しで風情はないも、いい湯です。

こちらは入浴料100円です。

で、内湯の大浴場ですが、大きな浴槽1つで飾りっけなし、

源泉かけ流しかどうかは不明、

しかしここで1時間入った後に、

何時間もいつまでも汗が出っぱなし、とにかく湯冷めしない浴

後感で、さすがに日本屈指の放射能泉!

ブランナールさんの温泉は悪くないぞの結論であります。

湯の感触は湯船の中で指と指をこすった時、

あぶらねんどを触ったようなスベスベしないべっとり感が少々、

でも浴後の肌は今もスベスベで、今現在腰痛は治まりと、

効能はなかなかでありました。ちなみに入浴料は500円でし

た。三朝は川原の外から丸見えの天然露天風呂が有名なの

ですが、

その源泉と同じ透明でほんのかすかに白濁のお湯だった事

からブランナールさんのお湯は三朝の源泉株湯系と同じでは

ないかと、まぁいいお湯でした。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

風呂も入ったしさあ帰ろうと、来た時と同じ様に下道で南下、

人形峠経由で津山に着いた頃にはいよいよ夕方。

前日の起床から36時間近く起きており、

体力の限界感じて津山ICから高速道路に早々と乗るも、

睡魔がぁ・・・睡魔がぁ・・・・、

目がどんどんヨリ目になるのが解り、

ああ、限界が近い、

そこへ高速道路の案内版が宝塚IC先頭に17kmの渋滞を表

示、17ぁ、17kmって、ああ寝そう・・・、

ついに力つき兵庫県の滝野・社ICで高速を降り、

とある(あは~ん)なホテルへ、

「すいません、1人ですけど、とにかく寝たいんですよ、

嗚呼限界だ・・・寝させて下さいよ」、

フロントのおばちゃんに願いは通じ、

妖しいホテルに入って爆睡するも、

ただ寝るだけで、

あんな事やこんな事をしないまま(むふふ)、

高価な代金をむしり取られ・・・・、

貧乏感5割増しで、

今朝、朝帰りしたばかりの小さな旅でありました。

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2009年5月17日 (日)

続々、温泉色々!和歌山シュワシュワ炭酸泉!!の巻

以前のエントリー、

温泉色々!で和歌山には面白い温泉が多いという事を書いた

のですが、

和歌山に新しくできたスーパー銭湯に行ったので、

もう少し和歌山の温泉について掘り起こそうと思いました。

和歌山県というところは大きなプレートの裂け目が東西にも、

南北にも走るため、それゆえ南海大地震が心配されたりもす

るのですが、

温泉的には火山も無いのに硫黄泉が沸いたり(南紀勝浦方

面)、高温泉が随所に湧く(南紀白浜や湯の峰、川湯他)等、

全国的には温泉に関しては比較的地味なのに、

有名な良温泉地帯も多いのです。

有名温泉以外にも全国的に珍しい異色温泉も多々あり、

知名度は低いですがバラエティ豊かな1級温泉地が和歌山な

のです。

前述の温泉色々!で書いた神通温泉はメタケイ酸ホウ酸泉と

いう他所では見た事がない泉質で、そのうえ全国的にも珍しい

強アルカリ泉でもあり、ここは超異色でありますぞ!!

実際日がたって、神通温泉の効能か、草津温泉の効能か、

どちらのせいか定かでありませんが、痒かったアトピー痕が今

はキレイに治ってます。浸透性殺菌力があり皮膚病に効くとい

う神通温泉、試してみる価値ありそうです。

珍しいといえばこんな温泉も和歌山にあります。

番外編 奥熊野温泉 アイリスパーク 女神の湯

場所は地図をご参照で!


大きな地図で見る

ここはキャンプ場のようであり、ロッジのようなものもあるとか、

ボロいながらもテニスコートもあって、

立ち寄り湯に入っただけなので施設の詳細には詳しくないの

ですが、探偵ナイトスクープに出てくるパラダイスw!のような

妖しい(笑)施設で、

なぜかチョウザメとコイとかワシや鷹、ハヤブサが飼われてて

観察できますとか(なんじゃそりゃ?)、

不思議なモニュメントも色々で、

言葉じゃ表現できんのですが、妖しさ満点の施設でありますw。

さてそこにある温泉ですが、

PH9のアルカリ性重曹泉で、重曹泉はナトリウム・塩化物・炭

酸水素塩泉とも呼ばれ、俗に美人の湯としてヌルっとした感触

になりやすい泉質なのです。

低張性ゆえに毛穴にまで湯が入り込み、

石鹸で洗うのと同様、汚れた皮脂が落ち、肌がきれいになる

といわれる泉質なのですが、

女神の湯の重曹泉は並ではありません!

温泉評論家郡司 勇氏が日本一濃度の濃い重曹泉だと言った

とか、

ここの湯は完全にローションみたいです。

もうニュルニュルです!あまりに濃すぎて浴後に肌がカサカサ

になりました。皮脂落ちすぎ!

湯船が家庭用のホーローバスの大きなやつみたいな、

なんの情緒もないつくりで、加熱されて循環されて、

かけ流しベストの温泉好きには邪道ですが、

それでもこのニュルニュルなローション風呂は話のタネに一度

はどうかと!

ローションに入るなら混浴なら良かったのでしょうが、

アベック(おっさん仕様の言葉w)で色々楽しめ…以下略、

う~ん、でへへ!

このニュルニュルヌルヌル感は日本一だと、一度お試しあれ!

他にも和歌山で変わってるといえば、

川湯温泉なんかは川原を掘るだけで温泉が出ます。


大きな地図で見る

同じような温泉は北海道の屈斜路湖砂湯とか、

群馬の尻焼温泉もそうですが、

川原にスコップで自分だけのマイ温泉を作るのが楽しい、

野趣溢れるそんな温泉もあります。

さて、ここまでは実は前フリで、ここからが本題なのですが、

温泉の泉質で日本では珍しいものに炭酸泉があります。

ヨーロッパには炭酸泉が多いとか、

ドイツでは炭酸泉には心臓病など循環器系にはっきりと効能

があるといっており、それゆえ炭酸泉を温泉治療に使ってい

るぐらいなのです。

ところが日本の温泉に炭酸泉は非常にまれで、珍しいのです。

日本全国を見ても有名な炭酸泉の温泉地は、

大分の長湯温泉ぐらいでしょうか、

有馬の銀泉も炭酸泉ですが、湧出量が少なくラジウム泉とブレ

ンドしたりしながら循環で源泉を使ってたりするので、

炭酸泉は炭酸が多いお湯ゆえに、当然炭酸が空気中に出て

しまって気抜け状態になり、そういう意味では有馬は炭酸泉

の銀泉に関してはあまり効能がなさそうです。

他に有名な炭酸泉といえば一軒宿の温泉が多く、

北海道のニセコ薬師温泉(入湯済)は源泉が浴槽の底から湧い

てくるのが素晴らしい、

Yakusi

日本では珍しい透明な炭酸泉でまさにサイダー、湯温ぬるめ

で長湯が楽しい!ボロボロな旅館ゆえ日本三大秘湯に数えら

れてもいます。

岐阜の湯田温泉 奥田屋(入湯済)は国内最強といわれる炭

酸泉で泉温が低いので加熱循環がやや残念ながらも、

お湯は素晴らしいものでありました。

島根の小屋原温泉 熊谷旅館(入湯済)はその泉質で個人的

には日本最強の温泉の1つだと思う、凄いレベルの温泉であ

ります。

2~3人が入れる浴槽だけの浴室が4つあり、

それぞれにサビ成分がこびりついた浴槽で、37度程度の源泉

がそのままかけ流され、浸かるほどに温まり、全身にびっしり

泡がつく、その気持ち良さは1級品であります。

旅館そのものはここもお世辞にもきれいとはいえないものの、

ひなびたやれた感じが最高で、この旅館に行くのに2つの方

向から行けるのですが、逆側から行くと泣きそうな酷い道に

なるので要注意であります。

日本でそこそこ有名な炭酸泉といえばこの程度しかないので

す。

ところがところが、

わき道逸れっ放しでありますが、

ここからいよいよ和歌山市内の温泉が出て来ます。

それが今日の本題なのでして、

炭酸泉は温泉1リットル中に1000mg以上の遊離二酸化炭素

を含む源泉を炭酸泉といい、療養泉扱いになります。

実は和歌山の市内には、地味~に余り知られず、

なにげな~く、

そんな有り難い炭酸泉が3つもあるのをご存知でしょうか?

それらは和歌山の市内のど真ん中に普通にあるのです。

ちなみに炭酸泉は入るとヒンヤリ冷たいような独特の浴感が

あります。温もるのにヒンヤリする、反比例なアンバランスな

浴感が実に楽しいのです。

よく泡がつけば炭酸泉と勘違いされてる方も多いのですが、

遊離気体は炭酸だけではないので、泡がつくだけでは炭酸とは

いえません。また高濃度炭酸泉には泡がつかない、

湯の温度が高かったり、室温の状態で泡がつかなかったり、

そんな温泉も多いので体に泡がつかないから炭酸泉でないと

もいえないのです。

さて全国レベルで見ても、高濃度な炭酸泉が湧く和歌山の3つ

の温泉について今日は書きます。

①天然温泉 ふくろうの湯

冒頭で新しくできたスーパー銭湯に行ってきたというのはココ

の事です。

場所は和歌山市のど真ん中!


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フォルテワジマというビルの地下1階にあり、

このビルは昔デパートだったとか、

銭湯のイメージが全く無い、どこかのホテルフロントとか、

フィットネスクラブのフロントのようなエントランスで、

さすがに最新の温泉銭湯だと、実におしゃれであります。

ここに入る前に腹ごしらえをしようと、

夜の9時に食いモン屋を探したところマクドナルドでさえ閉店

済みで、中心街のどこも店が開いてない和歌山の田舎っぷり

には唖然としたのですが、

それとはかけ離れた空間演出の風呂屋であります。

地下ゆえに露天風呂はありません。

営業は23時受付終了と早いのですが、

源泉は確かに良かったです!

地下1500mまで掘削して湧いたという源泉で、

あまり深い深度で良い温泉は少ないと以前書いたのですが、

ここは例外でした、良いお湯であります。

泉質は含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物炭酸水素塩強塩

泉で塩分の濃い重曹泉にたっぷり炭酸が溶けたイメージかと、

遊離二酸化炭素は1リットル中1,430mgもあり、

溶存物質は38gもある濃い温泉であります。

この濃さゆえ当然療養泉分類されるお湯であります。

源泉の湧出量が少ないので、

源泉浴槽は3~4人程度入れる小振りなサイズで、

Kind_gensen

泉温は38度ぐらいのぬる湯、

そこから溢れたお湯が一段低い大浴槽にこぼれ落ち、

大浴槽では循環・過熱されて湯が貯えられております。

源泉浴槽の浴感は確かに温もるほどにヒンヤリで、

炭酸泉のそれそのもので、大満足でありました。

大浴槽はすでに炭酸が抜けてしまった感ありで、

それでも温まりやすいお湯であります。

サウナや菖蒲湯(季節湯)、水風呂、つぼ湯などがあり、

モダンな入浴施設でありました。

ただやや狭いので、人が多い時は窮屈なんじゃないかと…。

炭酸泉の貴重さとか温泉マニア垂涎なイメージと、

なんだか合わない対極のモダン施設であります。

②和歌山市本町温泉 夢想乃湯

ふくろうの湯の北にある、ここは大衆的作りの風呂屋だとか、

実はここにはまだ行った事がないのです。

かなり地元の方で混むようなので…、

またこの後に出てくる花山温泉と泉質・成分と似ており、

花山温泉を薄めた感じだという評判なので、

花山には行ってますがココへは行かなかったのです。

場所は以下の通りでBのふくろうの湯北側のCにあります。


大きな地図で見る

行った事がないので浴感とかは書けませんが、

泉質は含二酸化炭素ー鉄・ナトリウム・マグネシウム塩化物強

塩泉で、黄土色のお湯で、二酸化炭素含有量は1リットルあた

り1477mgとわずかにふくろうの湯より多め、

ミネラルも多く温まりやすいお湯であろうと想像されます。

源泉浴槽以外に白湯の浴槽ゾーンにジェットバスやサウナ等

普通の風呂屋の施設があり、

390円の銭湯料金でならきっとお値打ちの施設だと思われま

す。

③花山温泉

花山温泉は知る人ぞ知る和歌山の名泉であり、

関西最強の呼び声高い泉質を誇ります。

もとは奈良時代すでに湧出してた有名な温泉だったとか、

昔は天皇も湯治に来てたのだとか、

ところがその後湯が枯渇し、

昭和40年に新たなボーリングによって湧き出したお湯は、

むちゃくちゃ濃い独特の泉質の湯として、

地元で楽しまれてきたお湯なのです。

お湯といっても源泉は24度の冷鉱泉で、

陽イオン総量6108mg/リットル

陰イオン総量12750mg/リットル

含有成分総量21754mg/リットル

二酸化炭素は2400mg/リットルにもなる、

ともかく濃い温泉であります!

泉質は含二酸化炭素ー鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物

炭酸水素塩泉という長~~いお名前。

無色透明の源泉が空気に触れ、酸化しオレンジ色のサビ色温

泉化します。

Se_03

カルシウムも多いので、酸化物が鍾乳洞のような物体に変わり、

湯口や浴槽にどんどん堆積していきます。

こまめに浴槽を掃除してるらしいのですが、

こびりつくスピードに圧倒され、そのうち堆積物に浴槽が浅くな

ったり、湯口が詰まるんじゃないかと、

そう思うほど濃い温泉であります。

飲泉すれば炭酸のシュワシュワもありますが、

マグネシウムの苦さが強烈で、こんなに不味い温泉はないと

思える程であります。

低温の源泉浴槽とそれを沸かした加温浴槽があり、

両方を交互に入るのがお薦めだとか…。

私は最初あまりの濃さにここが炭酸泉だと気がつかない程で、

炭酸泉としても全国屈指の入浴施設なのです。

ちなみに花山温泉は一軒宿の温泉施設であり、

旅館なんですが、お世辞にもキレイといえないボロさ加減で、

実際日帰り入浴の地元のおいちゃんらばかりで大人気!

少々混みますが、かけ流しの実に良い温泉であります。

ここまで書いてみて、

和歌山市内の地下には炭酸泉の層があるんじゃないかと、

全国では珍しい炭酸泉も和歌山市内なら普通にあるのです。

これはお薦めであります。

ちなみに花山温泉は阪和道和歌山ICを降りて下道を南下、

走って5分ほどで看板が出ております。

シュワシュワはビールだけじゃない、

温泉でもいいもんです。

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2009年5月 9日 (土)

続、温泉色々!

前のエントリーで一応つづくと書いたので、

今回はその続きであります。

平湯温泉 神の湯

平湯温泉は奥飛騨温泉郷にあって、

奥飛騨温泉地の冬場は路面凍結や雪のため、

多くの温泉が冬季休業になります。

それだけに夏場には信州の上高地などの訪問客や夏山登山

の宿泊客、キャンプなどで賑わう場所でもあります。

ここ平湯には私は因縁があって、

2002年の夏、乗鞍スカイラインの自家用車乗り入れ禁止にな

る前に、一度は車で行っておきたいと、

3千メートル級の日本最高地にある山の有料道路へ車で行き

ました。

さすがにそれだけ高地だと、自然吸気エンジン仕様の愛車ク

ーペも空気が薄くて酸欠状態、青息吐息だった印象で、

全くパワーが無くて坂を登るのがしんどくトロイ!

そんな体験の後に平湯温泉、ひらゆの森に立ち寄り入浴。

当日は8月の日曜日だったかと、

まさにイモの子を洗うようなスーパー混雑ぶりで、

1人ずつぎりぎり詰めて温泉に入るような異常密集状態、

それゆえ湯の衛生状態に不安を感じていたのです。

以前に密集状態で別府鉄輪温泉の古いスパーガーデンに入

った際、クラミジアと呼ばれる、いわゆる性病になった経験が

あるのです。

性交渉がないと性病はうつらないなんて本などで書いてます

が、実際なったんだからどうしてくれるんや!

みたいな話で、その時も似たようなというかそれ以上に混雑

しており、嫌な予感があったのです。

3日後、尿の排泄時に痛さがあり、次第に焼けるような痛さで、

泌尿器科で診てもらったら、ぬぁんと!!淋病になっていた

のです!!

嫁にはそれ以来、エライ冷ややかな目で見られるし、

どう説明しても言い訳ととられるし、

胃が弱いのに抗生物質を変えながら4週間薬飲みっぱなしの

リスクをかけて治療しました。

淋病になると、夜寝てたらやたらカチンコチンに元気一杯朝○

ちという状態になりやすく、

がぁ~っと寝てたら子供が起こしに来て、

アッ、テント張ってるの見られた!

かっこわるぅ~みたいな経験もあって、

平湯温泉には嫌な因縁があるのです。

ちなみに大人の営みなど、その時期全くなかったので、

潜伏期間からとか含め、その温泉としか考えられんのです。

人のごった返す温泉には皆さんご注意をww!

ちなみに、ひらゆの森さんが悪いというわけでもないので、

まぁ、あれは事故だったと思ってるのです。

さて、悪い印象を払拭する為に入った平湯温泉神の湯は、

平湯で最初に発見された温泉であり、

武田信玄の隠し湯伝説もある男女別露天だけの野天風呂な

のです。

平湯中心街から少し山にはずれた場所にあり、

渓流沿いに駐車場があって、

そこから少し登ると番小屋があって、

入浴料を払ってもう少し登ると、これ以上ないほど簡素な脱衣

所と石造りの風呂が見えてきます。

ひらゆの森の泉質はややサビが出て硫黄と金気臭が混ざった

ような泉質なのですが、それとは源泉のタイプが違い、

こちらは硫黄臭が少しの、まろやかな灰色のお湯で、

含食塩重曹泉らしい。

豪快にダバダバと新鮮なお湯が湯船に注がれ、大量にオーバ

ーフローされて溢れていく、これが実にいいお湯なのです。

泉温も絶妙でありました!

風呂に浸かっていると、私の右手の草むらからヤマカガシとい

う種類の蛇も這い出し、ゆっくり移動していくのが見えました。

山にはまだまだ雪が残ってますが、雪解け水に沢にはゴーゴ

ーと速い水流の轟音が響き渡り、そんな春の景色に不似合い

な初夏のような強い日差しが私に照り付けておりました。

野天風呂の側には子安地蔵が祀られ、野天風呂をさらに登る

と不動明王が祀られてるらしいのですが、それゆえここは神の

湯と名付けられたとか。

簡素な更衣室を出て、沢を見渡せる簡単なベンチの休憩所で

の一服が、水辺のうまい空気と併さり紫煙が実にうまかった

のを記憶しております。もちろん野天ゆえシャワーとか無く、

実質浸かるだけなのですが、湯はとても上等でありました!

上諏訪温泉 片倉館

この日は朝から前エントリーの白骨温泉、白船グランドホテル

での入浴に続き、平湯温泉神の湯に連湯したので、

次の温泉まで、ちょいと時間を空けたくなり、

やや遠い諏訪湖湖畔の上諏訪温泉まで足を伸ばす事に…、

松本・塩尻を経由し、信州を代表する湖、諏訪湖へ到着したの

は2時間後で、強い日差しがいよいよ夏のように感じられる、

実に暑い正午過ぎとなっていました。

上諏訪温泉は1日1万5千キロリットルとも、

2万キロリットルともいわれる膨大な湧出量を誇る、湯量豊富

な高温泉源群を誇ります!

湖畔には日本で最も高く噴出する間欠泉もあり、

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約1時間30分ごとに30秒そこそこの僅かな時間、

ゴーゴーという轟音が起こってから、豪快な湯柱が上がる光景

が見られます。

私も湯上り時すぐにその噴出するタイミングが来たので、

夏のような太陽が照りつける中、汗まみれのダッシュで間欠泉

まで走り、なんとか見る事が出来ました。

順序逆で、湯上り後から書きましたが、

今回上諏訪で入湯したのは、

昭和3年に竣工したという、最初から風呂屋として建設された

珍しい欧風建築の片倉館であります。

リンク先で見てもらえれば判るとおり、ゴシックな感じの洋館で、

時の片倉財閥当主が日本にもっと大衆娯楽施設が増えるべ

きだとの思いで建てたとか、

ステンドグラスや彫刻など様々な装飾を眺めながら入浴でき、

一度に大量の人が入れる底に黒い玉石を敷き詰めた巨大浴

槽が特徴の大浴室と、昔の古びた病院を思わせる、黒くすす

けた古木を用いたどんよりレトロな廊下や更衣室、休憩室・

食堂などの設備からなっており、

温泉エントリーなのでまずお湯ですが、

単純泉であまり特徴の無い透明のお湯がドバ~ッとぜいたく

に当然のかけ流しで投入され、

洋風ゆえ石造りのせいか、底に敷き詰めた玉砂利の遠赤外

線効果とかがあるのか、ともかく実際の湯温よりも想像以上に

熱エネルギーに充ちてるような、猛烈に汗が吹き出る温もりや

すい浴室でありました。

大きな湯船以外に、別の小部屋にラドン温泉室も設けられ、

もちろん洋風でも普通の風呂屋ですので、

体や髪を洗う洗い場も普通に充実しており、

重厚な雰囲気の中で、誰もが存分に温泉を堪能できるだろう

と思える素晴らしい施設でありました。

入浴前に洋館に似合わず大衆的な食堂でザルソバを食すも、

期待してなかったのに予想に反してさすが信州、

蕎麦はさすが!それなりの香りと旨さでありました。

まぁ、ソバツユは普通でしたがね…。

Image12

Syokudo000_r1_c1

↑すいません、片倉館の公式ホームページから画像をちょい

と拝借しました。<(_ _)>

この建物は諏訪市の有形文化財であり、

温泉館とは別に同じく洋風の諏訪市美術館も並設して立って

おり、

純和風の四国松山道後温泉館とは、また趣の違った湯屋で

あり、訪れる価値は充分あるという感想となりました。

草津温泉 大滝乃湯

片倉館の広い駐車場で自分の車に乗り込もうと、

ドアを開けた瞬間モァ~と、

真夏のような熱気が室内からあふれ出し、

愛車の外気温計は30度に達し、

嗚呼…もう温泉をめぐるには条件が悪すぎる、

のぼせて湯当たりしそうだと、

そう判断したので、別所や昼神といった予定してた温泉をやめ、

日中はドライブを楽しむ事に。

家の近所にたくさん支店のある洋菓子店シャトレーゼが八ヶ岳

の新鮮な牛乳を使ってると、よく宣伝文句が書かれてあるので、

以前、近くを素通りした事のある八ヶ岳牧場を目指し、

中央道に乗って東へ、

八ヶ岳近辺で降り、

再び蕎麦屋に入り、

今度はハズレだった不味いザルソバを食い、

牧場で羊をおちょくってたら、顔のあたりまで高さ1m超級の

ジャンプを見せ付けられ、おおー!ちょっと野生を堪能できたり、

牧場といえばお目当てソフトクリーム!当然濃い牛乳バニラ系

と思いきや、アイスクリン味の南国土佐モノみたいな味で拍子

抜けしたり、

そんな事で時間が経過、やっぱり湯めぐりの締めは天下の草

津温泉だわと、そう決めたので、国道141号線を小海町、

佐久市経由で北上、

軽井沢の星野温泉(ここも昔入湯しました)横の日本ロマンチッ

ク街道で峠越え、今日の141号線はゴールデンウィークのせい

か車が多く、予定よりここまで時間がかかってしまい、

そろそろ急がねば、

仕方なく峠で遅え~車を片っ端から千切って(すまねぇ)、

何とか夜7時過ぎに草津温泉大滝乃湯に到着。

天下の草津には源泉だけで100を越す数があり、

上諏訪温泉も湧出量は膨大でしたが、

それこそ草津の毎分何万リッターという湧出量は圧巻なのです。

おおむねPH2前後の強酸泉で50度~100度近い高温泉であ

り、映画クレヨンしんちゃんでも熱い湯=草津のような描かれ方

をされたりするほど、

高温泉は草津の象徴でもあります。

草津の町には18もの無料で入れる共同浴場があり、

地域の方が管理・清掃されており、

もちろんそれは地域の方々にとって大事な町の財産の湯なの

ですが、有り難い事に観光客も入れるよう、一般開放もされて

います。

そういった共同浴場の湯めぐりが、草津温泉では楽しいのです

が、3,4年ほど前から、どうも共同浴場に入ろうとすると、

地元の方のこちらを見る目が、

視線が冷たくなった印象なのです。

おそらく最近はマナーの悪い客が増えたからなんだろうと、

そういう面では温泉好きとしては申し訳なくもあり、

私も地域のお風呂に入れていただいてる立場ですから、

無料の共同浴場をやめ、遠慮もするようにもなってきました。

草津温泉は私の大のお気に入りであります。

長野に行こうが、静岡に行こうが、東京に行こうが、

かなり遠回りや方向違いなのに、とにかく大阪から東に遠出す

る時は毎回立ち寄る、

ほぼ毎年のように通っている温泉なのです。

そんな共同浴場は、それぞれ源泉が違っており、

特に私の好きな湯が、共同浴場「煮川の湯」の源泉なのです。

同じ強酸性泉でも、ここは暴力的な程ヒリヒリくるような湯では

なく、パワフルなのにまろやかさもある本当に良い湯なのです。

以前もひじの関節が痛い時に入ったら、すぐにウソのように痛

みが引いた事があります。今回ややアトピーが出てて、荒れて

いた腕の皮膚が、浴後に全くかゆくなく、キレイに治まったので

して、煮川の湯には特に特別な効果を感じてしまう自分がおり

ます。

しかし、共同浴場には最近やや遠慮気味にしておるので、

今回は有料の公衆浴場であります、大滝乃湯を選びました。

大滝乃湯はPH2の煮川源泉をメインに、それだけでは湯量が

足りないのでPH1.5の万代鉱泉と呼ばれる、

草津で最も湧出量の多い源泉をブレンドしてあるお湯なのです。

万代鉱泉は本当に荒々しいお湯で、入っていると肌がチクチク

ヒリヒリきますし、少しでも目には入ると沁みます!

草津温泉の湯の特徴でもある緑色の藻によって、

湯畑など緑のお湯に見えるのですが、万代鉱泉には特に藻が

繁殖しやすいのか、緑色に見える事が多いお湯であります。

ただ万代鉱泉自体、あまり人気は無いのでして、

草津好きにはキツイだけのお湯とか、万代は本当は草津の湯

ではないと陰口を言う人もいるのです。

草津そのものではなく、白根山の麓に沸き、湯量が多い事から

草津に引泉されているのが万代鉱泉なのであります。

中心地の湯畑から外れたホテルや旅館、巨大露天風呂の西の

河原などに注がれており、

今回の有料公衆浴場「大滝乃湯」にも内湯で打たせ湯として

万代が使われているので内湯の湯口から出る煮川の湯源泉

と混じる状態になってます。

大滝乃湯の露天風呂側には100%万代鉱泉がこれまで使わ

れてきたのです。

ただ、今回猛烈にヒリヒリ痛かった露天の湯が随分まろやか

になっているので、

もしや源泉が露天も煮川とのブレンドに変わったのかもしれ

ません(未確認)。

さて前置きが長くなりましたが、

大滝乃湯の特徴は煮川源泉由来の強烈な硫黄臭を伴う、

軽く白濁したお湯で、

この日1回目湯船に入った時には「アチィ、アチィ」連発ですぐに

湯船から出たのですが、ここから草津の不思議というか、

2度目に湯船に浸かりにいくと、

どういう訳か?もうそれほど熱さを感じないのです。

いや、それどころか全身が溶けそうで…、いや、なんちゅう気持

ち良いお湯なんだと!強酸性含硫黄・アルミニウム・硫酸塩・

塩化物泉のお湯が、それこそまろ~いお湯に感じ、

本当に良いお湯でありました。

熱いけど、それだけじゃない、何か特別なものがある!

草津とはそういう別次元の温泉なのです。

ちなみに、露天では桜が満開で、

華を見ての湯浴みもまたオツなもんじゃござんせんかっと!

この後、夜9時に草津を出て大阪へ帰るのですが、

帰り道は信州中野から上信越自動車道に乗る為、

志賀草津ルートの山越えか、

再びロマンチック街道で峠越えして碓井軽井沢ICから上越自

動車道に乗るか考えたのですが、

いやもうマッタリ気分のまま帰りたいので峠越えはやめて、

信州上田菅平インターまで下道をうねうね走りました。

そこから大阪目指して猛ダッシュのはずが、

夜9時草津発なので、深夜2時半帰宅を目標にしてたのに、

最後の最後に深夜12時過ぎた段階で、

名神が土日休日1000円にチェンジのせいで最悪のダダ混み

状態になり、

真夜中なのに大阪から関が原まで渋滞が繋がり、

仕方なく迂回路として瀬田東から京滋バイパス、第2京阪、

枚方から阪神高速を使ってなんとか深夜3時半には帰れまし

た。

この時驚いたのが自分の愛車クーペの燃費で、

初めてリッター17.5kmまで伸び、

V6、3リッターなのになんだか凄い燃費で、

高速区間500km走るのに給油したガソリンの半分しか減らな

くて、

中央道なんか猛烈に人に言えない速度で巡航走行してるのに、

なんちゅう燃費がいいんだと、

これなら途中給油無で東北地方北部まで行けるんじゃないか

と、夏前に予定している東北遠征に大いに期待した次第です。

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2009年5月 3日 (日)

温泉色々!

ゴールデンウィークの合間の平日を狙い、

久しぶりに温泉行脚してきました。

私は温泉が趣味なのですが、

おそらく入った温泉数は500湯(私自身はキャップと呼ぶ)、

は既に超え、もう実数は不明になりました。

数えてみても、途中で判らなくなるのでして、

たぶん800キャップぐらいは入ったと予想、

日本三大美人の湯(川中、龍神、湯の川)とか、

日本三大秘湯(ニセコ薬師、谷地、祖谷)とか、

日本三大古湯(道後、有馬、湯の峰)とか、

それらへの入湯達成が自分の知らぬ間に終わってたりします。

しかしこの世には、まだまだ自分の知らない行った事のない

温泉はまだまだ存在するのです。

温泉の為ならどこへでも、それが数少ない私の趣味なのです。

ブログに過去に行った温泉の事を書こうにも、

それこそ、いつ書き終わるや数が多すぎて判らずで、

写真もないので辞めました。

それより未来に新しい温泉が、

知らない世界が私を呼んでいるのです!

(↑本当に?)

①神通温泉

19052259_org

入り口付近に、ここのご主人が掘削した写真が飾ってあり、

湯が出てまだ10年そこそこの個人経営の風呂屋の温泉です

が、ウィキペディア大先生に記載もありで、

日本でかなり珍しい泉質のメタケイ酸ホウ酸泉だったか、

PH10.5の強アルカリ泉でもあり、

低張性の少しヌルヌルした、とろとろ気持ちの良い温泉であり

ました。

場所は阪和道上之郷IC下車、少し東にある府道を南下、

和歌山の県道62号線となる道で、

大阪にある犬鳴山温泉を通過して約3kmほど行ったところ、

県境を越えて既に和歌山県打田町となったところにあります。

その感想は、正直こんなにいいお湯が近くにあったとは…、

これは儲けたと、

トロトロ柔らかく、青みがかったキレイなお湯で、

アルカリ性だけになかなか湯冷めもしないのです。

その泉質は珍しい浸透性殺菌力があるとの事で、

水虫・アトピー・痔などに効果絶大だとか!

難をいえば、洗い場の数が少ないうえに、シャワーも弱いので、

体を洗う目的にはやや向いてません。浸かるだけがいいかと。

なお、土日にはかなり混むらしく、

あまりネットなどで広まって欲しくない温泉なのです(←なら書

かなきゃいいのに、なはw)。

男女とも内湯1つだけの作りで、

湯船の窓から外は清流が流れる景色で、

そこでは餌付けされたかわいいカモ達がエサをついばんでおり

癒される景色でありました。

入浴後、休憩所兼食堂で休んでいると、

ここでの名物料理はいのしし料理だとか、

他にもカモ料理がメニューにあり、

カモ!・・・カモ・・・、ああ、そうでしたか、合掌(チーン!)。

野半の里 蔵乃湯

F_kuranoyu2

ここは元々酒蔵なのです。

高野山系や葛城山系の豊富な伏流水をバックに、

江戸時代に創業を開始した藩御用達の由緒正しい酒蔵で、

それゆえ広大な敷地があり、

水が命とばかり自家掘削を繰り返して、

なんと深さの違いで5本もの源泉を掘り出したとか!

他に酒造り用の宮水といい、

掘ったら何か出てくるのが凄い土地なんだと!

平成になって和歌山県で最初の地ビール作りを始め、

敷地内にはフランス料理店や日本料理店、つまみ料理屋さん、

庭にオープンテーブルもたくさんあって、

様々な食べ物で日本酒や出来立ての地ビールが飲めるよう

になっていたのです(一部過去形)。

みやげに3種類の地ビールを買って帰ったのですが、

これがウマイのなんの!

各地で地ビールの飲み歩きをしてきましたが、

こんなにうまいビールなんて、めったにありやせん!

やはり本当の出来立てだからでしょうか。

F_kihokan

上の写真は地ビールの製造とフランス料理を提供してた気泡

館なのです、

なのに残念な事に、私が今回行った時には、

昨今の酒への風当たりの強さから、お客が減少、

日本料理店はウドン・ソバ屋になり、

フランス料理店の気泡館は茶店と軽食の店に改装中だとか、

他に敷地内に鍼灸院のようなものも作るらしく、

あまりにキレイな敷地内がさびれた感じで、

お客さんも少ない印象です。

さて、肝心の温泉ですが、

酒蔵を使った伝統を感じさせる建物で、

そこにある5本の源泉はまだ全て和歌山県に源泉と認められ

ていないとか、行政側の不手際があってとかの貼紙が…、

その中で1号源泉はカルシウム、ナトリウムなどのミネラル分

が日本で4番目に濃い療養泉の泉質なのだそうで、

海水より遥かに濃いので、サビ成分の湯の華をろ過して、

2号源泉、3号源泉の塩化物泉、重曹泉らとブレンドして、

内湯の大浴場にかけ流しで注いでいるとか、

なんと贅沢な!

とにかく高張性の濃い温泉なのです!

ヌルっとくる重曹泉特有の感触も少しあります。

4号源泉は露天風呂に注がれ、

あと宮水を入れたやたら透明度の高い有り難い水風呂があっ

て、

洗い場も多く、設備の充実度が素晴らしいのです。

ただ内湯と露天それぞれ1つずつの浴槽に源泉が5つも必要

あるのか、

またブレンドされてお湯の個性みたいなものは良く判らずでし

たが、

完全源泉かけ流しを謳い、療養泉質でもあり、

ちなみに飲泉してみた4号泉がまるで昆布茶のような味で、

ダシ入りのスープのごとく絶妙の旨さで、

温泉がこれほど旨いなんて、

マジでここは何かオカシイと思ったほどで…!

そんな何もかも素晴らしい施設も酒への世間の風当たり強く、

私が行った時にも、客は10人ほどでまばらな状態で、

なんだか世の中相当おかしいと感じるのでした。

また行きたい温泉であります。

ちなみに場所はJR和歌山線笠田駅から東、徒歩だと4分だと

か、

紀ノ川上流にあり、前述の神通温泉からも1時間以内で行けま

す。

和歌山県には名湯、湯の峰温泉に白浜温泉、南紀勝浦温泉

など有名温泉がありますが、

それ以外にも、阪和道和歌山インターすぐに花山温泉という

濃すぎて浴槽や湯の出口がすぐに鍾乳洞のようにミネラルの

酸化物が堆積するサビで透明度ゼロの凄い温泉もあれば、

最近市内に出来た、まだ行ってないですがスーパー銭湯で炭

酸含有量が日本屈指というものも出来たりで、

マイナーなところでも、

まったく侮れん県なのです、和歌山というところは!

和歌山含む紀伊半島南部地方はダテに世界遺産ではないの

でして、ろくに鉄道もなく、道路はその殆どが険道・酷道になり、

人が入るのを拒んできた地域なので、

紀伊半島南部にもし旅行しようという方は、

一部有名どころ以外は、心してくるのがいいかと、

そう思ったりします。

ちなみに東京から行くのに日本列島で一番到着までにかかる

時間がでかいのが和歌山南部なんだとか、

話が脱線しましたが、神通温泉・蔵乃湯ともに上等な湯で大満

足であります。

白骨温泉 白船グランドホテル

どういうわけか、和歌山の温泉に入った後、

突然信州の白骨温泉に入りたくなったので、

何の計画性もなく、そのまま車で行ってきました。

2,3年前、温泉偽装問題で有名になった白船グランドホテル

ですが、個人的にはなぜそこまで世間から攻められたのか?

そこまで悪い事をした感じには思えないのです。

白骨温泉は源泉内のカルシウムが空気で酸化して、

白く見えるようになると簡単にいえばそう説明されるお湯なの

ですが、

温泉自体はキチンとした源泉で、

それが源泉のコンディションが変わったせいで、

10年程前からあまり白くならなくなったという事で、

客が白くないとクレームを言うとの事で、

仕方なく草津温泉ハップという草津温泉の湯の華から作るハッ

プ(入浴剤)で色を付けてて、それが発覚したのですが、

源泉をきちんと入れてくれているので、偽装は偽装ですが、

そこまでの悪質には思えず、

伊香保の一部なんか温泉でない井戸水を沸かして入れて入

湯税を取ってたところもあったり、

湯を何度も循環してレジオネラ菌を発生させる入浴施設もあっ

たりで、それらの方がよほど悪質だと個人的には思うのです。

おそらく偽装事件から3年ほど、まだ客が少ないと予想し、

白骨温泉を存分に堪能したいと出かけてきました。

阪和道上之郷ICから松本経由で5時間で白骨に到着!

まずは公共の野天風呂へ。

道路から崖を下る階段で下に降りたところに男女別の露天風

呂があり、

男の側は崖上の道路から丸見えで、

私の入浴中にも3人の女性が私の裸体を見ている(気がした)

ので、仕方なくホレホレとアラレモナイ姿を女性方にサービスし

たのは勿論なのでありますw。

0000057560

道端にポツンとある自動販売機で500円の入浴券を買い、

そのまま崖をおり、

管理人のおいちゃんに渡すシステムで、

簡素な脱衣場で服を脱ぎ、さっそく温泉へ。

硫黄臭が漂い、含硫黄、カルシウム・マグネシウム塩化物泉

のお湯は石灰岩や花崗岩の層も通ってきただけに、

11マッヘのラドン温泉でもあって、

お湯は少し白濁してたものの、だからといってコクがあるタイプ

ではなく、見た目と違いサラっとしたアッサリ系のお湯でした。

泉温が低いので加温してるという事と、

塩素系消毒剤が入っているというのが残念なのであります。

塩素系殺菌剤は私は嫌いなので、

ただ循環はもちろんせず、そのまま排水との事で、湯の鮮度

は悪くない。

源泉の湧出量が少ないところでは、そのままでは雑菌の繁殖

にも繋がるので、キライだけど消毒剤の投入はまぁ仕方ない

かと、

大自然の中での野天と女性陣の見守る中での湯浴みは、

色々なものが満足でき(変態?)、

なかなかであります。

さて、公共野天の前にある観光案内所で、そろそろ疲れで力尽

きそうなので、どこか宿を紹介してもらおうと、

それで案内所に入ったら白船グランドホテルに空き室ありとあっ

て、

それで宿を確保しました。

偽装事件前なんか人気の宿で、予約が何ヶ月も前からでない

と取れないというあの人気はいずこへ、

寂れた感漂う、静かなホテルと化しており、

偽装事件でどうなったのか気になっていたので、

あえて普段とらない豪華型の宿にしたのです。

実際、本当に宿泊客が少ない、全国の温泉旅館・ホテルの評

価で上位入賞してた頃の面影は既に無く、

食事の相手をしてくれた仲居さんは派遣だとか…。

温泉については、屋内大浴場の泉質は

含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温

泉(硫化水素型)となっており、

公共野天の湯より非常にまろやかで良泉であります。

湯の注ぎ口には骨のように見えるカルシウムが固まった結晶

体がツララ状に延び、白骨の由来を感じさせます。

ただ、浴後肌がカサカサすると思ったら、ここでも塩素系消毒剤

が投入されているとか、

湧出量毎分240Lもあれば消毒剤は必要ないだろうと思うので

すが、一度不祥事を起こした手前か、これ以上不祥事を起こし

たくないからなのか、かけ流しなのに消毒剤というのが、

実に残念であります。

一方露天は別源泉で含硫黄-カルシウム-炭酸水素塩温泉の

泉質で、湧出温度が低い事から加温してあり、

なにか燃料のオイル臭のようなものが感じられ、

気になったのです。

またほぼ透明で、かすかに白いお湯は、

その湯の華が人の垢にも見えん事も無く、

おそらく多くの人には不潔感を感じさせるように見える湯だろう

と、温泉を知らない人にはそう感じさせるように思い、

これならむしろ湯を着色した方がいいかもと、そう感じました。

まろやかさも内湯より無く、なんだか悲哀に満ちたお湯だと、

憐れな源泉であります。

底にたまった湯の華を持ち上げるとゴムのようなゴミみたいに

見え、なんだかなぁと思ったのです。

本当ならこの湯の華は浴槽掃除した方が見栄えがいいのに、

掃除する人も赤字で雇えないんだろうか、

内湯に入る男性客はいても、露天に人は来るものの見た目の

悪さゆえか入らずで、

だから一人で露天を堪能し、湯を愛でてやりました。

温泉に罪は無いのに、人とはホント勝手なもんであります。

こうしてこの日は3つの温泉に入り、終わっていきました。

(一応つづく)

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2009年4月 9日 (木)

ビバ!温泉 その1 “温泉考”

今日もまた唐突に更新です。

なにせ最近はあまりに暇と余裕がないので、

書きたいタイミングと書ける時間的余裕が合致した時しか、

書けないのでして…、

てなわけで、

貧相な人間である私にもいくつか趣味がありまして、

その中でも温泉訪問とか温泉めぐりとかは、

自分の好きな趣味事の中で上位に位置するものであります。

昔はブログなど書くとか思わなかったから、

細かくメモを取ったり写真を写したり、

そんな形に残る記録が手元に何もなく、

だからこのブログにもあまり温泉の話題は出してませんが、

私は温泉が大好きなのです!!

温泉というのは真剣に探求すると実に奥が深いものです!

本当に素晴らしいものなのであります。

私の正体は目隠しで源泉に浸かって、ブラインドでどこの温泉か

当てる事が出来るほどの温泉通というかソムリエなのでして…

まぁ、そりは真っ赤な嘘なんですがね。

でも特徴ある源泉なら結構当てられるかとは思います。

今日はそんな温泉のまず入り口付近の事柄、

温泉をもっと楽しむ為に、

全部私が勝手に脳裏で思う体験上の事柄なんですが、

それらを適当に書き連ねてみようかと思っております。

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①源泉の素性について

最近は地元大阪でも、スーパー銭湯の類でたくさんの新規温

泉が誕生しております。

これは日本全国でも同様の傾向のようでして、

都市型の温泉、深く掘っての新規源泉開発が盛んであります。

近くで温泉が楽しめるのは良いのですが、

でも、私はこれに大いに疑問を感じるのでして、

大深度ボーリングによる温泉とは、井戸と同じなので、

大量に汲み上げる程、地盤沈下の問題はどうなのか?

それがまず1つです。

次に本来の温泉というのは水源があって、

例えば河川流域の地下や、湖の側、海岸近くとか、

積雪地の大きな山脈の雪解け水が地下に染み込み、

豊富な地下水が温められてとか、

そういった新鮮な水源があってこその温泉なのですが、

大深度にある温泉というのは水源を持たず、

遥か太古に雨水などが染み込み地中に閉じ込められて暖め

られたものなのでして、

それゆえ汲み上げても汲み上げても次々地中で新たな温泉が

誕生していく訳ではないので、

当然のこと、いつか枯渇するのではないか、

地盤沈下だけ引き起こして、温泉が枯渇するのではないか?

私にはそういう懸念があるのです。

そしてその源泉ですが、

本来、源泉というのは様々な泉質がある温泉ですが、

源泉に浸かると、どの泉質の源泉でもナルホドなぁ!

そうなのか!と思わせる良さが殆どの源泉に感じられます。

しかしながら、あまりに深いボーリングから湧出した源泉では、

特に1500m以上の大深度源泉には、

私の経験上で、良い温泉が少ない、実に少なかったと思うの

です。

温泉にも鮮度が大事なのではないかと、

個人的感想だと前置きした上で、

過去何度もそう思ってきたのです。

理想をいえば、太古から人間に発見され利用されてきたような、

温泉自体が勝手に湧出してるような自然噴出の温泉や、

昔の人が井戸を掘ってなどで偶然発見したようなごく浅い深度

の温泉ほど、

すなわち源泉が自分から外へ出たい、発見して欲しいの~と、

そんな何らかの源泉の意志を感じるような、自然湧出に近い

温泉ほど、

その源泉には「これは凄い湯だ!!いい温泉だ!!」、

そんな感想をもった温泉が多かったように思うのです。

もちろんボーリング掘削で出た昨今のスーパー銭湯などの温泉

にも予想を裏切るいい湯もあるにはあります。

しかし、掘る深度が深いほどに良い温泉にあたる確率が減って

いく、率直に正直にいえば自分の体験ではそうなるのです。

皆さん、新鮮な温泉の湧きたて、すなわち源泉かけ流しに入っ

てみましょう、その湯には素晴らしい力が宿ってるかもです!

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②塩素消毒について

数年前にレジオネラ菌感染が大いに話題になりました。

抵抗力の弱い老人や子供がレジオネラ菌に感染すると、

命にかかわる事にもなる怖い感染症であります。

その騒ぎ以降は行政の指導で、

源泉自体に殺菌能力を持つ強酸性の温泉や、

新鮮なお湯がそのまま湯船に流し込まれ、

あふれ出たお湯を再利用しない源泉かけ流し施設などを除き、

お湯を再利用するような循環泉施設では殺菌する事が強く指

導されてきました。

以前にも温泉施設の塩素消毒はよくあった事ですが、

最近はより高濃度な塩素消毒が多くなり、

まるでプールのような塩素臭のきつい温泉が各地で見受けら

れます。

塩素はバイ菌という生き物を殺すのです。

当然、有毒物質であります。

だから塩素消毒のきつい温泉に入るのは、

美肌効果どころか、肌が痛みます!

私の皮膚は軽いアトピーで敏感でして、

強力に塩素消毒されたお湯に入ると、効果てき面!

肌が一気にカサカサになります。

本来湧出量の少ない源泉に対し、見栄えの良い大きな温泉施

設を作ったが為に、

それが問題で少ない源泉を循環利用する必要に迫られ、

循環とは濾してお湯を再利用するので、消毒の必要があり、

また、その濾す部分や浴槽の掃除が行き届いていない施設に

レジオネラ菌が繁殖するのでして、

それを阻止する為多くの温泉で大量の塩素を投与するという、

特に村営や町営の公的な新規温泉施設の掃除が不十分でレ

ジオネラ問題が多発し、

そしてお上が殺菌を指導というのが、官主導の情けなさで、

温泉は再利用の為、湯が古くなり、そこへ更に塩素も加わって、

それはまさに肌を苛める為に温泉に入りに行くような、

そんな意味不明施設が増えてきて、嘆かわしい思いを感じる

のです。

肌だけでなく頭皮も痛むので、頭髪の薄い方要注意なのです。

もともとは源泉の湧出量に見合った温泉施設にしなかった為

にこんな事が起こってきたのでして、

ですから、塩素消毒の強い温泉は、私はお薦めできません。

その中でも特に!といっても個人的感想なのですが、

俗に美肌の湯と呼ばれる重曹泉、もしくは最近の呼び名では

炭酸水素塩泉とも呼ばれる泉質のお湯に関しては、

塩素消毒と併せる事で、何らかの化学的変質でもあるのか、

私の場合、特に肌が敏感になり荒れる傾向があるように思え

るのです。

先ほど殺菌力のある酸性温泉では塩素消毒は必要ないので

免除されていると書きましたが、

同じ殺菌力でも薬品の塩素には敏感に反応するのに、

天然の酸性泉では肌が荒れないのでして、

なんとも不思議なものなのですが、

そういえば以前、奈良の某スーパー銭湯へ行った際、

張り紙に当店は強力な塩素殺菌を行っているので衛生的だと

いう謳い文句を見つけ、閉口というか脱力というか、

そんな事もありました。もちろんその小奇麗な施設には2度と

行っておりません…。

結局、良い温泉には確かに美肌効果のあるものもありますが、

それは新鮮なお湯であってこそだと思うのです。

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③泉質による違い、基礎知識。

温泉には湧き出す土地の土中の様々な成分が色々溶け込み、

そこから多くの泉質が導き出されます。

PHでいえば中性のものや酸性のものから、

塩酸なみの強酸性のものもあったり、

そうかと思えば弱アルカリ性やかなり強いアルカリ性質のものも

源泉によって様々です。

PHが低い、酸性度合いが強い温泉は意外ですが、

湯冷めが早い、さっぱりした湯上りになりやすい傾向にあり、

逆にPHが高い、アルカリ度合いが高い温泉ほど、

湯冷めが遅い、いつまでもポカポカし、汗がいつまでも引かな

いような温泉が多い傾向にあります。

過去にPH10.5やPH9の日本では珍しい強いアルカリ性質

の温泉に入った事があるのですが、

入浴後6時間経過しても、まだ汗が出続けて眠れなかった、

そんな経験もありました。

逆に群馬の草津温泉に行かれた方はお判りだと思うのですが、

意外な程に湯冷めは早くさっぱりした浴感だったのではないで

しょうか?

あまりに強アルカリ過ぎるお湯は身体的に危険で、

有毒なのですが、

ほどほどのアルカリ泉には保温力が高いという魅力があります。

逆にこれは個人的私見で体験上の事なのですが、

美肌の湯と俗に呼ばれる重曹泉より酸性温泉にこそ、

美肌効果が高いお湯が多いと、私は体験上そう感じています。

酸で肌の角質が溶け落ちるからなのか、何なのか?

そこらあたりは専門家で無いので判りませんが…。

あと温泉には陽イオン物質から陰イオン物質まで、

様々な成分が溶け込んでおり、

溶け込む物質が多い、比重が大きい濃い温泉ほど、

浴感がまろやかになる傾向があります。

またカリウムやカルシウム、ナトリウムやマグネシウムなど、

俗にミネラルと呼ばれる軽金属類が豊富に溶けた温泉ほど、

温まりやすく!湯冷めしにくい!そんな特徴を感じるのです。

ではミネラル分が少ない温泉はダメなのかというと、

私の好きな奈良・十津川の湯泉地温泉は単純硫黄泉で、

やや甘いどぎつくない硫黄の香りがして、

草津などは硫黄に火薬の匂いが混じったような特徴的な香り

で、それもまた悪くないのですが、

湯泉地温泉は甘い硫黄香が漂うも実に心地良い良泉で、

ただ前述のミネラル成分含有量が実に少ない温泉で、

低ミネラルですが、硫黄によって浴感は本当にまろやかで、

低ミネラルゆえ湯冷めこそ早いものの、

軽いアトピーや軽い金属アレルギーの敏感肌の私には、

非常に肌に優しい湯なのです。

十津川にはその先に良質重曹泉の上湯温泉があり、

含食塩重曹泉のややミネラル成分が多い十津川温泉もあるの

ですが、

十津川温泉よりは湯泉地温泉の方が肌に優しいと、

私はそう感じるのです。

強いアトピーに悩む私の長女もここの湯は問題ないので、

もちろん、このあたりはその人の体質なので、

当然逆もあるかと、

ただ低ミネラルな泉質であっても、

渓流のように清冽で清らかな印象のお湯が多くあり、

成分が濃いだけが善い訳じゃない、

それはそれでありだと私は思うのです。

さっぱりした浴感の湯から、湯冷めしにくい浴感の湯、

成分の濃い湯もあれば、あっさりしたお湯もあり、

そのあたりも入浴時に吟味されると温泉めぐりはより楽しいかも

しれません。

では、本日はここまでに。

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2008年7月 5日 (土)

恐怖の奈良・和歌山!!

大阪在住の私にとって、

身近にある素晴らしい温泉といえば、奈良・和歌山へ行く

事になります。

しかし、奈良・和歌山はじめ近畿は大阪以外、

市街地を除くと壮絶!な地域であります。

東北や中部地方へ行った時、なんだ結構開けてますやん。

そう感じた程、この近畿は突出しております。

特に紀伊半島は三重を加え、通称日本のヒマラヤと呼ぶ方

もいます。

有名な日本三大酷道の1つもあります、

それ以外にも多くの道が酷道・難所なのであります。

素晴らしい温泉を紹介する前の儀式として、

もっと奈良・和歌山や近畿を知ってもらいたい。

今回はそういう内容であります。

まずこのリンクをクリックしてご覧下さい。

奈良県は面積のうち3分の2が村!

こんな県他にありませんぜ!!

温泉好きの私は年に2回は必ずこの紀伊半島方面へ行き

ます。

素晴らしい温泉ロード国道168号線沿いには湯泉地温

泉(とうせんじおんせん)、十津川温泉、上湯温泉、出谷温

泉、湯ノ峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉、さらには南紀勝浦

温泉へと続いていきます。

ちなみに上の温泉たちは勝浦以外、

源泉掛け流しが当たり前。火山はないですが、

硫黄の香り漂う上質な温泉が多いのです。

しかしこの奈良を南北に縦断する大動脈168号線ですら、

1.5車線道路なのであります。

最近は2車線化が進んで来ましたが、約10年前までは立

派な酷道でありました。

紀伊半島の恐ろしさを知らない他県の方は多いようです。

その恐怖を今日は存分に伝えまする!

まずはその168号線の4年程前にあった地すべり映像が

これです↓

それでは紀伊半島東西の大動脈のはずが日本三大酷道

と呼ばれる程落ちぶれた恐怖の425号線(しにごーせん)

の映像をご覧下さい。

Youtubeに少ししか動画が上がっておりませんでした。

あるものをいくつか貼ってみます。

○日本三大酷道 国道425号 十津川→龍神間 その1

○日本三大酷道 国道425号 十津川→龍神間 その3

上の映像はまだ集落に近い場所多く、

この道の真骨頂は表現できてませんね。

現実は相当酷いです。

この道は三重と和歌山を結ぶ東西約200kmの国道です

が、ほぼ全区間1車線!画面からは判りづらいのですが、

落ちたら死にそうな崖にガードレールが無い、ゴロゴロ石

が落ちてます。時々路肩が新鮮な崩れたて状態、

道の一部欠損も良くある事です。

ちなみに紀伊半島の多くの場所は携帯繋がりません。

民家も集落もめったに無い。

何かあったら助けを呼べない。

5秒に1回はコーナー、多くが死を恐れさせるコーナー、

そいつを200kmも走れれば、

運転に自信を得て、代わりに体力を失います。

2日ぐらい体が痛い!

ちなみに私は慣れておるので約6時間で走破しますが、

普通の方は8~12時間程かかります。

地図上で近いからと、ここに入ると泣きますぞ!

こちらは県道ですが、

●果たして突破可能?三重r603大杉谷海山線水呑峠

この辺りでは石や障害物が転がっているのは当たり前、

障害物は自分で処理します。その上通行できない事も

しばしば、何時間も走ってのUターンは泣きそうになりま

す。この道は大台ケ原近くを走ります。

大台ケ原は日本一の降水量を誇り、年中雨!

熊も余裕で出没。 山に入ると山ビルが、

血を吸う標的めがけ木からボタボタ落ちてまいります。

紀伊半島の道は酷道だらけ、自然が保護されてると同時に、

人の入らない場所も多い、手付かずで神秘的な場所が多い

ゆえに熊野古道は世界遺産に!

大きな山は少ないが小さな1000m級の山が群生!

山だらけです。

ゆえに山深く人を寄せ付けないものがあります。

決して他県の方は侮る事無かれ、事故って死ぬ事なかれ

と申し上げておきましょう。

道路を税金でバンバン作ってるらしいですが、紀伊半島に

その恩恵は殆ど来てない、どうなっているのか?

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